ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

谷中界隈

2011年11月14日 | Weblog

11月13日

立冬に入ってから似合わない天候が続きこの日も暖かく日中は汗ばむ陽気でした。
先日NHKで谷中界隈を放映しているのを見て私の故郷京都も寺町でしたがこの谷中も坂道、お寺が多いと説明をしていたのを見聞きして行って見たくなり出かけてきました。

  

千代田線の西日暮里で下車。急な坂道が早速目前に出てきて道なりに歩いて行くと、早速お寺があり朝日に照らされているお地蔵様が目に入りました。近くの神社では七五三の子供の姿も見えました。
又2時間ドラマの撮影隊の姿もありましたが何のドラマかを聞こうとしましたが関係者はきびすを返してしまい、なんだかわかりませんでした。

       
  

『富士見坂』と看板があり、名前の謂れを読んでみると富士山が丁度ビルとビルの間に見えるそうです。今日は霞が掛かっていて何も見えませんでした。
私と同じ様にこの場所に立ってみている初老の男性がいたので声を掛けてみました。
「やはり初めてなのですか?」
「はい!名古屋から出てきてこの辺の下見にやってきました。」
「何で下見なのですか?」
「新年に、有志のみでこの界隈に来たくて様子を見に来たのですよ!この辺が好きなものばかりなので、連れてきてやりたいので
「へぇ。それは又ご苦労様ですね!」
まぁ・・・そんな方もいらっしゃるのですね。

   

日暮里から谷中に抜けるには細い道がうねうねとあってその細い道になんと車が歩行者を気にしながら通り抜けて行きました。
この辺は江戸の風雅が香る街だそうです。地図も持たずに坂道、細い道を楽しんで見ました。通り道に人家に沿って歩きます。

      
屋上にロボットと何故か駱駝が置いてある家がありました。その家には何か教えているのか作っているのかわかりませんが人の出入りがありました。

  

谷中界隈は震災、戦災の被害を逃れた為今では珍しい木造長屋が残っているそうで最近では谷中・根津・千駄木周辺を『谷・根・千』と総称するそうです。
谷中にお寺が多いのは『振袖火事』の影響で消失した寺院の多くが谷中周辺に移転した事によるのだそうです。
この土塀は「観音寺の築地塀」端の所に“まちかど賞”景観形式に寄与された事をたたえます。台東区と書かれたものが貼り付けてありました。この塀も災害から免れて現在にその姿をとどめているのでしょう。

  

よくまあこの様な狭い所にお家がひしめき合って並んでいると感心しながら大通りに出てみると道路の中心に家がで~んとあってその家をはさんで道路が分かれていました。下のほうでつながっていました。この辺はもう谷中銀座の商店街に出て来たようでした。
街行く人が紙に来るんでなんだか食べているので、聞いてみると商店街の中の揚げ物やさんのコロッケが美味しくて有名だとか。食べてみたかったのですが若者のようには歩きながら食べるのは一寸抵抗があるのでやめておきました。

         

“ご自由にお入りください”と張り紙がしてある古い家があったので、入ってみました。その中では絵手紙や、日本画、古地図 etc.並べて販売していました。
その家の梁は黒光りしていて太く、なんでも明治時代に立てられた様子です。廊下がギシギシときしみ調度品もその時代のままの姿で置かれていてタイムスリップをした様な錯覚にとらわれました。
とても昔懐かしい匂いを感じながらその家を後にしました。家に見とれてしまい、ただ見るだけで何も買ってこなかったことが後で少し気になりました。

何時間歩いたのでしょうか時計を見るともう2時前です。かれこれ3時間は歩き通しでした。楽しいと直ぐに時間が経ってしまうようです。まだ見たいのですが・・・お腹が「早く昼ご飯をたべた~~い』と言い出したので食事所を探していく内にどうやら“上野”の森に入ってきました。

  

立派な門構えの奥に秋を見つけました。美術館の庭園でした。通りがかりの人がもう少しするともっと紅葉が照って綺麗になりますよ!と声を掛けてくれました。そうだ又来て見ようと思いやっとお昼にありつけました。

 

 


ワイルドフラワー紀行 フィナーレ

2011年11月08日 | Weblog

10月2日

今日はパースに於いてスワンリバークルーズでフリーマントル港へ行き、インド洋の沖合い19kmに浮ぶ『ロットネス島』へ向かいました。

  

