新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

水上バスを眺めて感無量

2015-11-26 19:26:29 | コラム
11月26日早朝5時の室温20.5度:

昨年の11月26日のブログを見れば、早朝の室温が21度となっていた。このコンクリート住宅内では非常に低い温度だ。昨年はそれでも厳しい寒さだったと書いていたので、今年は昨夜から既にして昨年を下回る寒さだったとあらためて知った次第だった。しかも天気予報通り外は雨降り。あらゆるお医者様から「迂闊に風邪を引くと貴方の低下した体力では直ぐに肺炎を併発する危険性があるから厳重に注意を」と警告されていたので、取りあえず空調を「暖房」にして室内を暖めてから着替えをした次第。

本日はかちどき橋にある、長年のお付き合いがある専門商社の輸出入担当者SY氏と実に12ヶ月振りに彼の事務所での懇談会(と外食による昼食会)が予定されていたので、十二分に寒さ対策の衣装を整えて9時30分に出発。幸いに新宿区百人町は既に雨も止み英語ならば”just for a rainy day”というところで折りたたみ傘をショルダーバッグにしまい込んで出発。勿論手袋とマフラーは忘れずに着用。それでも寒かった。

シルバーパス所有者としては多少時間がかかるが新大久保駅前から都バスで柳町まで行き、そこから都営地下鉄大江戸線でカチドキに向かった。地下鉄の中で隣に座った中年の白人夫婦は英語ではない言葉で語り合い、しきりに東京のガイドブックに見入っていた。明らかに旅行者だったが、大胆なものだと感心していた。漏れ聞こえた会話から目的地は六本木のようだった。因みに、”Roppongi”と書くとアメリカ人は「ロッパンジ」としか発音できないのだが。

SY氏とは9月に百人町まで来て頂いてお目にかかってはいたが、今年初めてとなる訪問した会社の応接間での語り合いに興奮して止めどなく語ってしまった。気が付けば12時近くとなっており、慌てて最早恒例となったファミレスのDに向かった。ここは隅田川沿いにあり、そこを行き来する水上バスを眺めながら語り合うのも乙なものなのである。正直なところ、生きて二度とこの光景を見られるだろうかと自信がなかったので、大袈裟に言えば感無量だった。語りすぎたと思って時計をみれば午後2時で慌てて退出。高齢化のせいか、つい回顧談が多くなって恥ずかしいが、現実の世界に触れておられる方の話を聞けるのは有り難いものだ。

そこから今度はまたもは大江戸線で新宿に向かい、ビックカメラで今朝ほど2本とも切れてしまったPC部屋の20型の蛍光灯とグローランプを大急ぎで買って今度はJRで新大久保に向かった。ビックカメラの中にも明らかに中国語と思われる言葉で喚いているアジア人が多数。兎に角あのカタカナ語でいう「キャリーバッグ」だか「ケース」だか知らぬが「ガラガラ」とうるさい事。ではあっても、あの方々によるお買い上げが有り難いのだから、私は情けないと思うのだ。

新大久保駅に降り立てば、外は少しだが霧雨模様。傘を出すのが面倒だとばかりに少しくらい濡れても構わないと割り切ってそのまま歩いて帰宅。蛍光灯も無事につけられて、漸く明るくなった部屋でこの駄文を打っている次第だ。暖房を使わず、足温器を使って暖めているだけで十分だ。さて、明日は一休みしたいほど、今週は予定が立て込み、やや疲労気味だ。明日は如何なる天気が待っているのだろうか。もう雨降りは結構だ。