ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

庭木の伐採

2012年08月27日 | Weblog

         

娘が当地に来た頃が3歳だったと記憶しています。ここに来る前は西武池袋線「武蔵藤沢」駅が最寄の場所でしたが日照時間が取れない四方を家に囲まれた場所だったので息づまりを感じてしまい、思い切って日当たりの良い場所と思い東武伊勢崎線「春日部」に引っ越してきました。

建売の小さな家でしたが当時は、まだ田んぼが周りにあって田園風景がとても新鮮に見え、東武線「一ノ割」の駅が窓越しに見え[ア!電車が走ってきたと娘の嬉しそうな顔又夜はカエルの大合唱ががうるさいほど響いたのも懐かしい思い出の一ページです。今までの所とは大違いでした。
その頃に安行市=植木屋さんの多い町(埼玉県)から植木を車に乗せて新興住宅に売りに来ていました。

桜の苗木1っポン\500、子供の背丈ほどの細い苗木を引越しの記念に東南の角地に植えました。その桜は毎年咲き花見を楽しんでいる内にいつの間にか、この様な立派な桜の木になってしまいました。

桜吹雪はご近所の意たる所にに舞い散り、葉が生い茂ると今度はアメリカシロヒトリがはびこり、太郎虫と言われる毛虫が付き、又秋になるとその葉は所かまわず舞い散っていき近所迷惑をひしひしと感る様になりました。

      

桜切るバカ梅切らぬバカ・・・という言い伝えがありますが、何度も桜の木を痛めつけましたがそれに負けじと木は益々新芽を威勢良く伸ばして来ました。
太い枝には土鳩の巣があって何度も巣立っていったのでした。

           
        カイズカイブキの左となりの葉は「タイサンボク

又西側、玄関の前の木はカイヅカイブキ(この木は庭に当初からあったもの)があり、二階にまで伸びて西日をさえぎるのに重宝していましたが、なんとフェンスにその幹が2段にわたって食い込んでいて、下のブロックに亀裂が入り始めているのを見つけました。

           
            二階から見えるカイズカイブキの木
               (手前の葉の木は白蓮)

ちなみにカイズカイブキと白蓮の間にある木は冬柿の木で結構時季には実を付けてくれています。と言うぐあいに、猫の額ほどの庭に相応しくないほどの木があるのです。これはと言うと亭主が自然に木を生やすのだと言う信念に基づいていて、本人は木を見上げてはご満悦だけで木の手入れは何もしてくれませんでした。
私は真っ向からの反対で,木の為に家への風通しが悪いので切るべしと忠告をし、夫が外に出ている間に手の届く所は年中切りまくっていました。切った後はご多分にもれず大喧嘩・・・ご近所の名物とまでなっていたくらいでした
                      

          

その亭主は介護生活に入ってしまいましたがこの際、幹の食い込みのカイズカイブキや桜の木は手に負えないこと等で見切りをつける希望を話し、説得をして、とうとう植木屋さんに伐採をしてもらう事にしました。


人の話を聞くと足場が悪いとその手間が掛かる事を聞き、どうしようと内心はドキドキで2~3件見積もりを出してもらうつもりでした。しかし娘の近所にある植木屋さんの出した見積もりが予想以上に掛からない見積もりだったので、すぐにお願いをしてそれらの木を切っていただきました。

餅屋は餅屋重機も使わず鋸で上のほうから少しずつ一枚皮を残しながら切り、ロープで折れた木を結わえてスロースローと下に吊るし落としてゆきました。素人では考えられない技です。
炎天下の中で大粒の汗をポタポタと落としながらの作業、仕事とはいえ大変な作業だと感心してしまいました。

     

歯抜けのようにぽっかりと開いた空間です。とても明るくなりましたが、ガレージの木陰がなくなりました。一層の暑さを感じました

            

カイズカイブキのあった所も風通しが良くなりましたがやはり西日がガンガンあたってきます。夕日をさえぎるのに二階の雨戸を夕方時には閉める事となりました。

      

