中日新聞の読者投稿欄に「母の遺品 身につけ安心」というタイトルで、68歳の女性が投稿されていました。
冬用肌着3枚を昨年末新調しました。
10年前に逝った同居の母が押し入れの段ボール箱に残していた一部。
私がそれに気付いたとき、包装された100枚以上が入っていました。
母のサイズは私に合うので、以降ありがたく少しづつ使っています。
これらはどれも日本製。
付いている値札を見れば近年量販店に並ぶ国外産よりかなり高額でした。
まだ段ボール箱には40枚ほどあります。
私も寄る年波に勝てず、かっての母と同じく膝痛に悩まされるようになりました。
母の湿布薬も大量に家に残っており、もったいなくてなかなか捨てられず、患部に貼ったこともありました。
母の遺品を身に着けるだけで妙に落ち着くのは、守られている気がするからでしょう。
以上です。
それにしても冬用肌着が100枚以上残っていたなんて、買い過ぎもいいところでは。
売るぐらいあったんですね。
でも娘さんが毎年使って、今は40枚ぐらいに減って良かったです。
娘さんはその下着を着けると、お母様に守られているような気がすると大切に使われているので。
私も父親が亡くなった時、形見分けとして父親が持っていた下着を使わないかと母に言われました。
私より小柄で痩せていた父親の下着は、私に合う筈もなく「いらない」と断りました。
形見分けとして、何も貰わなかったです。
片恋(PV)/さだまさし