ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

梅の偕楽園

2012年03月29日 | Weblog

水戸 偕楽園梅6分咲きで今が見頃と言うニュースを聞き、晴天を狙って出かけてみました。

             
                   「水戸の梅大使」

朝ドラを見てから出かけましたので偕楽園に着いたときは正午近くとなっていて、ウィークデイにもかかわらず多くの人が梅を楽しんでいました。そういえばもう学校は春休みに入っているのでしたよ

自分で行楽地へは早く行くべしと心に決めていたのにもかかわらず油断してしまいました。早速に「好文亭」へと足を勧めました。“水戸の梅大使”と書れた、たすきを掛けた美人が写真のモデルとなってくれてそれぞれの要望に答えて笑顔を見せてくれました。

          
                「好文亭入り口料金場」

好文亭の観覧料は大人190円(団体20名以上の割引150円)  小中学生100円(団体20名以上80円)となっていますがシニアは無料です。やった歳をとるのも、いい事もあるのです

         

好文亭の名前は梅の別名〔好文木〕に由来しているようです。昭和20年に戦火により焼失したが、昭和30年から3年を費やして復元をされたようです。

      
                「好文亭」 入り口

玄関を入り薄暗い部屋があります。菊の間・桃の間・つつじの間・桜の間・萩の間・紅葉の間・松の間・竹の間・梅の間とそれぞれ襖に描かれていて、昔の面影をそのまま伝えてくれています。

     

それらの部屋を囲むかのように廊下があり、きしむ廊下の板を踏みしめて外を見るとお庭に咲き誇る梅の木々が見に飛び込んできました。

     

この景色は好文亭の三階“楽寿楼”と称する部屋、東側の眺めです。ここに来るには急な勾配の階段を手すりを持ってそろりそろりと一段々慎重に上りました。

     

        “楽寿楼”の西方向の景色で遠く千波湖が見えます。

     
              “南門側からの好文亭の眺め”

三階から下りるのも一苦労です。明るい所から下に向かって下りるのは目がなれてなくて余計に暗く感じました。同じ階段なのに上るより下りるのは尚、急な階段に思えて後ろ向きで下りたい様に思いましたが目を凝らしながら滑らないよう又慎重に下りました。

     
          “
紅梅の横に聳え立つ好文亭の三階の部分です”

     

田鶴鳴梅林から望む好文亭。本当に梅に囲まれた好文亭は水戸徳川家300年の文化があるようですがその歴史の中の一部が今現在にも姿をとどめて徳川家の栄華を偲ばれて、それは貴重なものだと思いました。

古を偲び心の落ち着きを感じて梅の香に酔いしれたのですが、ふとわれに返り早めにこの場所を後にしないと混雑が予想されるので3時には駅に向かうバスを待ちました。待合場所では既に長蛇の列がありました。

   
丁度特急が通りましたが、昔この辺はどの様な地形だったのでしょうね
偕楽園の説明書では次の様なことが書いてありました。

全国に知られる偕楽園は、藩主のみではなく家臣や領民が共に游息するために天保13年(1842年)、徳川斉昭公(水戸藩9代藩主)が造園したものとありました。

面積約12・9ヘクタールの約二分の一に梅樹約3.000本、100品種の梅があり、早咲き(深海)、中咲き(賞梅)、遅咲き(送梅)とその開花期が正月から彼岸過ぎまで長い期間にわたって観梅できるのが特徴だそうです。

まさに天下一の梅の名所、偕楽園で気持ちよく見ごろで梅を見られた事に感謝する気持ちでした。

帰りの車中でふと脳裏をかすめたものがありました.それはやはり“梅の花”で知られる「菅原道真公」でした。

   「こちふかば匂いおこせよ梅の花、あるじなしとて春をわするな」

学問の神様と知られる天満宮にも一寸行ってみたい気分にもなりました。

                 


遠からじ・・・春

2012年03月23日 | Weblog

            “春はどこから来るかしら~!
             あの山越えて雲越えて~~!
             おとぎの国から来るかしら・・・・?!”

