隙間家具 パッチワーク風扉

材料ありきで作った隙間家具です。
今回の目玉は片開きの扉です。
６ミリのベニヤ板にウェスタンレッドシダー、サクラ、タモ、ローズウッド、マホガニーなどの端材をパッチワークの様に貼り付けて作ってみました。
引き出し前板もタモ、クリなどの端材で作っています。取っ手はマホガニーにウォルナット、赤、黄、緑などの水性ステインで色を付けています。
本体部分の脚はナラ、天板はタモ、側板（鏡板）はナラのベニヤで、いずれも以前何かを作ろうと製材したものの、途中で頓挫し、ほったらかしにしておいたものです。
大きさ：900ｈ×520ｗ×200ｄ　　　玄関ホールの壁に押しつけて使う予定です。



パッチワーク風の扉。初めての試みですが、けっこう気に入っています。実は友人のＯさんのアイデアで、パッチエワーク風扉付きの家具を作りたいとの相談を受け、それでは試しに創ってみましょうと始めたものです。


片開きの扉部分の内容量は横にしたティッシュボックスが９段積める大きさです。
引き出しは上２段は印鑑などの小物入れ。　その他はハンカチーフを四つ折りした大きさになっています。



引き出し前板は表面が僅かにカーブしており、上下の角をほぼ４５度にカットしてます。
前板と側板は包あり組で組んでいます。

大人の木工教室 続編

教室に参加くださったＳさんから、ご自宅でさらに手を加えて完成した椅子の写真を送っていただきました。

トトロの椅子です。　　なかなかかわいいですねー!！

眼や胴体の模様は別の木（ローズウッド）で象嵌されています。

座面の上の小作品は背板の切り落としで作ったそうです。

この方は家具の学校の卒業生。　さすが！！
初級で作った道具箱も映ってますね。

大人の木工教室

横浜市技能文化会館とダニエルの協賛で開催する椅子作り教室も今回で4回目となりました。毎回好評で、今回もキャンセル待ちが出るほどでした。
リピーターの方も何人かいらっしゃいました。　この企画の提案者としてはホットしたところです。

回を重ねるごとに背板の厚みや、脚の太さなどもより加工しやすくするなどの工夫を加えてきましたし、指導をする我々にも余裕が出てきて、ある程度の範囲内ではありますが、個々人のご要望にもお応えできるようになってきました。

また。来年3月頃に実施を計画しています。




出来上がった作品を前に集合写真を。　　この写真からも、参加者の満足度や雰囲気の良さが伝わるのではないでしょうか・・・。


少し作品を紹介します。



Ｏさんの作品。　　お花をモチーフに・・・。　　生け花の先生をされているとか・・・。



Ｎさんの作品。　　ご夫婦で参加をしていただきました。　　椅子張りの教室にも参加された方です。



Ｍさんの作品。　　この方はリピーターの方で今回が3回目。　　さすがにこんな複雑な造形もなんのその。ひまわりをイメージしたのだそうです。　



Ｏさんの作品。　こちらも2度目の参加の方。　お孫さんが2人いらしゃるのでどうしてももう一つということでした。　実は大学の同級生で少し前に大病を患い、このイベントの直後に体調を崩し、現在入院加療中。　　心配です！




同時開催された手作り市のダニエル家具の学校のブース。毎回、卒業生が丹精込めて作った作品を格安で販売しています。