本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

組織内モチベーション管理2 : プロフェッショナル#42

2007-03-22 00:59:21 | プロフェッショナル
モチベーション・リーダーシップ 組織を率いるための30の原則

PHP研究所

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◆それでは、リーダーのマネジメントする領域は?
<続き~>
■「環境マネジメント」で市場を支配すること

次に顧客の購買動機をマネジメントする必要がある。
顧客が商品を購買する理由としては、大きく以下の4つが考えられる。
以下の動機〈モチベーション〉への対処方法と、それに伴う「顧客価値」の強化が必要となる。

1.機能型モチベーション
【顧客モチベーションの誘発策】
マーケティングと商品開発の強化。
☆人材の配置に関しては、「企画業務」「開発業務」に優秀な人材をシフトしなければならない。

2.条件型モチベーション:
商品やサービスの価格、支払い条件、納期など
【顧客モチベーションの誘発策】
家電量販店に見られるように、周辺競合のリサーチをリアルタイムに行い、その優位性を顧客に短期サイクルで提供することが必要。

3.人材方モチベーション:
そのサービスを扱う人材にある場合。
【顧客モチベーションの誘発策】
前線で顧客に価値を提供する人材への投資と、それを引き止めるための評価、報酬の見直しが必要。

4.企業型モチベーション:
その商品を扱う企業のブランド価値
【顧客モチベーションの誘発策】
自社ブランドイメージの向上のための宣伝広報。

◆それでは、従業員がモチベーションを感じる要素とは?
現在は、企業と個人がお互いに「選びあう関係=人材流動化の時代」ということもあり、リーダーは以下の項目に対して、メンバーが「どのファクターを重視し、どのファクターに不満を持っているのか?」を分析することが必要。

【企業の魅力という側面から】
1.会社の基盤い対する安心
2.理念や戦略に対する共感
3.事業内容に対する興味
4.仕事の醍醐味
5.組織風土との合致度
6.人的な魅力
7.施設や環境
8.制度や待遇での納得感

【上司の魅力という側面から】
1.情報提供
2.情報収集
:マネジメントをされる側として、内外環境を踏まえての、自分の課題、取り組みの評価がなされているか?
3.判断行動
:適切な評価
4.動機形成

【職場の魅力という側面から】
1.顧客接続
2.目標達成にむけての社内風土
3.意欲相乗
4.業務効果:
仕事の成果を高めるための情報・ノウハウの共有の仕組みがあるか?

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