ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

日光・クリンソウを訪ねて

2013年06月20日 | Weblog

2013.6.14(金)

梅雨真っ只中、雨を気にして躊躇しましたが、友達のメールでもTVでも日光千手ヶ浜の「クリンソウ」が今!見ごろ・・・と発信していました。見に行きたい気持ちが強く、雨なんか構うものかという気持ちで友達と出かけました。
久喜より東北自動車道に進み、今回は助手席に乗ってどんよりとした空をにらみ乍ら、運転しない事がいかにラクかを楽しみました。約2時間30分程で赤沼に到着しました。すでに駐車場は満員状態でした。曇り空でも皆さん早いですね~~少し青空が覗いていましたラッキー

          
                   ズミの花がまだ残っていました。

赤沼からは低公害バスに乗り換えてクリンソウの咲く“千手ヶ浜”に行くのです。一般車は自然を保護する為に乗り入れ禁止地区になっているからです。季節運航9:35出発。約30分で千手ヶ浜に到着になりましたが途中サルや鹿を見ました。

          

私たちが下りるとすぐに帰る人が乗り込みだしました。バスも花の時期にはピストン運行される模様です。バス停からクリンソウを見るところまで5分程歩きました。中禅寺湖にも暗い雲が立ち込めていました。

               

                        クリンソウの群生です

          
               清流の側に咲き乱れ心行くまで堪能しました。

聞いた話ですが、クリンソウという名前がついた理由は、お寺にある五重塔の屋根のてっぺんについている飾りが「九輪」というのだそうです。その形がこの花と似ているところから“クリン草”と名づけられたとか・・・。
時間が進むにつれてクリンソウを見に来る人が増えて来ました。写真も十分に撮ったので赤沼に戻りました。空模様も持ちこたえているようなので、私たちは戦場ヶ原に“ワタスゲ”も咲いているという情報を聞いたので見に行くことにしました。

  

 

                     
                         中央の木はカメラマンに人気のある「貴婦人」です。

木道をコツ々と歩きながらミドリ々している自然と向き合って緑色の空気を胸一杯吸って雰囲気の中に溶け込みながら歩ける幸せをかみしめました。

    

    そしてここにワタスゲに逢えました。まさかのワタスゲ  感激でした。

赤沼より今日の宿泊するレークサイドホテルに戻ってこの辺りも散策をしました。気にしている空からは一滴も落ちる事無く我慢してくれているようでした。有難うね~~

           
                  修学旅行を乗せた中禅寺湖の遊覧船

イタリア大使館別荘が有るので行って見ました。昭和初期には中禅寺湖畔は各国の大使館をはじめ多くの外国人別荘が建てらて、国際避暑地として発展したそうです。

                     イタリア大使館のお部屋

   
 様々な模様の杉川が張り巡らされた書斎       大使が使用した食器が並ぶ食堂
                     

  
     中禅寺湖を臨む広緑                湖畔の木々に包まれた副邸

                   
      本邸1Fのポーチからこの桟橋を使って中禅寺湖に遊覧をしたようです。

副邸は国際避暑地歴史館として有り、当時の避暑地生活を記録した写真やパネルがあって又映像でも当時を紹介していました。優雅な生活ですね~~~ 自分に置き換えると…雲泥の差なのです

その夜は電車で駆け付けたもう一人の旅人と合流し、ホテルの和洋折衷の夕食を楽しみました。

        

次の日、朝目覚めたときはピーカンと思える日が窓から差し込んでいましたが…出発9時の時はご覧の様な情けない状況でした。今日は仕方ないと覚悟を決め新しく加わった人と出発しました。
ワタスゲが見たいというリクエストに応じて再び戦場ヶ原に赴きました。この天候にもかかわらず赤沼の駐車場はにぎわっていました。
昨日のルートを避けて戦場ヶ原を歩くことにしました。

         
                  横浜から来たという修学旅行生

なんと歩くうちに天候も持ち直し、危ういながらも持ちこたえてくれていました。まさしくラッキーです。林の中でうるさい程耳に着く鳴き声しきり ミーン ミ~~ン・・・「蝦夷夏ゼミ」と教えてもらいました。

  
          蝦夷夏ゼミの抜け殻

 

                           

                      修学旅行生の掌にはなんとその蝦夷夏ゼミの姿が有りました。

声のする方を何回も見てその姿を追いましたが…見られず、今ここにその姿を見る事が出来たのでした。正しく“セミ”には間違いない小ぶりのセミでした。朝早いうちだと孵化したセミはまだ羽を乾かしている段階で飛べないところをキャッチされたのでしょうかこの曇り空が功を奏して飛べる時間が狂ったのかしら・・・マ、見る事が出来良かったです。

              
                   横倒しになった木の根っこ

この様な横倒しになった木が何本もありました。人はそれをどうする事もなく自然のままに於いてありました。環境保護で人間が手を入れる事はしない様な事を聞きました。何だか持って帰って床の間に置きたい様なオブジェになっていました。

              
                 なんか「顔」に見えませんか
          
立ち木にこの様なコブが出来ていました。突然変異病気

              

湯滝に来た頃に雨はこらえられなくなり降り出して来ました。もう十分日光を楽しむことが出来たのでバスに乗って赤沼へと戻りました。昨日日光に来る時には東北自動車道を利用しましたが、後から来た友達の話では4号バイパスでも十分に早く春日部に着く事を教えてもらったので帰りは、高速なしで進むことにしました。

              