我が家西側玄関側の光景ですが、まだ木々があります。
百日紅も綺麗な花を咲かせているので、切ることを思い留まりました。
木は切られたことで偉い災難だったと思っているかも判りません
真新しいおがくずが切った切り株に散乱しているのが涙のように思え、こっちの勝手で・・・すみませんね木がなくなってしまうと心に穴が開いたようで・・・・はじめの写真のような光景はもう見られなくなり、なんだか寂しい思です。
複雑な気持ちです。

 


尾瀬散策

2012年08月08日 | Weblog

7月20日(金)

13時03分 春日部駅発
15時57分 会津高原尾瀬駅着
16時05分 (会津バス)尾瀬口発
17時10分 檜枝岐着

    
             日光駅のロータリー

曇り空でこの時期には珍らしく肌寒い日が出発日となりました。
声を掛けられて二つ返事で尾瀬行きが決まりました。生憎の心配な天候ですが心は踊っています。しかし何年ぶりの尾瀬となるのかしら~~ 

東武電車を鬼怒川駅で下り会津若松線の電車に乗り換えです。その時間の合間に外に出てみました。
なになに 駅前にあるこのでかいモニュメントは何愛嬌のある“鬼”です
この鬼の名前は“鬼怒太”モニュメントの前には次のような事が書いてありました。

凛として立ちいかにも逞しく元気あふれる鬼の姿に鬼怒川温泉活況の願いをだぶらせた。誰からにも愛されるような鬼怒川のマスコットになって欲しいと思い強さの中にも可愛らしさのある鬼の子どもにした。金棒を持たせるのはまさに“鬼に金棒”鬼怒川温泉がゆるぎなく温泉郷になる事を祈念してのことである

なる程!こういった気持ちで作られたのですね。今日は電車を乗り継いでの移動です。会津高原尾瀬口に下車。そこから今度は約1時間、会津バスにゆられ“檜枝岐”に下車しバス停近くの旅館に一泊です。

 

     
          せせらぎの宿 「尾瀬野」 TEL・0241-5-2143
                    1泊 \7,150

本日はこのお宿に宿泊です。何でもリニューアルされた様で真新しい畳の匂いがし,こざっぱりと整っていました。
さすが山の夕食は山菜料理とお蕎麦メニューでした。あまり好きではない蕎麦に一寸ひるみましたが・・・以外や以外!美味しく感じました。“蕎麦掻”も初めての感触でしたがいけました。

7月21日(土)

5時30分朝食をとり宿でお昼のお弁当も用意してもらって出発です。
6時30分の乗り合いバスに乗車しました。

     

山道を揺られながら進みました。6時50分頃目に飛び込んできたのは雲海です。バスの運転手さんは心得ているのか丁度良い場所に止まってくれて写真をとることが出来ました。早起きは三文の徳と言いますがまさにこれがその言葉の様に思いました。

     
                    沼山峠   

7時ごろ沼山峠に着きました。雨は降っていませんでしたが厚い雲に覆われていました。でも ルンルン気分です。少し準備体操をしていよいよ出発

    

登山靴で木道を踏みしめる感覚は久しぶりで懐かしく思われました。この場所から7時30分スタートです。オオシラビソの林の中をくねくねと登りました。はじめの登りは急ですぐに息が切れて来ました。 どの様な花に会えるかが楽しみでした。

     

アップダウンを繰り返し尾瀬沼が見えるポイント沼山峠展望台に8時ごろ到着です。以前に尾瀬に来た時はこの場所を気づかずに通り過ごしてしまったので今回は見逃さないように気をつけていました。
この景色をカメラに収める事が出来良かったです。

          

幅広い木道をジグザグと下りて、暗い林を抜けると目の前は大江湿原です。

       

木道ヲコツコツと歩く爽快さ!ポツポツと白いワタスゲが見え黄色のニッコウキスゲが見えています。右端に見える山は“ヒウチ岳”この尾瀬でもう一つ親しまれている“至仏山”がありますがこの山には以前登った経験があります。
ヒウチ岳には登りたい願望がありますが・・・話に聞くと一寸厳しいと言うことを聞き、もう今の歳では・・・私としては残念ながら自信がないのです。

