朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』についてネット上で批判的なコメントが多いようだ。確かにご都合主義的で安直さがあるのは否めない。しかし肩が凝らないドラマであり、毎日見るドラマとしては好ましいドラマである。
主人公が明るく前向きであり、エピソードも単純だが無理がない。展開も速く、飽きさせない。暗くなるような理不尽さもない。役者さんがみんな安心して見ていられる。
批判的な意見の多いのは、前作の『カムカムエブリバディ』があまりに出来が良すぎたためにハードルがあがってしまったからだと考えられる。しかし毎回、あのような力の入ったドラマを作ろうとしたら、製作者もたまったものではない。プレッシャーでつぶれてしまう。
「朝ドラ」は注目度が高い。製作者も大変だろう。ただしあまりがんばりすぎると後が大変だ。私にとって「朝ドラ」はあまり肩の凝らない、単純で明るいものがいい。
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