ネコとウッドクラフトと

現在ネコ14匹とウッドクラフトにはまっています

逗子に斉藤さんの工房がOPEN

2014-08-31 06:52:58 | 木工作品
ダニエル家具の学校4期生の斉藤さんが工房をたちあげました。
場所は下図の地図に示しましたが、逗子市沼間というところです。
京浜田浦かJR東逗子から徒歩で15~20分程度のところです。
車ですと横横の逗子インターで降り、田浦方面に向かうとすぐの場所にあります。
徒歩にしろ車にしろ「湘南の凪」という看板を掲げたビルがわかりやすい目標になります。そのビルの脇にある急な坂道を下った先に工房があります。
工房はレンタル工房としても一般の方に開放しており、事前に連絡すれば有料で使用することができます。

工房付近の地図


目印の湘南の凪という社会福祉法人ビル


工房外観。 まだ入り口付近には廃材の山が・・・。 中にはまだまだ使える材が・・・。


工房入口でマスコットのフジちゃんが出迎えてくれます


工房内部の様子です。 作業スペースは80平米程でしょうか。 それとは別にデスクワークできるスペースや休憩できるスペースもあり、もお少し片付けば、かなり広いくて使い勝手の良い工房になるはずです。


工房内部2。奥の方にある休憩スペースはその気になれば寝泊りできます。


床はナラの無垢材が張られています。小生も床張を少しだけ手伝いました。 上り框を取り付けることになっています。



それでは主な機械の紹介をしましょう。

角ノミ盤


昇降盤(ホゾ取り付き)


手押鉋と自動鉋の一台二役の機械。 手押しの幅は250mmほど。


帯鋸盤。 100mm程の刃が付いていますので材料を割ったりするのに威力を発揮しそうです。


旋盤


ほかにかなり大きなプレス機もあります。ちょっと使い道が思いつきませんが、多分ベニヤ板状の物を自分で作れます。


8/30にお披露目会があり、小生も参加しました。その時のスナップです。
続々と仲間がお祝いに駆けつけました。 緑色のシャツを着た方が斉藤さんです。



気になる使用料金ですが、おおむね以下のようになる予定です。

1日使用料 1500円、ただし料金支払い時に別途1000円が必要となります。
ですから、使用するごとに支払うと1500+1000=2500となり、2500円/日となります。
仮に6回分を事前に払うと1500×6+1000=10000で、約1700円/日となるわけです。

皆様のご利用を是非にとおっしゃってました。 ただし、弁当と怪我は自分持ちということで・・・。



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古い引出のリペアー

2014-08-28 17:09:45 | 木工作品
納戸を整理していたら古いなつかしい小さな引き出しが出てきました。
父が使っていたものを母が引き継ぎやがて忘れ去られていたものでしょう。子供の頃に見た記憶があります。
恐らく戦後間もないころの物ではないかと思います。
我が家は空襲で焼きだされていますので、どんなに古くても戦前の物は無いはずです。
取っ手を止めているネジの頭がマイナスなのと、インデックス用の金具から昭和の20年代、30年代の匂いがします。
ベニヤ合板などがまだなかったのでしょうネ。抽斗を開けると中は無垢の杉板で作られております。
充分使えそうです。
せっかくだから、修繕してみることにしました。

砥の粉で目止めし、着色塗装されているようです。大きさはB5が入る程度。A4は無理。 これも時代を感じさせます。


取っ手はマイナスネジでとめられています。


インデックスを差し込む金具も昭和っぽいですよね。


中はとてもきれいで、十分使用に耐えれそうです。


さすがに外回りは傷だらけですし、クラックもみられます


鉋で一皮むいてみました。朴か桂のようですが、あまり質のいい材料ではなさそうです。節などを塗装で隠しているようです。
墨付けの際の毛引きの跡もくっきりと・・・。  もしかしてあまり腕のいい職人の仕事ではないのかな?


オット!釘が顔を出しました。もしかして素人の作品・・・?


