ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

子供の為の論語教室

2013年09月02日 | Weblog

「論語」・・・遠くの記憶にある言葉で何だかむつかしそうというのが第一印象でした。スポーツジムで知り合った人からのお誘いでした。とてもいい先生でお時間が有るならば一度伺ってみれば・・・といった具合の流れでした。私もまんざらではなく一寸は興味があったのでしょうね。講義を受けてみる気になりました。
月1回第3日曜日の午後1時30分から教育センターでの講義です。初めから眠くなるだろう・・・と予測して行ったのが5か月前。しかし講師の話は朗々と語り、李白の詩の持つ意味の説明や日常の出来事の解説などを交えながら本筋の論語へと入って行きました。
日頃の事で関係のないと思う事も学ぶべき要素が浮き彫りにされて“へぇ~~!そうなんだ”となんとなく知識として学んでゆけるのです。

もう目からうろことは、こういったことなのでしょうか眠く成るどころか目がらんらんとさえて来て聞き入ってしまいました。私が論語に入ったきっかけでした。

        
                   論語講師:鈴木絹江 先生

夏休みも後半を過ぎまだ暑さの続く8月第3日曜日に「子供の為の論語教室」が八幡神社で行われました。子供教室子供なんて来るのかしら・・・先生からお誘いのチラシを手渡され一応子供さんがいる所のポストにチラシを入れたりしたのですが大人でも論語なんて聞いただけで首を横に振る人は多いと思いました。

        
                      講義の始まる前に氏神様にお参り

やはり集まった子供は数えるほどですがその姿はありました。きっと親御さんが熱心なのでしょうね子供が自ら行きたい何てことは私には考えられない事です。マ、来てくれてよかったという感じです。

      
           第3回春日部「こども論語」   本日のテーマ

 

      

渡された資料には本日の学ぶものが書かれていました。先生の素読が始まりそれに倣ってみんなで大きな声で素読をしました。そして素読をした文を解説に入るのです。きっと子供たちはチンプンカンプン・・・でも聞いているだけで良いのだそうです。

                   礼儀作法

           

                          
                  

子供の本当の目的は日頃大人でもうっかりしてしまう“所作”を学ぶのです。座ってのお辞儀の仕方立ってするお辞儀の角度、なんて初めてではないのでしょうか

        
                      お茶の飲み方

 


        
                             歩き方

 

いろいろ熱心に子供たちは言うとおりに学びました。堅苦しい事が終わると、論語で出来たかるた取りです。最近では大人の間でもお作法は・・・えてして忘れがちです相手の事を思わないで自分勝手の自己中を感じます。自分にも当てはまるようです 反省の気持ちです。

                              
                  
  

論語で作られた“かるた”があって百人一首の要領で上の句と下の句からできています。訳は分からなくとも文字から子供たちは探しました。

                  
                      誰が一番多く手元に集められたのでしょうか

最後には宮司さんが取り組んでいる「真向法」という体の動かし方・・・つまり“ヨガ”的なものです。さて々皆さんの柔軟性は如何な物でしょうか?


きゃ~!腰が痛くなりそうン・・・硬いねぇ

                     
                        なかなか宮司さんの様にはいきませ~~ん

 

                   朗読の時間 

       
              朗読でのお話は面白かったのかな

                 
                   この真剣なまなざしはきっと良かったのでしょうね。

この様な内容で夕方の4時ごろとなりました。合間には休憩もあって一服し、じゃんけんで、バナナや差し入れの物を頂いたりして終わりました。子供にはどれだけ理解出来たかどうか・・・!?きっと吸収力がいいので何かは感じ取った事と思いました。
年に何回かはこの取り組みが有るようです。又機会がありましたら私も参加をしたいと思いました。

ひょっとしてこのブログを見て「論語とは?」とお思いになりましたなら参加しませんか!時間が有ればきっとあなたの為になる事間違いないと思います。是非々あなたにお会い出来ることを期待しています。

                    

                      実語教

                 山高気が故に貴からず。
                 樹有るを以て貴しとす。 

      山は高いからといって価値があるわけではありません。
      そこに樹があるからこそ価値が出てくるのです。