ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

ワイルドフラワー紀行 Ⅲ

2011年10月31日 | Weblog

9月28日

今日は「Australis Margaret River」のホテルでの宿泊です。バッセルトンでのランチから47kmの場所です。荷物を置きインド洋と南極海の境界線『ルーウィン岬』へと出かけました。 

        

船の安全を守る灯台です。灯台の中に入って上へと行けますが有料なので我々は上がりませんでした。又この辺の草むらには、毒蛇がいる可能性があるので草むらには入らないようにと、毒蛇のミニチュアと注意書きがありました。

         

さぁ~海の境界です。向かって左:南極海その反対右:インド洋目に見えない境界なのです。昔はかっては捕鯨をしていた海でも有ります。日本の船も全盛期の頃には来ていて捕鯨をしたようです。
今では高嶺の花である鯨の話となりましたが、この辺でも捕鯨の話が聞こえるとあまり良いことは言われないようです。
給食にもよく使用されたし、鯨全体を残すことなく利用されていた頃が懐かしく思えました。

9月29日

このマーガレットリバーの一帯は、数多くの鍾乳洞や美しい海岸があって、ルーウィンナチュラリステー国立公園に指定されているようです。私達は鍾乳洞を見に行きました。

        

急な階段をそろり々と地下へと降りて行きました。案内人が説明をしてくれるのですが、口調が早いので殆どは理解出来ませんでした

        

上部から水が少しずつ染み出してきて、まるで針の山の様な氷柱が出来ていました。

            

洞窟の中には水が溜まっていて、目を凝らすと水中には生き物がもそもそと動いていました。ライトアップされるので氷柱の芸術は浮き上がって見えますがそれが消えると真っ暗で腰をかがめながら頭上を気にしながら進みました。

             
洞窟を出て草むらには欄の一種でしょうかワイルドフラワーが咲いていました。名前を聞いたのですが・・・忘れました洞窟を見に新しいグループがやってきました。ちなみに入場料オーストラリア$22お金の種類を覚えるのに大変です。小銭は特にややこしく、わからないときは手のひらに小銭を出して取って貰う始末でした。

                   

上記のお花畑はペンバートンの森を散策した時のものです。ワイルドフラワーを楽しみ最南端の街『アルバニー』へと向かいました。走行距離418km


ワイルドフラワー紀行 Ⅱ

2011年10月26日 | Weblog

9月28日

パースから1号線を南下してBusselton(バッセルトン)へと向かいました。町を抜ける時は丁度通勤時間態で町に向かう車はラッシュ時です。私達の車は反対を走っているので渋滞はなく、スムースに進みました。その内、車はだんだん少なくなり、行けども々まっすぐな道が続く様になりただ道に沿って進行しました。バッセルトンまで228kmを走りました。

        

信号は勿論見ません。すれ違う車もナシ途中でガソリンがなくなるとどうなるのか・・・!スタンドもめったにありません。

        

これが『バッセルトンの桟橋』です。この橋の人気の理由は、沖合いまで延びる長い橋は140年の歴史があり、長さ約2kmで、ジオグラフィック湾に飛び出していて、桟橋の終点にはバッセルトン水中観測所があります。南半球で最も長い木製の橋なのです。

       

橋の下は、スキューバーダイビングのスポットとして有名です。又橋の上から釣りを楽しむ人も結構いました。写真の“イカ”は吊り上げられたばかりです。でかいイカでした。

              

この人は“蟹”をしとめたばかりで、見せて!と言うとこの様にカメラに収まってくれました。橋の真ん中辺のところです。潮風に吹かれながら海の景色を眺め、2kmの橋をゆっくり歩いてみましたが、行きはヨイヨイ帰りは怖い!?で子供やお年寄りは、帰りにはおもちゃのようなトロッコ列車が運行していて、有料で乗ってくる人も多いようでした。

       
                とろっこ列車 

下の写真は帰りの景色です。右端にはレールがあります。私達は往復を歩きました。丁度お腹も好き、ここで私達は公園の出店で食べ物を買って、おもむろに今渡って来た橋を眺めながらランチでした。後で知った事ですが、宮崎駿のアニメ“千と千尋の神隠し”の中で、幻想的な水上列車シーンのモデルになったそうです。