フリーマントル港に停泊するクルーズ船です。約30分のクルーズでロットネス島へ向かいました。今日は日本人のガイド(男性)が同乗してくれました。

  

9:00出発。船の船尾には何故か自転車がお行儀よく整列されていました。この船で日本人と会いました。他のツアーで来たグループと家族連れの方が同船して会話が弾みました。 

  

ロットネス島11:20着。この船着場には過去に使用されていた船の“いかり”がそのまま置かれていました。ここから島を案内するツアーバスに乗り込んで島見物です。
この島には住人が100名住んでいてここの居住権のある人しかこの島で働く事は出来ないそうです。なので外部からの労働者はご法度なのです。ちなみに小学生は6人。日本人ガイドさんの説明です。

       

ワォ この島を自転車でツーリングを楽しむ人が多くいる様でした。リピーターが多いようです。だから船に My Bicycleを積んでくるのですね。家族で、ペアーで・・・etc.持参しなくても自転車にてツアーを楽しみたい人の為にちゃんと自転車は貸してくれるのです。

一瞬私は借りて見たい気もしたのですが・・・後で思うと借りなくて良かったと思いました。バスの中から自転車で走っている人を見ていると、結構坂道が多くあって、ハードな様でした。若ぶっている自分が恥ずかしいと思いました

       ちなみにサイクリングコースの説明を見ると
              5km (約1時間)
             20km (約2時間)
             40km (約3時間)

ロットネス島といっても広いです。帰る時間も限られているので到底無理な話ですよね

   

写真中心に見えるものは猛禽類の“巣”なのです。遠くですが親鳥が羽を広げているのがかすかに見えます。

        
            綺麗に巣が鎮座ましています
 
         この海域に鯨も見られるようですが・・・ 
    いくら目を凝らしても見つけることは出来ませんでした 

   

その代わりと申しましょうか、オーストラリアの季節は“春”です。朝夕は結構冷え込みますが、日中は日差しが強く 紫外線がたっぷりです。サングラスを必要としました。暑いですが日本のように湿気がないのでさらとした暑さで汗の出も随分と違いました。
そんな中、写真の様な光景を見ることが出来ました。
~波とたわむれる~健康的です。 

この島周辺に流れるルーインカという暖流の為に水温は夏は涼しく冬は暖かいそうです。 

        

この島には大きなネズミのような動物がいます。カンガルーや羊の様にすばしこくはなく、ゆったりとして逃げません。有袋類で『クオッカ』と言う動物です。本来ロットネス島に生息するクオッカは野生で夜行性だそうですが一部のクオッカは日中のメインエリアでみることができました。
運がよければお腹の袋に赤ちゃんを見ることができるようですが、あちこちで見かけたのですが赤ちゃんはいませんでした。

自動車もタクシーも走ってない。聞こえてくるのはインド洋のそよ風の音だけ・・・というロットネス島の植物や景色を楽しみ16:00に帰りの船に乗り込み薄暗くなったパースに
17:45到着でした。
ホテルで軽い夕食をとり20:00タクシーにて Perth Airport へと行き、いよいよ帰国の途に着くのでした。

こうして9日間のワイルドフラワー紀行は終わりました。↓の写真はW.A. の地図です。素行距離:2,790km  毎日が車の移動でしたが路肩に咲くオーストラリアにしか見られない珍しい花々に魅了されてしまい嘘のような距離を走ってしまいました。

初めての道を地図を見ながら散策しながら連れて行ってくださいました方に感謝!感謝!の思いです。めったに一般のツアーでは決して出来ない旅!でした。

                

          ここからは一寸余談の話です

        
                アフガンメロン

いろいろともっと貴方にお見せしたいものもあるのですが、このくらいにしておきます。

あっ!そうそう、このメロンはアフガンメロンと名前があります。路肩に転がっていて、いかにも美味しそうなメロンのように見えましたが・・・果肉をなめてみると“ゲ!!”すごく顔をしかめるようなまずい物で誰も見向きもしないのです。だから路肩に転がっていたのでした。自然になっているのでしょうね。

        

