がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

続々・Supplement(補遺)3

2007年08月19日 | Weblog
2007年05月13日記載

頂いたコメントについて言及する。頂いたコメントは以下のとおり。

「ご意見ありがとうございました。副作用で変わって行く子供を見るのが辛く、私がしっかりしなければと思いながら、つい迷ってしまいます。冷静に現実を見つめる事が必要なのでしょう。受け入れる事が必要なのでしょうが、現実は副作用に苦しむわが子です。治って欲しいです。以前コメントを残されたさいとうさんが、うらやましいです。」

私は30歳を過ぎてから自分自身が病気になったので割と冷静に対応できたが、お子さんが病気になった場合には、自分がなるよりも辛いかもしれない。

ご存知かもしれないが、「がんの子供を守る会」という財団法人があり、様々な支援を行ってくれる。1度コンタクトを取ってみてはいかがであろうか。(ホームページのurlは次のとおりである。http://www.ccaj-found.or.jp/  )

現実を見つめなければならないという思いに変わりはないが、現実ばかり見せつけられては心身ともに辛いというのはわからなくもない。家族や友人、近所の方など、ありのままの感情を吐き出せる人がいたら、適宜感情を吐き出されたらと思う。勿論こちらに思いの丈を吐き出してもらっても構わない。「コメントは要りません。」と書いて頂ければ、余計なコメントはしない。

このブログを読んで頂いてると、常に冷静に、愚痴もこぼさず私が闘病生活を送ってきたと思われるかもしれないが、決してそんなことはない。抗がん剤治療が1クール終わるたびに「あ~やだ。も~やだ。絶対もう治療やめる。死んだ方がまし。」と1人でぶつぶつ言っていた。そういうことをして感情を吐き出しながら、なんとかかんとか一通りの治療を終えたというのが実態である。

一方で冷静に現実を見つめ、もう一方でうまく感情を吐き出しながら、なんとか治療を乗り切ってもらいたい。


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