         

その後はワインの産地で有名な『Margaret River』まだ新芽を噴出したばかりの葡萄棚を見ながらそこを素通りして行きました。ここのワインはワイン通に言わせると“美味い”の一言だそうです。

         

車中から、向うの岡に“カンガルー”を始めてみましたが、遠くの方で望遠レンズを使ってもその姿を鮮明に撮る事は出来ませんでした。人が近寄ると、きびすを返すように逃げて行きます。
この羊の群れもこちらを伺いながらすでに逃げる体制でした。かろうじて写真に写りました。オーストラリアと言えばカンガルーにコアラなのですが・・・滞在中にはお目にかかれませんでした。ユウカリの木々はよく見かけたのですがね!残念 

                             続く

 


ワイルドフラワー紀行

2011年10月23日 | Weblog

9月25日

私はいつものメンバーに誘われ、オーストラリアの西側パースに行きました。オーストラリアは日本の気候とは反対で今は春なのです。 

       

久しぶりの成田。CX171香港経由にてパースへ!時差も1時間なので時差ぼけと言うのはないのです。

       

Western Australia にて Wildflower と多種多様の花々が咲き乱れているのを見る事を楽しむ為に訪れたのですが、何しろオーストラリアは広い土地で、レンタカーを利用しないと目的地には行けません。私達は写真の様なレンタカーを借り、5人を乗せ突っ走ります。日本と同じ右走行です。

9月26日

       

第1日目の宿泊所は「スワンバレー」でそこからブランドハイウェィを北上し、256kmの所に奇岩『ピナクルズ』を見学しました。砂埃が舞い上がるような土地に累々と岩が立ち並んで居ました。

       

ナンバン国立公園内に広がる石灰層が風化されて塔の様に残ったものなのだそうです。ピクルスは英語で“もののてっぺん”と言う意味があるようです。砂漠の中に転々と様々なピクルスが林立していて不思議な光景でした。

       

ワイルドフラワーを探しながらドライブ273kmを走り、コールシームへと移動する。途中雨が降ったり止んだりの天気で雨が丁度止んだ時に、小さい花で触ると、“かさこそ”とかれた様な音がする『エバーラスティング』の花と出会いました。

   

このエバーラスティングの花を見て再びドライブ89kmで宿泊のホテルを探し当てる。コールシームからワイルドカントリーの最深部の村ピンダーです。

100年の歴史を持つこのホテルです。部屋も一世紀、昔のような作りそのままです。ホテルにしては珍しく、浴場とWCは共同で使用となっており、いちいち1Fにあるその場所に行かなくてはならないのでした。その日の宿泊の人は,私たちの他に2人でした。 何キロも車で走ってこなければならないホテルなんて・・・めったに来る人もいなのでしょうね!?置いてある道具もアンティックなものばかりでした。

           

見てください!!この素敵な寝室!!まるでお姫様にでもなったような部屋です。この旅行で出発間際に事情でこれなくなった方がいて当然キャンセルも出来ずじまいとなり、お陰様??と言うか私はこの部屋を豪華に独り占めでした!空間がありすぎて一寸寂しくもありました。

翌朝ホテルを出る時に“For Sail" と言う看板を見ました・・・・。

9月27日

この珍しいホテルの近くにはオーストラリアにしか見られないと言う花『リースの花』が咲いているとオーナーが教えてくれましたので探しに行きました。

       

車をスローで走り、この辺かと目を皿のようにしてリース花を探しました。以前に来てリース花を見つけた人が他の人の為に目印を付けてあった杭を目ざとく見つけました。自然にリースの形になって花が咲いているのです。

       

皆で歓声を上げました.“あった!あった!”その辺一帯に群生をしていて見事に形を成していました。可愛い花です。思う存分写真に収めました。ひとしきり楽しんで再び車上の人となりワイルドフラワー街道を南下してパースに一度戻りました。         (続く)