昨年末から「まる」の左耳付け根に腫物ができていた。
経皮的に抗生物質や消炎剤を投与していたが一向に効果がなく、食事もままならなくなり、削痩もひどくなってきた。
14歳という年齢からも、あきらめかけていたが、わずかの望みを託して希望が丘動物病院をたずねた。
大変丁寧な触診と、血液検査、組織検査などの結果、クリプトコッカスに感染していることが分かった。猫エイズや白血病ではないこともわかり、入院加療することにした。
体重が2㎏弱になってしまった「まる」。食事は生のマグロしか食べません。
耳の下に大きな膿瘍ができており、どうやら口腔内に貫通しているらしい。この傷口から真菌の一種「クリプトコッカス」がみつかった。キノロン系の抗生物質が有効とのこと。こまめな洗浄が必要なため、入院することとした。
希望が丘動物病院
ご自宅用の玄関にはこんなすてきなウェルカムボードが
その後、先生方の適確で懸命な治療のお蔭でみるみるよくなり、一時1.5㎏まで落ちた体重も1.9㎏まで回復してきた。膿瘍の傷跡も小さくなり、洗浄の必要もなくなったので、退院し、現在は通院しています。まだまだ予断は許さない状況ではありますが、「まる」は治療されることを嫌がらず、注射などにも懸命に耐えています。きっとよくなると信じています。