ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

ヨシ焼き

2009年03月22日 | Weblog
3月21日(土)埼玉県・群馬県・茨城県・栃木県に囲まれた「渡良瀬遊水地」において“ヨシ焼き”が行われました。
渡良瀬の春景として知られていて、新たな息吹を吹き込む為の行事です。
渡良瀬遊水地の貴重な湿地環境を保全する為、ヨシ焼きが行われるようです。害虫を駆除したり、落ち葉等も焼く事により、ヨシを育ちやすくしたり、飛散するヤナギの種などを焼く事によって林の様になるのを防いだり、ヨシが成長する前に成長する春植物の発芽を促進する等の効果があるようです。又ヨシ焼きをする事によって、野火や放火防止になり地域の防災にも役立っている(ヨシ焼きパンフレット参考)その広さは約3.3k㎡もあるようです。
毎年3月に行われヨシの生えている約15k㎡を1日で焼くのです。焼き始めはAM8:30~なのですがそのヨシ焼きを写真に撮ろうとする人達はいい場所を取りたくてAM6:00に行ったのでは遅いと、知り合いの人が忠告してくれたのですが私は初めてでとりあえず6時には行きました。駐車場もやっと確保し、すでに三脚を立てている人達が電線のすずめのように・・・土手に並んでいました。その日の朝は寒く風もあって、着込んできてよかったです。 周りにはトイレもなくヨシ焼きの始まる約2時間30分まで持ちこたえる事が出来るかと・・・心配でした。
時間が経つにしたがって見物客も増えて来て隙間にも入れないほどになっていました。待つ間、周りの人に聞いてみましたら昨夜の内に来ている人、朝1時に出発してきた人などがいてやはりいい写真にかけている人達ばかりなのです。
やがて時間が来ると、あちこちから火が放たれて黒煙はたちまち太陽を覆いつくし灰が容赦なく降り注いできました。炎の勢いで急に回りは温まってトイレの心配はなくなりました。
必至でシャッターを切り、興奮の中10時過ぎには下火になりましたが完全には焼かれていないようでした。時間をかけて綺麗に灰にしていくのだと思いました。火の饗宴と言いたいほど凄みがありました。
ヨシ!来年も経験を生かして?火に向き合ってみたくなりました。


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