なんて小さい頃に歌った歌がありますが、まったく今年の春は何時来るのかしら・・・?と思うほどなかなか暖かくならなくて又好天気に恵まれずこのところで出そびれていました。

3月21日は珍しく朝日が顔を覗かせたので、今までつもりに積もった思いを吹っ切るように栃木の「四季の森・星野」に節分草の様子を見に行きました。

   

盛りの過ぎた蝋梅の花がかろうじて見られました。この四季の森には“節分草”が群生しているのを教えてもらっていたので、毎年といっていいほど見に来ているのですが・・・今年は特に寒さが続き見に行くチャンスを逃していたのでした。
目を凝らして探しましたがもうちらほらしか見られず、又すっかりしおれていて見る影もありませんでした。

         

                アズマイチゲ(東一華)

節分草に変わって“アズマイチゲ”が何とか咲いていました。背丈は節分草と同じくらいです。ご近所の方が言うには最近は鹿や猪が花の芽を早々に食べてしまうのでうんと節分草の数も減ってしまっているそうです。

        

下ばかり見ていましたがふと顔を上げると紅梅と蝋梅の入り乱れて咲いている景色を見ることが出来ました。

       

 

ご覧のように空は青空ですが風が強く吹いてきて木々が揺れだしました。

 

この場所に着いた時は私の車だけだったのにいつの間にか数台の車が止まっていました。やはり私の様に散策にやってくる人達もいるのでした。途中で行き会った人にどちらから?と聞きますと「足利」からという返事です。

咄嗟に足利の“古印最中”は私は大好きです。美味しいですよね!と言ってみると急に笑顔になって、ご存知ですか~!私たちも大好きです。と会話が弾みました。その方に近くにカタクリの花が群生する所があると教えてくれたのでついでに見に言ってみましたが,まだ蕾でした。

         
                    カタクリの花

花之江の郷」も近所なので足を伸ばして行って見ました。そこで見つけたカタクリの花ですが葉っぱが痛んでいました。この郷はいろんな種類の花を咲かせている野の花自然園ですが広い園ではわずかな花しかこの時期見られませんでした。

         
                     福寿草  

       
                 クリスマスローズ

いつも思うのですが春に咲く花なのに・・・クリスマスとはちょっとと思うのですが考えすぎかしら

      
                   ネコヤナギ

ネコヤナギのふくらみには小さな花が付いていてそろそろハッパが出てきそうでした。春の光に輝いていました。

        

白梅は一部咲いていましたがまだ蕾も多くありました。下に見える柵の向こう側は湿地があって時期になると菖蒲や睡蓮、蓮など多く見られるのですが、今はまだ眠っています。

           
                これは睡蓮の葉っぱでしょうか?
           魚も見えません。ひっそりと影を潜めているのかしら

         
          去年に栄華を競った蓮の残骸があり、どのような花
          だったのか思い浮かべてみましたが・・・・

      
                     ??

残骸を見た後、最後のコースで黄色いじんちょうげの様な花が明るく咲いていましたが名前がわかりません!といってもちゃんとその場に花の名前を書いてありましたがメモを取るのを忘れました。
どなたかご存知なら教えてくださいね

      
                  ユキワリソウ
          花之江の郷の料金所に飾ってありました。

  たくさん花々があるときは、入園料は大人800円ですが今日は花が少ないので500円です。が以前に入園した時に割引券をもらっていたのでその半額\250で散策が出来ました。
お腹もすいたので「前日光和牛」を食べさせてくれるお店(肉のふきあげ)に立ち寄りステーキとしゃれ込みました。このお店は前日光和牛を飼育する牧場の直営店だそうです。
“モウ~~!お腹一杯”久しぶりの牛肉に満足して栃木を後にしました。
半分はこれを食べる楽しみにもあったようなのです

もうすぐそこに本等の“春”が忍足で来ている様に思いました。