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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

桜を見ると今でも感傷的になりますね。

2022-03-15 01:33:55 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「春の感傷」というタイトルで飛島圭介さんがエッセイを書かれていました。


 また友人の訃報が届いた。

 彼は疾風怒濤(どとう)の青春時代を共に過ごした、親しい友人の一人だった。

 周りが次々といなくなっていく。

 彼らと二度と会えないのだと思うと、寂しさが募る。

 人生まだまだと思っていたが、もうそろそろになってしまったか。

 そういえば、この友人の結婚式に当時のエル特急に乗り遅れて、一時間ほど遅刻してしまったことを思い出した。

 駅に着いて走ったが、ほんの数秒の遅れで列車は出発してしまった。

 ほぞをかむような気持ちで家に電話し、先方に遅刻することを伝えるように頼んだ(当時は携帯電話などない時代だった)。

 電話に出た母親が「だから言ったじゃないの!」と返してきた。

 この言葉に若きおじさんは激怒した。

 「だから言ったって、いつ何を言ったんだよ。乗り遅れて心底後悔しているのに、おふくろが根拠のない追い打ちをかけることないじゃないか!」と声を荒げたのだった。

 あれはもう半世紀近く前のことになってしまった。

 今さらながら、腹立ち紛れに母親に悪態をついたことが悔やまれる。

 母もとうにこの世の人ではない。

 友人の死から思い出すのは、「悔い」ばかりだ。

 以上です。


 「春の感傷」ですか。

 今年の春から孫が大学生になる事ですね。

 小学校3年生までクラスメイトと何も喋れない孫が、今や大学生になると思うと・・・・・。

 私と同じで環境に馴染むのが遅いから、クラスメイトと話ができなかったのかな?

 孫の保育園の送り迎えに行った事をよく思い出します。

 保育園の帰り、あちこち寄って真っ直ぐに帰ろうとしない孫。

 家に着いても、なかなか宿題をしようとしない孫。

 そんな孫が大学生になると思うと感傷的になりますね。


 今はそうでもないですが、私は春は嫌いです。

 希望の高校・大学に受からなかった事を今でも悔やんでいます。
  特に地元の高校を落ちたのは辛かったです。
 合格した級友たちと顔を合わせるのが・・・・。

 もう少し勉強に身を入れたらと・・・・・。

 桜を見ると今でも感傷的になりますね。






shishuuki 思秋期