とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

『ドラゴン桜』は雑だった

2021-07-01 06:07:19 | TV
 ドラマ『ドラゴン桜』は楽しく見ましたが、残念な部分もありました。それはストーリーが雑だったということです。

 そもそもあんなに簡単に東大に入れるはずがありません。東大に入るためにはそれなりの持って生まれた能力が必要です。どんな人間でも東大に入れるわけではありません。しかも勉強方法も安直で特別なものではありません。スタディサプリで勉強させるというのも、「リクルートの宣伝か」と思ってしまいました。
 
 とは言え、これはドラマなので、この程度の誇張があっても目くじらを立てるようなことではありません。

 問題なのはドラマの展開が雑すぎて無理があったということです。降ってわいたような学園売却自体が無理があります。それはいいとしても東大に5人入ったら理事長が辞任するというのも設定が無理です。そして学園売却が失敗するのもこじつけにこじつけを重ねて、最後は隠し撮りという安直すぎるものでした。さすがにお粗末です。ドラマの展開自体がいい加減というのは、作品の質がひどいということです。

 最終回に豪華なゲストが出るということで視聴率が高くなりました。視聴率が高かったということで、ネット記事は称賛の嵐です。「勝てば官軍」という雰囲気です。

 しかしここまで雑に作ってしまったドラマをそこまで称賛していいのでしょうか。雰囲気に流されているだけではいけないような気がします。雰囲気に流されて正しい評価がなされなければ、安易な方向に流れてしまいます。

 言うべきことは言っておくことは大切なことです。しかしそれができない世の中になっているような気がします。
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