湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

キャラメル観劇

2009-03-09 | お芝居のこと
ハーフタイムシアター(1時間公演×2本)
3/7(土)13:00と15:00の回を見てきました。

すべての風景の中にあなたがいます

普通によかった。
原作は梶尾真治さん「未来のおもいで」
山で偶然出会った男女が、もう一度会いたいと双方想いながら、互いを探しあう。
展開はわかりやすく、ラストも女の子の好きな設定でもあるなーと。やはりハッピーエンドは大好きですので。奇跡が起こる瞬間はわかっていても目にすると嬉しい物です。
細見さんの加塩伸二さんがよかった。
原作にはない役だそうですね。一緒に行った友達が言ってました。梶尾真治さんの本は「クロノス」しか読んでないのですが、この人の描かれる女性は見事に綺麗すぎて、なんて言うか、いろいろ年を経ていろんな物に負けてきた人間として綺麗すぎて受け入れないところがあるのですが、時々すぱーんと好きだなーと思うヒロインがいて、クロノスシリーズでは枢月圭ちゃんだった。温井さんのやられた役。そして今回もまた温井さん。岡田達也さん演じる滝水が、忘れがたいと思える女性。外観のみじゃなく、中身も伴う一目惚れに相応しい存在で、綺麗だった。そんな彼女と再開できた岡田さんを見ていて、ちょっと羨ましかった。
挨拶は温井さん、くじけるなと細見さんに背中を押されてたのが可愛らしかった。

光の帝国

恩田陸原作。
不思議な能力を持つ一族とそれに関わった人々の話、かな。
恩田さんの本は好きなんですがー。不思議なことに常野シリーズは読んでも読んでも身に入ってこない。確実に読んでる筈なのに、毎回ラストまで読んでから、これ以前に読んだと思い出す。
今回の舞台を見たあとでもう一回読んでみたら感触違ってくるかな。

で。感想なんですが。
途中までは先に見た「すべての~」の方が好きだなと思っていたのです。が、畑中くん演じる光紀が猪狩先生をしまうところ。ぱぁーっと光が溢れた瞬間に、一緒にいろんなモノを見て、受け入れたような気になって、あとは揺さぶられるまま涙してました。びっくりした。惜しむらくは大内さん演じた悠介があの映画を撮る理由が納得出来なかったこと。
ううむ。原作もそうなのか、やはりもう一度読んでみよう。

そして、さらに残念だったのは、合間の一時間外に出てしまっていたこと。
今までの公演のフィルムを流していたのですが、見損ねてしまった。
過去の公演を懐かしいと思える程にキャラメルの舞台を見てきたんだなと改めて思ったりしました。


ランチは串揚げ屋の食べ放題。各テーブルに、衣とパン粉の入ったお皿があり、好きな具材につけてテーブルに設置されてる揚げ油に投入して頃合を見計らって食べるシステム。以前行ったことあるお店で、前回はたいやきが大のお気に入りだったのですが、ランチにはたいやきがないとのことでしょんぼりするのもつかの間、とてもたべきれない程のメニューが並んでおりました。
ランチタイムは60分制限なのでかなり忙しい。具材ひとつひとつは小さいですが、いったい何本食べたのかわかりません。今回はちくわのチーズ入りが気に入りました。食感がよかった。たれはチーズをつけて。肉類は梅ソースで。デザートもミニミニケーキが四種類チョコレート系がわりかしよかった。さらにわらび餅かな、きなこの。これもうまうまでした。サラダはちょびっとしか食べなかった。みたらし団子を食べそこなっのが心残りですが、たらふく食べてギリギリの時間で劇場に向かう。席に付いて暗闇になった時、自分が油臭くてちょびっといやんな感じでした。

終演後はデザートへ。
タカノフルーツパーラーにて苺。トライフル。紅茶付き。