”象”の頭と”獅子”身体を持つ聖獣「シーホー」は神話に登場し、染織や絵画等に表わされてきたラオス固有の宗教的モチーフとなります。
力の強さを誇る二つの動物が合わさったものですが、その描かれ方はどこかおっとりとして愛らしさが感じられます。即物的な力の象徴でないことは確かなように思われます。
●シーホーが縫取織で表わされた作品(シーホーの背に精霊が乗る)
製作地 ラオス・フアパン県
製作年代(推定) 20世紀前期
民族名 タイ・デーン族
●シーホーが絣で表わされた作品(シーホーの背に小さなシーホーが背中合わせに乗る)
製作地 ラオス・フアパン県
製作年代(推定) 20世紀前期
民族名 タイ・モイ族
●本記事内容に関する参考(推奨)文献