椅子の張替え

鎌倉八幡宮のすぐ近くにある和風レストラン「静久」さんから、椅子の座面張替えのご依頼があった。静久の若女将は以前勤めていた会社でのお友達で、ご主人とも何度かスキーにいったことがあり、そんな関係で椅子の修理のご注文をいただいた。
「静久」についてはこちらをご参照ください
http://www.kcn-net.org/senior/tsushin/tgourmet/y07/0705hiro/index.html

椅子は座が取り外せるので、張替えは簡単だろうと取り掛かったところ、四隅の大小のカーブに皺が出ないように貼らねばならないタイプのもので、やや苦戦をしましたが、こういった場合の吉田師匠の教えを何度か頭に思い浮かべながら、何とかおさめることができました。


　張替えが終了した椅子。


　左は既存のチップウレタンに１５mmのウレタンをかぶせ、レザーで仕上げました。
　右は３０㎜のウレタンにレザーを貼って仕上げました。こちらのほうが皺が取りにくく苦労しました。
　

ダニエル家具の学校専攻科・途中経過

専攻科はいよいよ作品造りが始まりました。
ほとんどの方は材料を購入し、製材、木どり、パーツ造りの段階に入ってきました。
皆さん、昼休みや、３時の休憩も、先生が声をかけないと気付かずにいるくらい本当に熱心に作業を進めている状況です。

　小生は脚周りのパーツはだいたいめどが立ちました。面倒な斜めのホゾもなんとかできあがりました。　いよいよ最後の難関である大きくカーブした笠木の作成にかかります。

　お互いに助け合いながら作業を進めています。

　勢いあまって作業台を・・・・！　Ｋ西さん！材料が足んなかったら言ってよ！！

けやきのテーブル

テニスクラブの大先輩から欅テーブル作成のご依頼をいただいた。
欅の一枚板を持ってこられ、これを天板にしたテーブルを造ってくれとのご依頼だ。
欅板はかつて板戸の鏡板だったものだそうで、７００×７００、厚み２０強の一枚板だ。
表面がやや汚れているため、削りなおして欲しいとのことでした。さいわい反りはなく、厚みもほぼ一定であったが、との粉で目止めをし、何か塗料が塗られていたため、カンナは一発でぼろぼろに・・・・。
なんとか裏表削りあげたが、きれいな木目がでてきて、削りがえがあった。
脚と幕板は楢（北海道産）にした。脚は四方を削って先に行って細くなるようにした。
幕板と天板は駒止めで固定。
エゴマオイルで塗装し完成させた（拭き漆だったらもっとよかっただろうけど）。
天板の材料が良いので、非常にシンプルだけど見栄えのいいものができたと思っている。　御依頼主に気に入っていただけると嬉しいのだが・・・。

　テーブル全景

　天板。これだけ大きい一枚板はなかなか手に入らないだろう？

フィン・ユールに感激

ダニエル家具の病院にフィン・ユールの椅子が持ち込まれました。
病院に到着するや、職人さんたち全員に取り囲まれ、上から、下から、前から、後から、横からと、診断されました。椅子張り職人の一人、勝田さんもさまざまな角度から写真を撮っておられました。下の写真は氏からご提供いただいたものです。

小生は雑誌で見たことはありましたが、実物を目の当たりにするのは初めてでしたので、じっくりと観察させてもらいました。
さすがに名作・逸品と評されるだけあり、どこをとっても溜め息が出るほど素敵でした。
この椅子の特徴といえば、やはりアームの部分でしょう。ペーパーナイフのようなアームはこの椅子が「彫刻」と呼ばれる所以でしょう。アームと前脚あるいは後脚のジョイント部分の連続性もなんともいえなくイイ感じ！
座面を支えている後ろの貫は、現在作成中の椅子「MY601」の参考となりました。

地区センター祭り

地区センターの催しにボランティアとして参加した。
今回は「木の実で装飾品を作る」というもので、小生はもっぱら木の実に電動ドリルで穴を開ける係りでした。好評で用意していた材料が予定時間の半分ほどでなくなってしまいました。お母さんが子供そっちのけで頑張っていた御家族もおられました。昨年暮れに同じ地区センターで開催されたＫＫネットでの作品も載せました。松かさを使って「小さなクリスマスツリーを作成しよう」というものでしたが、こちらも大変好評でした。

　ブレスレット

　携帯ストラップ

　製作風景

　昨年暮れのＫＫネットでの作品

　ＫＫネットにて

ドレスアップ？

今日はイヌの情報です。
Ｋ野さんが提供してくれました。ペットの洋服やさんの看板犬などです。

　妙に似合ってるね

　これはネコ？

　やっぱり手前の二匹はネコですよね。それにしても、よくやらせるね！

　お正月に街で見かけたそうです。こちらの飼い主さんモ病気ですね！！