捨てられていた椅子を修理してみました。
廃棄処分されていた椅子ですが、木部はしっかりしており、バネもまだまだ使えそうでしたので、修理・回復をしてみました。
かなり古いもののようで、背のドテを除いてはほとんど原型を留めていませんでした。どのように貼られていたのかも不明でしたが、その構造から大方の見当は付きましたので、思い切ってやってみることにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/62/ced37b4fd0fb1519b1074f7f67fb4a16.jpg)
修理前の椅子の様子です。 藁で作られた背のドテは何とか使えそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/31/947071cd20b36bc4322388616c501b1c.jpg)
幸いなことにバネは一つも折れていません。 さすがに麻のテープは朽ち果てていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/00/7e7f5b8deb0cacaa0b721ce024e567eb.jpg)
脚の塗装も劣化が激しいです。 まずはここの塗装からかな・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e9/34f9c8d97bafc6fb52f0780873eb2516.jpg)
背にはおそらくコーヒーか砂糖の袋(ドンゴロス)が使われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/5d/c99df739ac570da788b2d42f455e4cdb.jpg)
麻のテープを張り直し、バネを取り付けました。肝心のバネを吊りあげた際の写真を撮り損ねましたが、バネは全部で16個あります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/a2/3bba0dff7927cdf2c329999c6650c32e.jpg)
バネの高さが高いので、バネの中間でも紐で固定し動かないようにしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/fe/d2e6b7bcbd5cda2d4dcbd2c1f629f899.jpg)
ヘッシャンを貼り、座面の基礎の基礎が出来上がりです。ここまでできれば7割がた終了って感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e3/8874648ee13cbb3bb9b5ae63fa43d7a6.jpg)
ヘッシャンの上にチップウレタンとパームヤシのクッション材をしきつめます。
写真はありませんが、背にはウレタンを落とし込み、クロ綿を敷き詰めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/55/5addf032b9cf8d84a5c6c70b0498e18d.jpg)
座と背にそれぞれ仕上げのウレタンを貼ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f2/131dbb0a938a7e7b3aa26301e260bdd0.jpg)
背を布でしわにならないよう覆い被せます。今回はモリスの「イチゴ泥棒(プリント柄)」を貼りました。 カーテン地として作られたもののようです。端切れのため柄合わせはできませんでした。 また、脚はポアステインでこげ茶に染色後、ラッカー仕上げとしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/6d/12c0e452492f4836ac54e6d7da4d65d8.jpg)
座は鏡の部分の型紙を何度かつくり、いらない布で一度縫製してから、本番に臨みました。今回の作業で一番難しかった部分です。
鏡にしわができてしまい、型取りの難しさを痛感しました。もしかすると鏡の布の方向を間違えたかな?何度縫い直してもしわが取れない・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/1c/1e08cbd4ee1a18f5820dcf959d283412.jpg)
背裏は下地用のシートを貼りその上に10㎜のウレタンを貼り、「イチゴ泥棒」をタッカーでとめました。タッカーの針を隠すため共布で帯を作り、鋲でとめました。
今回は一応これで完成とし、座面は後日再挑戦するつもりです。 今度は座も「イチゴ泥棒」にするかな?
あまり布をランプシェードにしてみました
廃棄処分されていた椅子ですが、木部はしっかりしており、バネもまだまだ使えそうでしたので、修理・回復をしてみました。
かなり古いもののようで、背のドテを除いてはほとんど原型を留めていませんでした。どのように貼られていたのかも不明でしたが、その構造から大方の見当は付きましたので、思い切ってやってみることにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/62/ced37b4fd0fb1519b1074f7f67fb4a16.jpg)
修理前の椅子の様子です。 藁で作られた背のドテは何とか使えそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/31/947071cd20b36bc4322388616c501b1c.jpg)
幸いなことにバネは一つも折れていません。 さすがに麻のテープは朽ち果てていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/00/7e7f5b8deb0cacaa0b721ce024e567eb.jpg)
脚の塗装も劣化が激しいです。 まずはここの塗装からかな・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e9/34f9c8d97bafc6fb52f0780873eb2516.jpg)
背にはおそらくコーヒーか砂糖の袋(ドンゴロス)が使われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/5d/c99df739ac570da788b2d42f455e4cdb.jpg)
麻のテープを張り直し、バネを取り付けました。肝心のバネを吊りあげた際の写真を撮り損ねましたが、バネは全部で16個あります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/a2/3bba0dff7927cdf2c329999c6650c32e.jpg)
バネの高さが高いので、バネの中間でも紐で固定し動かないようにしています。
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ヘッシャンを貼り、座面の基礎の基礎が出来上がりです。ここまでできれば7割がた終了って感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e3/8874648ee13cbb3bb9b5ae63fa43d7a6.jpg)
ヘッシャンの上にチップウレタンとパームヤシのクッション材をしきつめます。
写真はありませんが、背にはウレタンを落とし込み、クロ綿を敷き詰めました。
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座と背にそれぞれ仕上げのウレタンを貼ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f2/131dbb0a938a7e7b3aa26301e260bdd0.jpg)
背を布でしわにならないよう覆い被せます。今回はモリスの「イチゴ泥棒(プリント柄)」を貼りました。 カーテン地として作られたもののようです。端切れのため柄合わせはできませんでした。 また、脚はポアステインでこげ茶に染色後、ラッカー仕上げとしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/6d/12c0e452492f4836ac54e6d7da4d65d8.jpg)
座は鏡の部分の型紙を何度かつくり、いらない布で一度縫製してから、本番に臨みました。今回の作業で一番難しかった部分です。
鏡にしわができてしまい、型取りの難しさを痛感しました。もしかすると鏡の布の方向を間違えたかな?何度縫い直してもしわが取れない・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/1c/1e08cbd4ee1a18f5820dcf959d283412.jpg)
背裏は下地用のシートを貼りその上に10㎜のウレタンを貼り、「イチゴ泥棒」をタッカーでとめました。タッカーの針を隠すため共布で帯を作り、鋲でとめました。
今回は一応これで完成とし、座面は後日再挑戦するつもりです。 今度は座も「イチゴ泥棒」にするかな?
あまり布をランプシェードにしてみました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/c0/4329b54a2637f5a6f099521823f3f268.jpg)