がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

術後補助抗がん剤治療5クール目(最終クール)

2007年08月19日 | Weblog
2007年04月29日記載

平成17年7月30日。術後補助抗がん剤治療最終クールは忌避してきたイフォマイド。7月28日にCT検査等を行い転移は認められないということで、5日間20g(4g/日)の投与に決定。

まず前流しの点滴を24時間。その後制吐剤を投与し、いよいよイフォマイドを投与。1日目・2日目はなんとか堪えていたが、3日目辺りからしんどくなっていく。断続的に嘔吐も始まり、満足に睡眠も取れない。4日目はさらにしんどくなっていき、嘔吐や不眠、全身倦怠感に加えて肝機能も悪化してくる。 GOT(AST)が400(正常値は10~30)、GPT(ALT)が600(正常値は5~35)。5日目に入り、私の方からイフォマイド投与を中止してくれるよう要請。中止してもらう。抗がん剤治療全般に対して言えることかと思うが、とりわけイフォマイドは体を治しているのか壊しているのかわからないという気持ちが強かった。

その後は後流しの点滴24時間投与と、肝機能を回復するために「強力ネオミノファーゲンC(略して強ミノ)」を投与。

肝機能がある程度回復した平成17年8月10日に退院。釈放されたような気分であった。自分としては感慨深いものがあったが、医師や看護師にとっては単なる日常の一部であるようで、特にこれといった会話もせず、淡々と荷物を持って退院した。



「やっと終わった。」


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