マルギランの折り畳み刺繍帽子 2010-04-20 06:49:00 | 民族衣装 製作地 ウズベキスタン・フェルガナ州 マルギラン 製作年代(推定) 20世紀半ば~後半 シルクロード交易の要衝であり、古い時代(千年を超える)からの絹及び絹織物の生産地として知られる”マルギラン”で手掛けられたシルク刺繍の女性用帽子”ドッピ”。 縁に黒の絹ベルベットを配し、総刺繍+手縫いの丹念な手仕事により仕立てられたもので、折り畳みが出来るつくりとなっております。クロス(ハーフクロス)ステッチを主体に描かれる精緻な花文様とその色遣いが何とも可憐で、目にしていると心が晴れやかになる作品です。 « ヌラタの花刺繍 | トップ | アドラス地・経絣の布地 »