我々は「アベノミクス」という言葉に踊らされてきたが、ここに来てその化けの皮がはがれた。いやそれどころではない。「アベノミクス」によって打てる手を失い、経済が崩壊するのを待つだけという危機と直面しているのである。
今、新型コロナウィルスの影響で世界は異常な状態になっている。その結果、世界的な株価の下落が続いている。きのうはとうとう20,000円を切ってしまった。今朝、アメリカの株価の異常な下落が伝えられた。これは一時的なことではあるまい。新型コロナウィルスが終息しない限りもとにもどることはない。
こんな時こそ、打てる手を残しておかなければならなかった。しかし長年続いた低金利政策のために、効果的な手段はもはやない。いざというときのために金利を少しでも上げておくべきだったのに、政権のわがままのためにそれができなかったのだ。
日銀の黒田総裁も、安倍晋三氏ももはや運を天にまかせている状態である。本当に石をぶつけたくなる。
しかし忘れてはいけない。そう、こんな人たちに政権をまかせたのはわれわれなのだ。この苦難を引き受けなければいけないのは、自分自身だ。
そう考えなければ怒りは収まらない。
今国債の残高は途方もない量になっています。
成長政策がうまくいかず、目先の選挙に合わせて「減税」し国債で補填していたからです。(減税で票が取れることも悲しい現実)
しかもその減税は「中間所得層」に厳しい。(低所得層は軽減措置をしているが消費税増税で結果厳しくなっている。相対的に高所得者層と大企業に甘くなった)
アベノミクスはレーガノミクスのパクリで、レーガノミクスはその後を見ると失敗に終わっています。
やはり記録を残さない現政権は、過去の失敗を繰り返すのだと思いました。
そのうち国債バブルがはじけてぼろぼろになるのが心配です。
でも、「小沢一郎氏 森雅子法相『腐った頭しか見ていない』…黒田総裁に『万死に値』
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200306-00000182-dal-ent
この記事は気持ちよく読みました。
国民が皆、このような感覚を持ったらな、と思うことです。
藤井裕久氏は「僕はそもそもアベノミクスという言葉自体を使ったことがない」とテレビでも繰り返し語っていましたね。
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http://seikaiourai.jp/1506/150601.htm