    
             ノアザミ            ヒオウギアヤメ

 

      

 

   

10時過ぎの早めのお昼ですが、自然の空気を胸一杯に吸い込み旅館で作ってもらった“お結び”二個大葉でくるんであるもの梅干入りのものとためらいもなくぺロリと喉を通ってゆきました。
この頃から雨は降ったり止んだりしてきました。山の天気です。合羽を着たり脱いだりとなりました。
腹ごしらえをしてからは沼の周りを散策しました。雨でぬかるんでいる所もあって注意をしながらの歩行で結構肩に力が入りました。
尾瀬沼一周の木道は約6.8kmです。私達はゆっくりと歩きました。

       

大江湿原の中のトイレは私設の有料トイレです。トイレの使用は私にとっては必要なので、使わせていただきました。   
帰りのバスは沼山峠14:10発となっていましたのでこのバスに間に合うようにもと来た道を少し早足で戻りました。
疲れてくるとカメラの重みが肩にのしかかりバスの時間に間に合うのか?と一寸あせりました。

      

無事にバスに乗ることが出来ました。汗で冷えた身体を温めるため地元の人の薦める温泉へと向かいました。バスを途中下車をして温泉へそれ!行け!。
旅館で割引券を頂いていたので500円で入浴が出来ました。露天風呂にゆっくりと疲れた身体を沈めてさっぱりと出来ました。その温泉では飲食が出来る施設はなくただ温泉のみの様で近隣に宿泊している人達も利用しているようでした。
再びバスに乗り込み17時15分尾瀬口に着き夕食でもしようと駅構内の売店に入ってみましたが5時で食事は終了していました。ラーメンのレプリカが展示してありましたが食べられないと思うと余計に美味しそうで残念でした。

折角なのでコーヒーでも飲んで腹の足しにしておこうと思い頼みました。
なんとお店の人の好意で韮の茎の煮びたしを出してくれごしょうばんになりましたが初めて食べた私にとっては目新しい味で、美味しくいただけました。おまけに電車の中で食べてとキュウリのぬかづけをもお土産に下さいました。

土地の人の温かい気持ちに触れることが出来一層の良い印象に残り電車の中で“ボリボリ”とそのキュウリをご馳走になりました。こうして尾瀬の散策は無事に終了となりました。


箱根のクラス会

2012年08月02日 | Weblog

毎年、St.アグネスのクラス会が行われていましたが年齢と共に身体の異変を感じる事も出てくるお年頃なので、思い切って昨年の秋で一応終わりと宣言されました。

“え~~!?もう終わり・・・!”と惜しまれる声もあって、大々的ではなく有志のみのクラス会を続けようと言う意見がまとまり結局、今年もクラス会が現実となりました。まだまだ元気はつらつと自称・・・思える者は7月3日に「箱根」に集結致しました。

   

 

                

11時にJR 小田原駅集合。18名の出席者がありました。
同じ様な顔ぶれでしたが京都から10名の元気人の参加です。後は関東近辺の人達です。箱根湯本から登山電車に揺られました。

幸い紫陽花の花々を車窓から眺める事が出来てラッキー色とりどりの紫陽花の群生を楽しめました。この登山電車は1時間に4本運行され、箱根湯本から終着の強羅までは約40分のようです。私達は「宮の下」にて下車です。

         

                車窓に映る紫陽花

箱根では、紫陽花電車が走ると話には聞いていましたが、まさにその通りでした。 ルンルン気分です。

私はうん十年前(学生時代)に父と共に来た事をかすかに覚えていますが、その時はたしか・・・ススキが印象的でしたがそれ以外の事は何も覚えていませんでした。思いがけず父の面影をふと想いだしました。

   

今日の宿泊場 「XIV・箱根離宮」の入り口です。このホテルは会員制で一般は利用できません。最近箱根にオープンしたばかりです。

幸いXIVの会員資格を持つ“井筒ワイナリー”に嫁いだ幸せ者の計らいで、このホテルを予約して頂けたのです。以前上高地でのクラス会においてもご協力を願ったものでした。

