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「教育」に関わる利権が不正の発信源になっている

2018-07-05 10:32:38 | 教育
 文部科学省の私立大学支援事業の対象校に選定されることの見返りに、自分の子を大学入試で合格させてもらったとして文科省科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者が受託収賄の疑いで逮捕された。加計学園問題に続き、この事件である。森友学園問題だって教育に関する問題であった。もはや教育が不正の発信源になっていると思われてもしょうがない。情けない話である。そして許しがたい話でもある。

 私は昨今の教育改革の流れに疑念を感じていた。私は今日の教育に大きな改革が必要だと考えていた。だから高大接続改革などの改革に大きな期待を寄せていた。しかしながら大学入試改革における英語の外部試験の導入や、国語の記述式の導入に関する様々な問題点が浮上してくる中、現在は早急な改革に対して反対する気持ちになっている。現場が追い付いていないまま、上からの命令でただ進行しているだけだからである。この無理なスピードは、おそらく民間企業の思惑が絡んでいるからであろう。そこに官民の癒着があるのではないかと疑念が生じてくる。まじめな改革がいつの間にか金儲けの道具に変化してきているのだ。

 教育というと「お金」と一番無縁のように感じられて、真面目に行政が行われているように感じるかもしれないが、現在の教育は「金」を中心に動いているようにしか見えない。昨今の行政の不祥事がそれを示しているのだ。

 野党議員もマスコミももっと文科省をしっかりと監視してもらいたい。そして本当の意味でいい改革になるようにみんなで協力してもらいたい。
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