湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

マチソワアルジャーノン。

2012-08-12 | キャラメルボックス辺りのこと
8/11(土)アルジャーノンに花束を。今回初、マチソワ。
こんなに観るつもりはなかったのにな。8/5がよかったんだよ。

マチネ(赤)は2階席1列目上手、ソワレ(青)は1階席前寄、下手寄りなお席。
ソワレの青から、書く。忘れたくない。

赤チャーリーは経過報告1の途中でキニアン先生を見上げるのだけど
多田チャーリーはそれがない。彼は一人なんだな、と言う気がする。

ダンスシーンで手術同意書か何かにサインするチャーリー
その後ろの机を取り囲むように登場人物達次々加わって輪になる。
坂口さんが通りすぎる時に、強い、怒ったような目でチャーリーをねめつけている。
と思ったら、みんなチャーリーの一番近くを通る時にそれぞれの表情で見つめていたのね。

止まり、後方に身体を倒し、輪の中心に向かい右膝を曲げて、左肩を後ろに押し出す動作の流れが好き。
しゃがみ、左手人差し指を天に向けて上げる、まばゆい光や全体印象は
2階席や1階後方の席の方がきれいに見える。1階前方だと光きついかも。

ダンスは結局後ろで何が起こってるか見られないままだわ。←失礼すぎる。
どうしても、どうしても。
ここの踊ってる畑中さんが好きすぎて目を離すのが惜しくなってしまう。
DVDまで待つしかない。出るよね? 出してね。両チーム。

叫んでるの歌詞のところの、目、耳、口を塞いで開いてのところの表情が好き。
手を大きく伸ばして上体を回すところも好き。
大内さんとペアというのも、パランスがよくてよいです。
2割増しぐらいかっこよく見せてもらってるような気がする。
いや、センターでばーんと踊ってる時もかっこいいけど。

今日はアクアキャスト楽なので多田さんを存分に見ようという意気込みはあったのですが
結構畑中さんと二人っきりシーンが前半多くて ←何回も観てるのになぜ今気付く。
結局畑中さんよりで見てしまった。

ロールシャッハテストのチャーリーの深呼吸。
ペンを走らせるバートの顔つき。このシーンはここが好き。

10ポイントで手をほどくの謎は、ここだったか。
大内・ニーマー教授がIQが想定より10ポイント低い、と言ったところで
組んでいた手をほどく。だったんだな。でもマチソワともそんなタイミングではなかった。
自分より上の者に意見するバートの決意の間は、いつもその時々のよう。

デパート迷子の親子シーン。帰る時、お母さんと手をつないでたんだね。
昨日は隣の会場で開催中のウルトラマンのせいで、外のトイレは親子連れがあふれていて
どのお母さんも子供に手を洗わせたり、手を拭いてあげたり、おむつ替えたり
子供を叱ったりあやしたり、大変そうで。
子供ってこんな風に愛情注いでもらって大きくなっていくのねと
なんだかねぇ。何でもないシーンなのに、泣けてきちゃった。トイレでさ~

ノーマを抱っこしようとして怒られるチャーリー。
阿部チャーリーはママに手を伸ばし、ママもそれを掴み、押し戻すというのがあったけど
多田チャーリーは座り込んで怯えるままで、こちらの方が孤独を感じたり。

逃げなかったアリス。
岡内アリスは玄関を見据える位置で椅子に腰掛けて待っている
けれどアンリアリスは背中を向けて座っている。
彼女は怯えて、ためらって。それでも頑張ってる。

ここの岡内さん無性に好きなんだけど
アンリちゃんのアリスもやっぱり好きで。

阿部チャーリーには岡内アリスで
多田チャーリーにはアンリアリスなんだよな。

赤はまっすぐな岡内アリスに人間味あふれるぶれぶれの阿部チャーリー。
青は一貫してる多田チャーリーに未だ自分に自信の持てないぐらぐらのアンリアリス。
と言う感じで観てたり。

ろびんそんくるーそーの本。取り出す時の楽しげな二人。
ここを見て、音楽的と思ったような気がする。

追いかけるシーン。その手前の全力疾走がとてもすき。
市川君が一瞬スピード緩めてまた走るというのもアクセント。
畑中さんの全力はホント全力で、誰も転ばないっていのもすごいとか思ったり。
だって斜めってるし、段差あるし。脇で観るとかなり迫力。

ノーマに抱きしめられた時、あ、というか、お。というか
わすかに声を発する多田チャーリー。思わずの声がなんか生の人間くさくてあそこ好きだ。
別れる前にノーマの頭を撫でる多田チャーリー。
ノーマにやさしい思い出を残してくれてありがとう。

このシーンだったかどこか。ひどく老成していると感じるチャーリーがいたり。
多田くんのチャーリーは下りエレベーターに乗り始めた所から猛烈に好きだ。

最後の経過報告を読むアンリちゃん。頬が濡れてた。
ラストのついしん。最初はあんなに違和を感じていたのに今ではもうこのラストしかないと思う。
誰を見ていいのかわからないくらい。みんなみんな大好きだ。
心残りとしては位置的にお母さんの坂口さんの表情が見えなかったことくらい。