箱根にオープンしたばかりの時は、さすがご当地優先で他県では予約は出来なかった様でしたがやっと解禁となって実現の運びとなりました。

                

XIV 4階からの眺めです。生憎と雨の洗礼を受けてしまいましたが宮下駅から徒歩で5分くらいのところにホテルはあったので、たいして雨にぬれずに済みました。
1F 渡り廊下を渡った所がレストラン。今宵の宴の場所です。

  

日本料理“華暦”の部屋にて料理長推奨会席です。スタートの先付 三題
●青梅琥珀寄せ●芋茎と鰻ざく(赤ピーマン 針生姜)●カマス炙り寿司と彩り順菜 唐墨 酢取り茗荷・・・・・と手が込んでいます。

吸い物・造り身・温物・焼物・煮物・留肴・お食事・水菓子と出てもうこれ以上食べ物が入ってゆかない程食べ、お腹がいっぱいでした。

この宴会の途中で具合が悪くなった人が出て救急車の事態となってしまい一時はどうなる事かと案じられました。幸い脱水症状だった様で約2時間点滴を受けて元気を取り戻したのでした。
救急病院までAM2頃にXIVの車がお迎えに行って下さったそうです。ご苦労様でした。でも旅先で大事にならなくって良かった

   

Next day 雨空はどうやら去ってくれてホッ
朝の散歩に選んだのは、この界隈で美味しいと評判のあるパンやさんに行って見る事にしました.写真にあるパン屋さんではなくこの道路を上がって左に折れた所にあったのですが・・・生憎と水曜日は定休日と無表情に定休日の紙が張られていました。 残念

                   富士屋ホテル

        

昭和5年建築され、“登録有形文化財”に指定されているホテルだそうです。超一流なのです。
勿論、有名人や著名人に数多く利用されて来ているようです。
ホテルの中に入ると歴史を感じました。私達はただ見るだけ~~です。

何でもここの「カレー」は絶品だという評判なのでお昼には皆で確認する為に訪れてみました。たかがカレー去れどカレー・・・・・です

このホテルのカレーに関するHPを覗いてみました。
普通のカレーはヴィヨンを使用するようですが、このホテルのカレーはコンソメ100%使用し、四日目で仕上げた後にさらに二日寝かせて、まろやかな味わいを作るのだそうです。

お値段も一寸我が家の家風には合わないお値段です。しかしここまで来て食べないわけもゆかず、腹をくくって・・・心の中でその様な計算をしている風をピリットも見せず(つらいところ)何気ない顔を作って味わってみました。

う~~ん美味しい 流石評判どおりでした。優雅なカレーのランチを終え館内の見学をしました。このカレーのお土産があったのでもう一度味わいたくて買ってみました。
でも、後ほど食べてみましたが期待したほどのものではありませんでした。何故でしょうね

             

強羅からケーブルカーに乗って珍しい紫陽花園があるので散策に出かけました。ここにも線路の脇に紫陽花がありました。いい腹ごなしになりました。
京都に帰る人の新幹線の時間もあるので再び登山電車の車中の人となりました。
スイッチバック4回を繰り返し進む電車ではひょうきんな車掌さんのアナウンスがありました。この場所はあの有名な「箱根駅伝」で走者が渡る線路です!電車より走者の方が早いのです!この辺の紫陽花は最近地元の人が植えたものです!貴女も植えてみませんか?!etc.

私のつたないアナウンスを聞いていただいたお客様には限定販売のストラップ500円でお譲りします・・・・!結構流暢に面白く説明した車掌さんが通路に来て如何ですか~~!限定販売!買うつもりはなかったのに・・・・・愉快な車掌さんと目があってつい財布の紐を緩めてしまいました。

        

                     500円のストラップ

                   

                    
                        愉快な車掌さん                    

記念にと思い、ついつられて買ったのですが、ケチナ私としては自分らしくないと思いました。孫は女の子なのできっとこのストラップは拒否されると思い渡しはぐっています。おまけに二人いるので一つでは尚、渡せないのです。

愉快な車掌さんの一本勝ちと言った所でしょうか
自分の思い出に取っておきましょう              おわり