おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

中山博さんのあわの歌 その2

2016-09-18 | 日記

昨日の続きです。

あわの歌についての解説です。

     

天神6代目のオモタル(男神)とカシコネ(女神)の時に、

両神(ふたかみ)は全国を巡って農業開発に努力しました。

民の糧も豊かに、政事も行き届いた平和な国です。

残念ながら世嗣子に恵まれず、死後国は再び乱れ無秩序な状態になっていました。

そんな時、高天原(たかまがはら)から指名を受けた、

タカヒト君(きみ)とイサコ姫はツクバのイサ宮で愛でたく結婚され、

イサナギとイサナミとして即位し7代目の皇位を継承します。

両神は先ず、葦原中国(アシハラナカクニ・滋賀)で、天神から引き継いだ

矛(ほこ)をシンボルに生産力の落ちた農業を復活させます。

同時に、国民の言葉が大層なまってお互い通じなくなったのを心配し正そうとされます。

 

 


「あわうた」は、日本書紀、古事記よりもさらに古い、

 

日本最古の叙事詩・歴史書ともいわれる「ホツマツタヱ」の中に記された、

 

48音からなる5・7調の歌です。

よく分かりませんが、中山博さんは一般に言われている

チャネリングが出来る方ではないでしょうか。

9月15日のお伝えその2です。

このあわ歌 ながきにわたり ふせられて

皆々様かあ はなれておりたるが この身を通し

遙かなる時 へだてて ようよう ここにあり

ご承知のとおり すべては振動するなかにあります

それぞれの思いは その身をふるわせ

いかりは激しく うれしきは たおやかに

その大きなるは この地球を離れ 宇宙へとまいります

この地球のただいまゆらぎ 風 温度は激しきを

あらわしております

 昨日の三島由起夫の研究会を切っ掛けに

「文章読本」を読み直してみました。

 その中で、三島は日本語の特質について次のようにのべています。

「日本人は奇妙なことに男性的特質、論理および理知の特質をすべて

外来の思想にまったのであります。

平安時代の漢語及び志那文学の教養は、武家時代になると、

禅宗の影響下に、また儒教の影響下に

つぎつぎと新たに入ってくる外来文化の影響に

すり替えられました。」と

あわの歌や円覚寺の座禅での太鼓の響きや清水義久さんの話で、

気づかされました。

「言霊」は、日本の歴史の中に秘められた力があってこそ、

その力が発揮されるのではないでしょうか。

この辺を纏めて次回に、お話しをしたいと思います。

ここ1週間気づかされる閃きが漂っています。

ありがとうございます。

円覚寺横田南嶺管長さんの「人生を照らす禅の言葉」から

「庭前の柏樹子」

  1本の木となって座る。

「思えば木とは偉大なものである。

大地に根を張って1歩も動かずに枝を張りめぐらせる。

別に人を憩わせようとなどという考えもないが、

多くの人がそこで休んでいく。

鳥たちにとってかけがえのない憩いの場所にもなっている。」

 

 今日は、これから円覚寺で楽しみの座禅が8時からです。

    

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2 コメント

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Unknown (村上です。)
2016-09-19 20:13:45
おじさん山伏さんお元気ですか?自分はボチボチやってます。円覚寺で座禅いいですね〜。自分も行きたいけど遠いですね。明日は蛇の倉今から用意します。気悪くせんといてくださいね~
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コメントをありがとうございます (おじさん山伏)
2016-09-20 07:58:48
来年は、大峯山に登拝したいと考えています。これから毎日訓練したいと思います。山伏の奥駆け修行などが今役だっています。
大峯山の話を楽しみにしています。
よろしくお願いします
返信する

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