7月19日 京都に仕事の打ち合わせ。
6時の新横浜駅発で京都に8時1分。
1時からの打ち合わせなのでその前に鉾の組上げをみに行きました。
でも途中で楽しい散策でした。
組上げしていたのは、大船鉾 南観音山 北観音山でした。
20日から本格的に始まります。
新町通のお店はセ-ルス中。
でも想像をかき立てますね。
午前中戸と打ち合わせが終わって2度足を運びました。
両側の電線は、撤去されています。
大船鉾が組上げしていました。
この青竹は、山鉾を回転するときに轍の下に敷きます。
滑らせて方向転換をしますが、まさにそのときが最高潮です。
30年も前のことが昨日のように蘇ります。
屋根の妻側の軒先ですが、この曲線がいいですね。
京都青年会議所60周年記念事業と銘が書かれています。
銅板葺きも新しい。
車の心棒は、年期を感じます。
何と言っても、荒縄の使い型の年期が入った素晴らしに
惚れ惚れします。
1本巻きながら木槌で叩いて行きます。
午後からまた見に行きました。
完成模型です。
組立ての人たちは、真新しい白の地下足袋です。
僕が山伏の端くれなのか、働いている人たちを見ていると
共通するものを感じてきます。
巡行は、十分な注意を払いながらです。
10ton近くある山鉾を舵ももなく人の力で
一気に回転させます。
もし間違えが、山鉾はひっくり返ります。
現代の社会では、常に万一を考えて先に先にと対応しようとします。
先人が沢山の経験から山鉾巡行を行います。
不安を持ったら負けです。
人間の限界を超えたところに感動します。
奥駆け修行も似たようなことがあります。
一人でそんな重たい荷を持って
何かあったそうするの?と。
でも終わって見ると神さまが守って下さっています。
ありがとうございました。
今日(21日)午後から畑田天眞如さんの勉強会があります。
楽しみにしています。
本当は、保江先生の稽古なのですが、サボって行きます。
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