ネコとウッドクラフトと

現在ネコ14匹とウッドクラフトにはまっています

鎌倉近代美術館

2016-01-16 17:39:41 | Weblog
OTさんが鎌倉近代美術館が今月いっぱいで閉館となるから訪れるというので、お供させてもらった。

OTさんは建築士の資格をお持ちの女性なので、いろいろと面白い話しが聞けた。
この美術館は坂倉準三による建築物で、日本のモダニズムを代表する名作なのだそうだ。
なんでも耐震の問題で、閉館を余儀なくされたらしい。ということは閉館後に取り壊されてしまうのだろうか? 
後で、ネットで調べたら、さすがに取り壊さず、耐震対策をして存続させるらしい。その後の使用方法についてはまだ決まってないようだ。

この日は平日にもかかわらず、多くの人が訪れていた。 皆さん展示品を見に来ているというよりは、建物に別れに来ているようでした。
それほど多くの人たちに親しまれ、愛された美術館なのだろう。
私自身は数回しか訪れたことがなく、最後に来たのがいつだったかも思い出せないが、建物の大きさがちょうどよく、展示品をゆっくり見ることができた印象は残っている。  鎌倉の名所がひとつ無くなってしまうのは寂しい気がする。

 

美術館全景。 八幡宮の入り口方面から見た景観。水面に映る建物もいい。当然それも計算に入れての設計でしょうが・・・。ミュージアムショップの絵葉書には夜景が載っていたが、実物を観たくなるような美しさでした。  また、テラスに立つとその天井に映る池の反射光がなんとも幻想的な模様を描き出すようにも造られている(OTさんの解説)。



この金属製の手すりは坂倉が気に入った曲線になるまで何度もやり直させたという逸話が残っているそうです(OTさん解説)


正面から見ると3次元的にカーブしていることが解る。 たしかに職人泣かせだろ。



この手すりも、よく見るとずいぶんと複雑な曲面になっている。 どうやって造ったんだろう・・・。 手すり全体に全く継ぎ目がないので、御影石風にセメントで作ったんだろうけど、かなりの勾配だから乾く前に変形しないのかとか、固まった後に砥ぎだしたんだろうとかいろいろ想像してしまった。いつもなら見逃してしまうところだが、彼女のおかげで今日はずいぶんと楽しめた。




この水飲みもその空間も素敵でした。ここだけ切り出してオークションにかけたら即売だなと下衆のかんぐりも・・・。



展示室には坂倉が設計した家具も展示されていたが、いかにも建築家らしい両袖机が気になった。残念ながら撮影禁止だし、ネットで探してもいまのところ見つかりません。 長大作さん風の椅子が何点か目に留まったが、ネットで調べたら坂倉さんの傘下で働いていたらしい。
31日の最終日は日曜日でもあり大混乱となるだろうけど、感動的なラストになるだろうな。
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S広さんちのネコ

2016-01-13 23:57:21 | ネコ
11期生のS広さんがご自宅のネコの写真を送ってくれました。
左側がミケ、右側がトラちゃん。  17歳だそうですが若々しいね。 飼い主に似たのかな、ってほめすぎ?






ついでに我が家の子供たちの成長ぶりを。昨年夏から秋にかけて新参者として紹介した子供たちですが、こんなに大きくなりました。
手前がルイ、とっても好奇心旺盛で、しっかり者です。後ろの左側がレオ、身体は大きく力持ちですが、かなりのビビリ。右がはなです。はなはまだ相変わらず用心深く、捕まえるのには根気が必要です。 みんな今がいたずら盛りで、よくもまあ次から次へといたずらを探すものだと感心してます。

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ビバ!大船高校演劇部

2016-01-11 23:03:16 | Weblog
先日、大船高校演劇部の「ゴーシュ君、はい」という舞台を見る機会があった。
演劇の技術的、技法的なことを論じるほどの知識はないが、正直その完成度の高さにビックリした。高校生がここまでできるのかと・・・。
彼らの演劇への熱意の様なものが伝わってきて、本当に感動した。

ストーリーは宮沢賢治が作品づくりに行き詰って苦悩し、やがて新作を生み出すまでの様を「セロ弾きのゴーシュ」の物語と重ね合わせて展開していくというミュージカル喜劇(そういう分類があるのかもわかりませんが)仕立てのものだったが、いろいろ細かな演出がなされていたように思う。
賢治が書き物をする場面では左手で書いていた。おそらくフランス語の「ゴーシュ」に「不器用な人」という他に「左利き」という意味もあるからかなと勝手に想像した。ヨネと田吾作の掛け合いでは今人気のオードリーのネタを盛り込んだり、演じている彼らやおそらくそのPTAでさえ知らないであろう「シャボン玉ホリデー」で定番の寸劇で、ハナ肇とザ・ピーナッツの「いつもすまないねー・・・」「それは言わない約束でしょ」のくだりが使われるなど楽しませてくれた。そういえばタイトルも「たけしくん、はい」のパロディー?

賢治を演じた子はどの様なバックグラウンドの持ち主か知らないけど、大熱演でとても印象に残った。田吾作のちょっとスローモーなボケ役もなかなかで、会場の笑いを誘っていた。劇の進行役ともなる合奏隊の存在も効いていてとても存在感があった。
そしてカーテンコールでの座長挨拶と自己紹介の時には、思わず目頭が熱くなった。けっして年のせいで涙もろくなったからではない!

私は時間の都合でその後に展開されるスピンオフドラマの途中で会場を後にしてしまいましたが、最後まで観れないことがとても残念で、損をしたおもいになりました。

大船高校演劇部の諸君! ベタだけど感動を有難う!
すばらしい高校生活を送っているね。 必ずしも全員が演劇の分野に進む訳ではないと思うが、ここでの経験や友情は将来きっと役に立つし、この伝統を是非継承していってほしい。 そして周りの支援者への感謝も忘れずにね!  

君らのファンが確実に一人増えました!
  



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ヒメちゃんが星に・・・

2016-01-04 21:02:11 | ネコ
昨年の大晦日にヒメちゃんが静かに息をひきとりました。16歳でした。
この1週間で急に元気がなくなり、食も細くなり、最後の2日間くらいは口にするのは水だけでした。それでも意識はしっかりしていて前日の夜もに二階から自力で私が風呂に入っているのを覗きに来てくれました。これはヒメちゃんの日課で、私が風呂から出るまで、待っててくれ、一緒に二階の寝室に戻るのでした。さすがに最後の日は帰りは抱っこして戻りましたが・・・。
ヒメは2代目ママの忘れ形見ですから、これで2代目ママの子は居なくなってしまいました。時の流れを感じます。

ヒメちゃんはその名の通り「姫」で、気位が高く、そのうえ甘ったれで、他のネコのことなど全く気にせず、自分中心に世の中が(我々が)動いていないと気が済まないといった感じの子でした。寝るときはいつも我々夫婦の間に寝そべり、両方から撫でられるのが大好きで、その間に我々が他の話などしようものなら、プイッとお尻を向け抗議します。我々も面白がって「あーヒメちゃんゴメンゴメン」とか言ってご機嫌をとっていました。それももうできなくなってしまいました。寂しい限りです・・・。

ヒメちゃん、安らかに


在りし日のヒメちゃん。  専用の椅子に座ってご機嫌
コメント (1)
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賀正

2016-01-01 09:34:08 | 木工作品
あけましておめでとうございます!


みなとみらいで購入した「お猿さん」我が家のねこたちにかこまれています


正月恒例のダニエルのイベントが9日から11日まで開催されます
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