スーパーにもお昼の食事の為に、みつくろって買う楽しみも有りました。果物はオレンジが一番気に入りました。パプリカのでかい事。日本の2倍の大きさです。
レストランで出て来るものは量がとても多くて一人分ではなく二人分はある量でした。5人で3人分を注文してシェアをして食べて丁度良い量となるのです。スイーツも半端ではない量でいくら好きなスイーツでも食べ切れません。見ていると、土地の人達はなんらく平らげてしまいます。
だから見る人々が、とてもでかい体格です.お尻が椅子からはみ出るくらいのデカさの人が多いでした。

 


オーストラリアなので牛肉やマトンが美味しいかと思いきや牛肉はオージービーフで今一の味で硬い肉でした。マトンも一寸頑張らないと柔らかい又味の良いのにはありつけませんでした。サーモン、ウィンナー類、生牡蠣、ムール貝が私を満足させてくれました。

最後は食べ物のお話になりましたが、もしオーストラリアに行かれる機会がありましたなら参考にされてはいかがかと思い書き足しました。

ワイルドフラワー紀行を見ていただき有難うございました。私にとっては楽しい旅となりました。

                         The End

 


ワイルドフラワー紀行 Ⅳ

2011年11月02日 | Weblog

9月30日

少し早起きして朝食前にホテルの近くにある南極海のナチュラルブリッジを見に行きました。6時30分出発。

  

誰一人として会わない海べりは岩がごつごつとしていて、まるで無人島の様な静けさで、我々の声だけが波間に消えて行き朝の潮風を受けながら散策でした。

   

風雨にさらされて浸食して出来たナチュラルブリッジです。自然のなせる業はすごいです。肌にあたる海風はだんだんと寒く感じました。長居せずこれを見ると直ぐにホテルに引き返しました。

アルバニーを後に今日は347kmドライブです。スターリング山脈国立公園を通過して、フラワートレイルを北上内陸部のハイデンにいきます。

 

         

この湖は塩湖(Salt Lake)です。水をなめてみましたが確かに塩辛いでした。

        

ドライブのところどころでは菜の花の畑を沢山見ました。延々と続くような菜の花畑でした。これだけの広さを管理するのは大変な事だと思いました。菜種油でも採るのでしょうか?

       

15時30分奇岩、ウェーブロック(Wave Rock)に到着です。
“うわ~!すごい”圧巻です高さ15mにも及ぶ巨大な岩です。この岩の模様は一定方向から吹いてくる風と風が運んできた砂・雨・熱等で浸食して出来上がったものだそうです。又岩の表面には縞模様があり、これは雨に含まれる沈殿物が傾斜して岩の表面に流れ込んだものらしいです。

             
上の方から崩れ落ちそうな感じでこの斜面を登ってみる人もいますが直ぐに滑り落ちてしまいます.花ばかり見て腰を丸めて歩いていた腰がこの岩を見るためには腰をそらせて見たので伸びたようです。

  

ウェーブロックのてっぺんに上ることが出来ました。上部までその縞があるのを知りました。ピナクルズの奇岩とはスケールが違いますが自然の不思議を感じました。

10月1日

今日はレンタカー返却の為ワイルドフラワーを又探しながら一路パースへ戻りました。パースのキングスパークではフラワーフェスティバルが行われています。車で来ないと花を散策出来ないので一同に西オーストラリアの花を集めて展示がされているのです。 

         

この公園を回るだけでもかなり広くて時間がかかります。私たちが今までに見てきた花々がありました。寄せ集めの為、自然の様子は伺えません。今まで何キロも走りながら見てきた花の名前がわかると良いのですが調べるのも大変ですが旅行の途中で、地元でツアーガイドをしている人が花の名前を書いている本を出していたのを見つけましたので花の名前をいくらか知ることが出来ました。

         
            キングスパークからの眺めです。

         
この花は“カンガルーポー”と言ってポーとは動物の手足の事だそうです。花の形がカンガルーの手の形に似ていることから名付けられ、大きく分けて12種あるようです。赤と緑のカンガルーポーは西オーストラリアの州花だそうです。

             
この花も西オーストラリアでよくみられる 花で“バンクシア”です。これも花の色 や形がいろいろとあり170種類もある様です。キングスパークでは珍しいW.A.ならではの花を見ることが出来ました。
              

        

さぁ~!市内でのショッピングです。お土産には何が良いか・・・?あまり買いすぎるとスーツケースの制限重量は20kgなので考えて買わなくてはなりませんでした。             

                   続く