ネコとウッドクラフトと

現在ネコ14匹とウッドクラフトにはまっています

小鉢作成(専攻科・旋盤実習)

2010-11-30 09:55:09 | 木工作品
ダニエル家具の学校初級の助手をしていたためしばらくお休みしていた専攻科に顔を出しました。今回はダニエルの挽き物職人「立原さん」のデモンストレーションおよび実習でしたので是非とも出席したかったのです。熟練の職人技は見事で、「一日中見ていたい」そんな思いにかられるものですが、立原さんのそれも「すごい!」・・・。
残念ながら小生は時間がなく、実習の手ほどきは受けれなかったのですが、「片持ち」の色々な手段を実演していただき、自宅で早速試みてみました。なお、講義の詳細はダニエル家具の学校のブログ(http://blog.goo.ne.jp/kagunogatukou/)に掲載されています。

今回は小鉢作成に挑戦しました。
 まずは高台をつけた裏側を作成。
次にこの高台の内輪にぴったりフィットする凸状のものを別の材料で作り、そこに高台をはめ込み、表面を掘り進めます。驚いたことに、たったこれだけで十分固定でき、切削中に材料が外れることはありませんでした。金属のチャックで固定するのと違い、固定箇所に傷がつきません。この方法なら作品を仕上げてからもう少し手直しをしたい時などに有効ですし、高価なチャックを買い揃えることも必要なくなります。

 今回の小鉢は外縁を曲面に仕上げ、その内側も丸くえぐることにしました。このえぐる作業がなかなか難しく、てこずりました。ここんとこ立原さんに聞き損ったー!!

 もう少しきれいに削ろうと欲をかいたら、刃物が引っかかってしまい、大怪我。
その後、慎重に削り進めてなんとか完成させました。

 完成した小鉢です。 材料はカバザクラ。直径が12センチ程です。

追記
先日作成した茶筒も整形してみました。
茶筒の蓋に合わせた受け(凸状のもの)を作成し

茶筒の蓋が薄いので、外側に合わせて穴をあけ、固定したほうが良かったかもしれない。

受けはややきつめに作り、蓋をはめ込みます

整形開始。蓋と受けの接合部は3~4ミリ程度ですが、全くがたつきません。
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ハスキー逝く

2010-11-20 23:08:21 | ネコ
18日21時11分、長老のハスキーが静かに息をひきとりました。
前日の夜は、食欲もあり、椅子の上に乗ったり、そこからひらりと飛び降りたりしていたのに、18日の朝は、なかなか起きてこず、既に後ろ足が利かない状況になっていました。それでも少し食事もし、もしかしたら持ち直すかとも思っていたのですが、昼前には息も絶え絶えになってしまい、ハスキーの危篤を知って飛んで帰ってきた娘にも見守られながら逝きました。19歳と一か月でした。
口内炎が悪化し、右頬の肉が壊死し、やがてその炎症の影響で右目も失い、大げさに言うと顔半分が無くなってしまったような状態で2か月以上も頑張ったのです。特に最後の一か月は鬼気迫るものがありました。ちょうど母が腸閉そくで入院していた時期でした。そして、母の退院の翌日それを待っていたかのように逝ってしまいました。今度も奇妙な偶然が重なりました。

 庭の真ん中に埋葬しました
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皿:習作

2010-11-10 17:59:21 | 木工作品
旋盤で直径が14センチほどのお皿を作ってみました。
材料は栃の木。初めて使う材料でしたが、比較的工作しやすい材料でした。

 きれいな木目がでました。回転して作るのでどうしても逆目が出てきます。相当に切れる刃物でないと逆目が止まりません。カバザクラ等と比べると特に栃は顕著のような気がします。それにしても広い面を凹凸なく削り出すのはなかなか・・・・。

 横から見ると逆目が目立ちます。まだまだ未熟じゃ!

 皿の裏側。先にこちらを加工。
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