日光杉並木を走り、宇都宮にある豆腐料理「月山」を思い出したので立ち寄ることにしました。一同同意を得ましたが、うん十年前に来た記憶をたどりながらの事で、そのお店が分かるかどうか?が心配でした。一応ホテルにてネットで調べてもらい電話番号を聞いてきたのですが…電話はつながりませんでした。あちこちで聞きながらやっとたどり着き久しぶりの豆腐料理を楽しみました。
電話の件で聞くと・・・なんとファックス番号だった様でした。  チャンチャン
これから日光へは四号バイバスで行くべし


足慣らしトレッキング

2013年06月10日 | Weblog

入梅になってから大した雨も降らず、ひょっとして空梅雨かも・・・なんて喜んでいられないです。貯水池の水が日に々その量が少なくなっていると報道されています。そんな中7月にスイスに行く予定があってもう1か月を切ってしまいました。
日頃あまり歩くことがないので旅行仲間から足慣らしにトレッキングをしようという話が出て希望者6名で長野県にある車山に行くことになりました。春日部から3名は関越自動車道→上信越自動車道の横川SAに8時30分合流する事で、だれが運転するのか?とちょっともめましたが、結局私がくじを引いてしまいました。マ、久しぶりにETC使用の運転なので冒険的気分になりました。

         

車山山頂へはスカイライナーにて約14分、冬になると雪景色のゲレンデを想像しながらリフトに揺られました。  10時30分

         

         標高1925mの山頂展望で周りの景色をパノラマで楽しみました。 11時00分

         

     車山山頂には車山気象レーダー観測所がありました。これから登りです約20分
     

         
                      
 蝶々深山 1836m

         
                         物見岩 1792m  12時30分

この辺ではレンゲつつじが咲くようですがまだつぼみです岩の側にある白い花の木が至るとことにあって花から放たれる甘い香りが辺りを覆っていました。以前、日光の戦場ヶ原に行った時に同じ様な花があったので“ズミ”だとばかり思っていましたが、後でわかった事ですが(エゾノコリンゴ)とありました。知ったかぶりをしてすれ違った人に花の名前を聞かれ、ズミですよ。と言ってしましました。
ア~恥ずかしい と思っていましたがそれは別名で、木に咲く白い花 等で検索すると“ズミ”の名前も出ていました。やはり間違いはなかったので ホッ ネットで調べられるので便利ですね

          

コンビニで買ったお昼を済ませ、枯れたような色の笹の葉がはびこる道や木道を靴の音を軋ませて世間話に花を咲かせ、カンカン照りでないことを喜びながら進みました。ズナラに寄生する“ヤドリギ”を見つけました。何だか酒屋で新酒を知らせる物で、杉で作った丸い玉を思い出しました。不思議な木ですね。どのようにして出来るのでしょうかね

           

仲間の一人は今日に帰るので、16時頃の乗り合いバスを利用する為バス停でしばらくバスを待ち、お見送り方々皆で便乗し、一停留場にてお別れでした。他の者は白樺ビューホテルにて宿泊でした。
なんとこのホテルは一年中一泊¥7,900なんと手頃なお値段多少汚くとも・・・今日の疲れを癒すことが出来るので・・・いいかも

            

ホテルの前に見える白樺湖には水鳥がいる様で、普通は鳥って暗くなるとおとなしくなるのかと思っていましたが・・・夢うつつに一晩中鳴き声をあげていた様に思えました。朝方にはその鳥のおかげで早目に目覚めました。
今日はホテル前から見える小高い山の散策でした。車山ではレンゲつつじが一面に咲くと聞いていましたが、時期が早いらしく、蕾をたくさんつけているつつじはありましたが、開いていませんでした。しかし歩く途中にピンクの可愛い「イワカガミ」を度々見る事が出来ました。小さいのでよく見ていないと素通りしてしまいます。

     
                 
 八子ケ峰公園  

                            

       

      この辺りは車山より低くハイキングコースなのでやっと期待した
      レンゲつつじを見る事が出来ました。

              

     
           ズミ & レンゲつつじ のコラボです。

                

いや~~今回の旅では大失敗をしでかしました。新しく買い求めた「富士フィルム」のカメラ”X-E1” を持ってこなかったのです。 従来持っているキャノン一眼レフ(EOS7D)は持ち歩くのに結構重く、閉口した記憶がありました。故に、FUJFILMはミラーレスは軽量なので海外旅行に持っていくには良いかと思い、思い切って購入したのです。出発前の夜には点検を怠らず準備しました。しかし何故かそのカメラをすっかり忘れて来てしまっていたのです。ア~なんて事でしょう  
一生の不覚とは大げさですが、運よく
車の中には常時置いてあるコンパクトカメラがあって、お陰様でなんとか写真を写すことが出来たのでした。

           
             眼下に見える白樺湖と正面奥に見える白樺湖ビューホテル

この辺りには結構“わらび”が生息していて、それを取りに来ている人達もいるのでした。わらびを取った跡がありました。なれば我々も探し始めました。 「あ!あった!」とそれぞれに見つけました。帰り道はわらび探しを楽しみながらの下山でした。このような事で足慣らしになったのかなと思いましたが、なんと万歩計は2万歩を記録していたので・・・マ、いいでしょう

帰宅後に聞いた話ですが…スキー場をくまなく下を向いて歩くと・・・コインが落ちているとかスキーヤーが何かの拍子に下を向いた時にポケットからコインを落し、それを探すには雪の中なので無理・・・リフトから落としたとなるとなおの事面倒・・・という処で探す事をせずにそのままになることが多く有るとか・・・よってゲレンデにはコインが落ちているとか無いとか・・・
よし!今度雪のないゲレンデに来た時には是非とも探して見ようっと忘れなければ

この事を行く前に聞く事が出来ていればよかったのにね残念でした