中日新聞の「くらしの作文」に「頭がよくなるぞ」というタイトルで70歳の男性が投稿されていました。
このごろ鏡を見るたびに、生え際が後退し、額が広くなっていると感じる。
抜け毛も気になる。
額のたるみは年相応で許せるが、髪の毛がなくなることについてはショックである。
私の父は生前、少しウエーブがかかった白髪が自慢だった。
卒寿を過ぎた母もいまだにフサフサである。
そんなこともあって、高齢になっても毛髪については少しも心配していなかった。
ケアをするのでもなく、育毛剤とは無縁の生活を送ってきた。
私の祖父母はどうであったのか。
戦災で家屋を紛失したため、写真は残っていない。
先日、母に聞いてみた。
「おじいさんは若い頃からきれいにつるつるだったねえ」と言う。
どうやら隔世遺伝のようだ。
それ以後、薬局に行くたび、育毛、養毛剤のコーナーをうろうろしている。
妻は「もう手遅れだ」と、切ない願いを事も無げに否定する。
先日、孫が遊びに来た。
私の頭を見て「じいじ、頭がよくなってるねえ」と言う。
何のことか戸惑ったが、そういえば孫が年長の頃、私が「おでこの広い人は頭がいいんだよ」と話したことを思い出した。
「じいじのように勉強いっぱいすると、あーちゃんも頭がよくなるぞ」と言ったら、私のおでこをじっと見て、何も言わずに離れていった。
以上です。
>私の父は生前、少しウエーブがかかった白髪が自慢だった。
卒寿を過ぎた母もいまだにフサフサである。
そんなこともあって、高齢になっても毛髪については少しも心配していなかった。
ある意味、羨ましい。😊
私の父親は「俺は若い頃 髪がフサフサあった。28歳になった途端、髪が無くなった。」と子供の私に向かってよく言ってました。
当時の写真を見ると、たしかに髪がフサフサあり、ポーマードで整髪していました。
私はそんな事もあって、大学時代には髪に良い整髪料を使っていました。
結婚は28歳までにしなければと心に決めていました。
まぁ、何とか髪を保って、後頭部が薄くなったのは40代後半の頃でした。
かみさんは父親が頭が薄いので気にならないと言って、私が必死に養毛剤を使っているのを不思議がっていました。
両親の家系がハゲ系統ですが、息子はあまり気にしていないようです。
40代の半ばになりましたが、まだ大丈夫のようです。
60代の半ばにあまりに後頭部のハゲが目立ってきましたので、坊主頭にしました。
髪の手入れが簡単になりましたし、子供の頃から狭かった額も広く見えるようになりました。
こんな事なら、もっと早く坊主頭にすれば良かった。😊
19のままさ/浜田省吾