コネタ系

いつもより今回のハリウッドスターは気障だった。
照明あたってないけど。←経過報告読んでるアンリちゃんの方に当たってるから。

学会の発表後のバート、椅子に着席してネクタイゆるめてふぅーってしてるの。
その後バートの裏切り行為に冷ややかなチャーリーに、ちょっと気落ちして
傷ついたように肩を落とす。

学会前のパーティで声を荒げるニーマー教授に怯える筒井君がかわいかった。
いつもは楽しげに乾杯して退場してたと思うけど、
肩を竦めてちっちゃく乾杯して退場。畑中バートの見送るお辞儀、この角度が好きだな。
それにしてもチャーリーに近寄る時のバートなんだかんだで、触る。
多田くんの時は特にそんな気がする。昨日は背中を両指でつーってしてた。

パン屋のサービスキャンドル間違い。39本のところ。
赤は岡内さんが一緒にすみませんで頭下げてて
青は多田チャーリーが頭下げるのね。

「猫アレルギー」の所かじもんの返しが変わってて「でも好きなんだよ」がよかったわ。

粉練り機を動かそうとするチャーリーのところで
まわりを止められず見守るだけのファニィが、一心にお祈りしてる姿。
息子に刃を向けようとする母を必死で止める父。
同じ神様を感じる。

そして。全てを払拭するかのような大内さんのカーテンコール挨拶。
今回初でした。楽しみにしてたのよぅ。

まずはアクアキャスト本日千秋楽でした。ので、千秋楽に付き役者一人一人の挨拶を~
と言ったところで突っ込み入りまくり。横の畑中さんは大内さんの袖を掴んでた。
正直客席は「え、今日やるの? 見られるの?」という喜びが強かったと思うのですが

役者とスタッフは驚きまくっていたと思う、もしこのままやったら楽屋帰ってものすごい怒られる。
(誰かじゃやるなよとか言ってたような気がする)

今のは冗談です。← (冗談)長いよ、って言ったの畑中さんだった気がする。

わからない人はわからない思いますが、千秋楽はいつも役者一人一人による一言挨拶があって
どんなことするか気になった方は、どっかの千秋楽見に来て下さい。

なぜ、明日と言わず、どこか?

と思ったら、明日はいっぱいなので、ということで神戸の宣伝に移り、
関西方面にご旅行の予定はありませんか?

そして、また

冗談です。と。いや、これは言われなくてもわかるよぅ。

アンケートと書かれたアンケート用紙があるので、は大内さんの時よく聞く気がする。
感想かけない方は住所だけでも、そうしますと、さりげなく(言いながら上手に移動)
次の公演の案内をみんなで入れに行きます。

冗談です。←3度目。いや、これも、わかるよぅ。

土曜日の夜。←この夜を慎重に発言するのは昼の回のアベジョーの言い間違いのせいかしら。
階段上って二階席の高いところにいるみなさん! みたいな感じで二階席の話を振るんだけど
他の人のように拍手で応えるみたいな間も無く。

今後もたくさんいろんな芝居をやっていきますので、とざっくり話すと
会場ざわざわ。確かこの辺でかかってる音楽止まってた。

横のアンリちゃんから「一番大事なところをざっくりすぎる」と。

大内さん「ざっくりざっくりでいきます」「こんな感じでいいですか?」に
「大丈夫です」と力強く畑中さん。

全力で頑張ってワンステージごと作り上げていきますのでまた見に来てください。で
終わりました。長々と楽しませていただきました。

Wカーテンコールは多田さん。
「大内先輩のおかげでおごそかにアクアキャストの千秋楽を終えることができました」と
会場笑いの渦でございました。

僕は演劇が大好きで。観るのも、演るのも大好きで
もっと広げたい。とか広めたいとか。

思い出したらまた逢いに来てください。

三方礼。の後もやっぱり拍手が鳴り止まなくてもう一度多田くん。
もう何もありません。神戸でお会いしましょう。本日はありがとうございました。
と短く潔い挨拶のあと。

多田くん。捌ける方向間違えてしまう。
ホントは上手なのに、アンリちゃんと同じ方向へ行ってしまい。大きく手を振りながら、
下手の真ん中くらいで二人で「あ」とか「お」とか声上げて気付いて
でもそのまま二人でじゃれるように、笑いながら捌けて、
セットの真ん中に二人で笑顔で立って手を振ってお別れ。

ものすごく思い掛けないほど、ほほ笑ましいチャーリーとアリスを見られて
しゃーわせなアクア楽でした。

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青が好き。

2012-08-12 | キャラメルボックス辺りのこと
アルジャーノン アクアキャストの楽観てきた。

大内先輩の素敵なカーテンコール挨拶とか。
音楽止まっちゃうまで、というか終わっても。
話終わらない挨拶初めて見ました。

ダンスの時の坂口さんの表情とか
足、左じゃなくて右じゃんとか
他にもいろいろ、
いろいろあるんだけど。

細かいことは後でまとめるとして

ただ、もう。多田さんのチャーリーが好きだった。

絵本的でなく、音楽的なのかなと思った。
多田さんの中に流れるリズムに乗るように
物語を渡った気がする。

今日の公演観られてよかった。

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