2020オリンピックが1年延期でIOCと日本政府が合意したという速報が流れた。予想通りだ。いいことである。ただし、それによっての大きな経済的な負担はどれくらいなのか、そしてそれは誰が払うのかは明確になっていない。これを明確にしてほしい。
心配なのは安倍晋三氏なのだ。安倍晋三氏は自分の人気取りのためならばなんでもしてしまう。だから日本が経済的な負担をすべて背負うから1年延期してほしいと言ったのではないかという心配をしているのである。
安倍晋三のシナリオは、もしそれによって何か言われたら「アスリート・ファースト」と答えるわけだ。そしてそれでもだめならば、「オリンピックの成功が一番の経済対策だ。」と言う。そういう流れを作るのが得意なのだ。もちろん田崎史郎氏という世論操作専門家を使ってである。
安倍晋三氏がこれまで誠実に政治を行っていたのならば、こんなことは言わない。オリンピックの成功を私も無条件で祈るだけだった。しかし、今となっては違う。そこにごまかしがあるのであれば絶対に許せない。そしてそこにごまかしがあるのではないかとどうしても思ってしまう。
注意して見ていく必要がある。
「オリンピックの理念と目的」を実現するための努力であれば拍手を送りたいのですが、そのオリンピックを別の目的を達成する手段に捉えられてしまうと最悪ですね。
お祝いのスピーチで、自己紹介の延長から長々と自分のことを喋る人いますね。
全てとはいいませんが、そんなおめでたい場でも「選挙運動のチャンス」とばかり張り切る政治家さんは多いです。
その政治家さんのトップに君臨するのが、安倍首相でしょう。
どんな場でも自己アピールの場と考える。
すでに矢が折れた感のある政策を、自ら「アベノミクス」と呼んでいることでも解ります。
貴兄の「ボクちゃんシリーズ」にあるとおりです。