がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

育った街の病院に行ってきた

2008年03月25日 | Weblog
2008年03月25日 18時14分記載

今般の風邪のため、実に6年ぶりに地元にある小さな頃からお世話になっている病院に行ってきた。
その病院を始めた院長先生は8年前に既に他界されているのだが、今も「創設者」との説明書きとともにお元気だった頃の写真が飾られている。



その院長先生は、クリスマス近くになるとサンタの格好をして診察に当たり、その様子が新聞で報道されたりしていた。

幼い頃の私は、今と変わらず、そういうのは苦手だったのだが、お年寄りの患者さんは喜んでいたように思えた。



小さな子からお年寄りの方まで、皆にとても人気の高い先生だったため、とても忙しく、60歳ちょっとで、あっという間に多臓器不全のため亡くなってしまった。かなり無理をしていたらしい。(忙しい診察の合間に往診もしていた。)



しかし、今も地元では、その院長先生の名前が冠された病院が存続しており、院長先生のお人柄の賜物と言っていいかと思う。



地域医療に命を捧げた一生だったかと思う。



小さな頃から20年程お世話になったことに改めて感謝するとともに、ご冥福をお祈りしたい。




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