抽斗前板を削ると中央に穴の痕跡が。 もともとは真ん中にねじ込み式の取っ手が付いていたが、何かの都合で(すぐ抜けてしまったとか)上の写真の様なタイプの取っ手に替えたのかな?  きっとそうに違いない!



それでは前の穴を利用して新しい取っ手をつけることにしましょう。
  
なかなかいいじゃん!  隙間にはパテを詰め込んで、砥の粉と絵具を混ぜたものを塗って仕上げてみようかな・・・。


仕上がったらブログにアップします。
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3Dアートに挑戦

2014-08-25 11:20:02 | 木工作品
今年の夏はさんざんでした。8月のしょっぱなに脱水症になってしまい3日間点滴を。そのあと夏風邪をひいて、これがなかなか治りきらず、今日に至っています。年のせいでしょうね。

そんなわけで、テニスや木工もできず、もっぱら家の中でできる作業をやっています。

当然You tubeへのアクセスも多くなり、偶然3Dアートの作品に行き当たりました。

もともとだまし絵などが大好きな私は、早速、真似を・・・。

なかなか難しく、試行を重ねること5回、なんとか観られるものが描けました。




Take 5の作品です。 A4の紙に描き、絵に沿って切り抜きます。


それを別の角度から見ると・・・・。 なんとなく浮き上がって見えませんか。


色をつけてみました。  これが絵を真上から見たところです。 並べて置いた鉛筆と比較してみてください。


少し視線を下げてみたところです。


更に視線をさげると・・・・。


そして更に視線を下げます。 キューブが浮いてるように・・・。


キューブの左下の端が見えるように更に鋏をいれてみました。 より浮いてみえますかね・・・。

あとは被写体をいかに本物っぽく描けるかと、影をいかにうまく書くかということですね。 それはちょっとやそっとでは・・・。
弱った体でもできる面白い体験でした。

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下駄箱上置き作成

2014-08-01 12:52:39 | 木工作品
下駄箱の上がいつも雑然としているので、整理整頓ができるよう小物が収納できる上置きを作ってみた。
材料は、栗のデッキ材を活用。かつてネットで購入しておいたアウトレット品。デッキ材ですので家具用の材と比べるとやはり見劣りするが、製材し、いいとこどりをすれば、そこそこの材となります。

今回は工房若葉(後述)に導入した卓上型の昇降盤(軸傾斜盤)の精度確認も兼ねています。




こんな風に仕上がりました。塗装は未決です。
屋外で作業を強いられる私の工房では、雨や猛暑に影響され自宅での作業がはかどらず、完成までに随分と時間がかかってしまいました。
材料は本体が栗。  取っ手とちぎりはマホガニー。 台輪はタモ。 大きさ:約900W×280H×400D


ビューロー風に仕上げた部分は帆立と天板を留めで接合しました。留め加工には卓上型の昇降盤を用いましたが、その精度はなかなかのようです。


留めの部分はちぎり留め接ぎとしました。ちぎりは断面を裾広がりにし、補強もさることながら意匠的にも凝ってみました。この部分は機械が使えず、治具を作成し手加工で行いました。


ビューロー風部分の扉を開いたところ


抽斗は三人家族分+1としました。それぞれ、各人のメガネやらキーやらパスネットやらを収納。+1部分ははんこやクリーニングの通い帳などでを入れるつもり。


台輪部分はタモ材で以前に加工しておいたものを利用。加工したままほったらかしにしてあったものがようやく日の目を見たわけです。


下駄箱の上にのせてみました。少しは整理できるかな?



<<工房若葉について>>
工房若葉はダニエル家具の学校の在校生やOBの強い要望もあり昨年末に伊勢原工場内に開設されたレンタル工房です。
工房の責任者は6期生の三枝さん。 
事前予約制で、中級卒業以上の方であればどなたでも使用できます。 料金などの詳細は学校事務局にお問い合わせください。

ここでは、大きさなどに制限はあるものの、自分の好きなものが造れます。造り方の相談や指導も受けれます。
皆様、是非一度遊びに来てください。
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