Slow Life

趣味とともに!

女城主

2010年01月09日 | 
今朝も寒い朝でした。寒い日は家で本でも読むのが楽しみの一つ、本棚で目についたのが「女城主」女城主と言えば昨年秋に岩村へ行ったことを思い出しました。その時訪ねた資料館には「女城主の郷」と謳いながら資料が残っていなかったこと肖像画の1枚もありませんでした。在位が短かったということもあります。この本は昭和59年講談社発行で作者は地元愛知県の“小野稔”さんです。裏表紙に父が自分で彫った篆刻印で「○○蔵書」と押してあります。父は寡黙な人で本を読むのが趣味でした。図書館にも寄贈しましたがまだかなり残っております。歴史には滅法強くお酒の席等で話し出したら長くなったものです。この本によれば主人公の名前は“お直の方”(他にも名前はいろいろ言われています)という織田信長の叔母にあたる人です。織田家に連なる人だから美人だったというのも頷けます。岩村の遠山景任に嫁ぎ夫亡き後、敵の武田方の武将・秋山信友と和睦の条件をのんで再婚、しかし激怒した信長の命により甥の信忠の手にかかり極刑に処されたそうです。
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