おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

京都祇園祭 後祭の山鉾の組上げを見に行きました。その1

2014-07-21 | 日記

7月19日 京都に仕事の打ち合わせ。

6時の新横浜駅発で京都に8時1分。

1時からの打ち合わせなのでその前に鉾の組上げをみに行きました。

でも途中で楽しい散策でした。

組上げしていたのは、大船鉾 南観音山 北観音山でした。

20日から本格的に始まります。

新町通のお店はセ-ルス中。

でも想像をかき立てますね。

    

    

     

    

     

午前中戸と打ち合わせが終わって2度足を運びました。

両側の電線は、撤去されています。

    

大船鉾が組上げしていました。

この青竹は、山鉾を回転するときに轍の下に敷きます。

滑らせて方向転換をしますが、まさにそのときが最高潮です。

30年も前のことが昨日のように蘇ります。

    

    

    

屋根の妻側の軒先ですが、この曲線がいいですね。

    

    

京都青年会議所60周年記念事業と銘が書かれています。

銅板葺きも新しい。

車の心棒は、年期を感じます。

    

    

    

何と言っても、荒縄の使い型の年期が入った素晴らしに

惚れ惚れします。

1本巻きながら木槌で叩いて行きます。

    

    

午後からまた見に行きました。

    

    

     

 完成模型です。

     

組立ての人たちは、真新しい白の地下足袋です。

僕が山伏の端くれなのか、働いている人たちを見ていると

共通するものを感じてきます。

巡行は、十分な注意を払いながらです。

10ton近くある山鉾を舵ももなく人の力で

一気に回転させます。

もし間違えが、山鉾はひっくり返ります。

現代の社会では、常に万一を考えて先に先にと対応しようとします。

先人が沢山の経験から山鉾巡行を行います。

不安を持ったら負けです。

人間の限界を超えたところに感動します。

奥駆け修行も似たようなことがあります。

一人でそんな重たい荷を持って

何かあったそうするの?と。

でも終わって見ると神さまが守って下さっています。

ありがとうございました。

今日(21日)午後から畑田天眞如さんの勉強会があります。

楽しみにしています。

本当は、保江先生の稽古なのですが、サボって行きます。

 

 

 

 

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