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(写真 ミャンマー・マンダレー地方域 バガンにて)
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●供物用漆器
製作地 ミャンマー・バガン
製作年代(推定) 19世紀
素材 木胎(チーク)、漆、金彩
バガン王朝の時代(11~13世紀)、人々は篤い仏教信仰のもと私財投じ、信心・功徳を表す寄進物・供物として無数の仏塔(パゴダ)を建造いたしました。
空と大地(世界)そのものを信仰の場と見立て、野外に置かれた(奉げられた)供物であり、寺院への供物として奉げられる漆器等と、本質的には同じものであることを伺うことができます。
バガンは今現在も”信仰と生活の場”が一体化しており、バガンの地そのものが一つの寺院であると考えることができます。その中で手工藝・クラフトマンの精神も継承されてきました。