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本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

アイデアとの出会い方

2014-02-13 01:53:46 | 進化。2013。2014。脱皮。
発想の技術 アイデアを生むにはルールがある
クリエーター情報なし
朝日新聞出版

世界中で仕事観、行動観が変化し、その目的は生み出すこと、となった。
▶自ら答えを出していくこと。
▶既存のものに染まっていないアイデアを出すことで、いろいろなことを変えることが出来る。明確な違いを生み出すことが出きる。

<アイデア:問題を解決し、継続的に世の中を動かすための動力 11㌻>

→今までになかった概念を持ち込むこと。そしてルールを変えること。28㌻
<アイデアを生み出す流れ>
①そもそもその課題とは、いったいなにか。
▶課題に対する掘り下げ方の深さが、アイデアのスケールの大きさに繋がる。

②本当の敵は何か、本当の身方は何か。
▶原因は一つではない。
課題の読み解き方、原因の探り方にこそクリエイティビティを。
●アイデアの発想の限界は「原因の探求不足」に起因する場合が多い。
▶じっくり原因を吟味し、奥に潜むものを探り当て、関係を整理する必要があります。
③どういう価値軸を持ち込むのか。
▶発見の技術
すべてのものには理由があります。その奥には人間の感情や意識や行動の歴史がある。だからこそ、なにかを生み出そうとする人間はそのすべてをリスペクトし、その意味するところに対して目を凝らし、耳を澄まさなければなりません。67㌻

「あなたはこの世界のなにを発見し、なににインスパイアされて、このデザインを生むことになったのか」68㌻

・なぜひとは居酒屋ではビールを大量に飲むのに家では1本しか飲まないのか?<違和感>
→違和感とは、通常にない「いびつな力」のことです。それがあったときに、素通りせずにそこに目を留め、それがなんなのかを解き明かしていくことで、アイデアの強い芽が生まれるのです。83㌻
→自ら体験し「いびつさがし」をしてみよう。

④世の中にどう伝わるかたちをつくるのか。
▶具体の技術
<<コンセプトとは存在しなければならない理由のこと>>
コンセプトとは、安易なことばづかいをすることなく、できるだけ明瞭でかつ選びぬかれた言葉でつくられることが前提となるのです。179㌻
どうしても世の中にこれを存在させたいという強い思いが真ん中にある、ということは崩してはならないのです。181㌻
そのコンセプトは、あなたの体内から出て来た言葉でつくられているか。そのコンセプトはあなたの強い思いで出来ているか。182㌻


◉アイデアに出すということを仕事にはしない
→強いアイデアとは新たなものへの挑戦であり、そのための情熱が真ん中にあるべきだ。229㌻

<マーケティングのプロセス>
市場のどの辺りを狙うかを考える

コンセプトを作る

機能をつくる

デザインをつくる

ネーミングを行う

売り方を設計する

広告コミュニケーションを作る

ひとは心を震わせるようなストーリーの前で始めて気持が動く。
アイデア:人の心を動かし、行動を喚起する。動かなくなった心を動かす。関心がないところに関心を生む。

◉距離を作る技術
<アイデアを出すために>
いろいろなタイプの仕事を一度にやること
仕事に全く関係のない本ならなんでも 読む 86㌻

アイデアを出すためには、その対象の一番のファンとなり、一番の応援者にならなくてはなりません。104㌻
→応援社は常に対象を過大評価すべきです。105㌻
アイデアを出す人間は、アナリストでも評論家でもありません。どこまでも泥臭く応援しつづけるものとして、徹底的にその「よさ」を引き出すことに取り組むべき存在なのです。

◉行動を変えるためには
目的自体から変えてしまう。そのために別の欲求を作り出す。その欲求はもともとの行動から遠ければ遠いほど、固定化した行動を変える変えるための力を持つ。138㌻

◉マーケティングのない市場にマーケティングを持ち込む 168㌻
→マタニティ市場にハイブランドの参入はないのか?
→肉体労働のユニフォームの市場にスポーツブランドの参入はないのか?

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