ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

趣味の一つお習字

2015年02月20日 | Weblog

息子が3歳の頃から習字を公民館活動で習い始めました。あれから・・・40年なんとなく続いて師範の免許を頂いたものの・・・猿真似の文字しか書けない私で、だてに年だけ取っている事だけの情けない状況にあるのです。

今迄教えて下さった先生は5年前に他界されてしまいました。惰性でなんとなく行事として続けて来たものですから寂しい面はあった事は確かでしたが反面″ホット!”した気分もありました。
買いだめした筆や半紙が手元に残っているので、あ~~もったいないなぁと思っても自らが練習する事もなく過ごしておりました。

同じ先生に習っていた友達が新しく又習字を習っている事を耳にしました。知っている人がいるなら心強いので買いだめした書道用具も無駄にならないので再び習う事にしました。
やはり流派が違うので6級からのスタートとなりました。指を使うのでボケ防止に役立つという思いの発想で入会をしました。それから2年が経ちました。

「滄溟書展」が日本橋にある″好文画廊”にて出品されているので見に行きました。

            
          山本翠嵐 先生 (私の師)

      

        
                会の理事長である 矢島峰月氏 の作品

書といっても多種多様な書き方があって幅広い書の世界には驚かされます。書は読むものではなく見るものなのだそうです。だから絵画は見るのではなく″読む”・・・のだとか・・・

私は理事長にズゥ々しくサインを求め、なお且つ写真に納まって頂いてしまいました。年期が入るとなんでも平気で行ってしまうのはどんなものなんでしょうあつかましいですね
でも先生は快く応じて下さいました。きっとお心の広い方なのでしょう

     

画廊の前には紅梅が咲いていました。未だ寒気が気になる日々ですが春も遠からじと言ったところでしょうか

       

又すぐ近くにある「水天宮」は工事中で入れず一寸離れた場所にあって参拝者が列をなしていました。若い人が目立ちました。安産を祈願して犬の帯をもらうのでしょうか
そしてもう一つこの界隈にある「明治座」の入り口付近には中高年が時間待ちで集まっていました。

        
           明治座の表            今日の出し物は″コロッケ”の垂れ幕

成る程!コロッケの上演なら面白そうです。ものまね王座にあるコロッケは人気があるのですね。私も時々みたい講演があってネット上で予約するのですが、なかなか思う様に手に入らないのであきらめています。

       

地下鉄に向かう途中にこの様な面白い光景を見ました。バムスターが何かに挑戦しているのでしょうか思わず口元がほころびました。

昨日2月19日のTV番組で″喝采”という題名がありました。内容は蜷川幸雄が平均年齢75歳、最高齢89歳と老年俳優を率いてパリ公演までの3カ月の密着ドキュメンタリーです。
劇団員の人生をたどりつつ記憶力や体力の低下と戦いながら舞台にかける思いを打ち出したものでした。

日頃、物忘れが多いだの人の名前が思い出せないとか歳を重ねてくると出てくる悩みにぶち当たっている今、その劇団員も私と同じ年代であっても自分自身がやりたい事を成就する為に各々の欠点を克服して成し遂げるその意気込みに胸を打たれました。
年だから・・・と言う隠れ蓑にカバーしている事はよくないおと思いました。
やりたい意気込みそして努力やってみて駄目ならば仕方ないという気持ちで行うことが出来ればいいと感じました。

      為せば成る何事も  何時ぞやどこかで聞いた言葉を思い出しました。

 

     

 

         


第17回 「ホットハート フェスティバル」

2015年02月12日 | Weblog

1時間ワンコインで「ピアノ」を能トレのつもりで習わないと知人に声を掛けられました。ヒィエ~~!この歳でピアノすぐに思ったのはバイエルから・・・とても無理と、とっさに思いました。
イヤイヤ本格的にではなくボケ防止の手段として指先を動かす事がボケ防止になるらしいから、うちの息子がピノの先生をしているのでやってみないかというのでした。今でこそピアノは私の息子の子供でさえも習える時代です。

私の子供の頃はその様な余裕がなく、数えるほどの子供しかピアノに接することが出来ない時代でした。小学校の頃に子供集会で校歌をを生徒代表でピアノを弾く人がとても羨ましく思った事がありました。憧れのピアノに接することが出来ると思うと・・・ヤル々・・・やりたい

その様ないきさつで各週火曜日、月2回のレッスンです。練習日には先生のピアノに合わせて与えられた楽譜のオタマジャクシを見乍ら、あたかもピアニストになったつもりでいるのです。
時々ハチャメチャな音を出す時もあるのですが、そんなこと何のその″脳トレ”を前提にしているものですから間違っても脳トレになると勝手に思い、お構いなしの楽しいレッスンです。

 

              
                     
    孫のピアノ発表会

       

ある日先生は菖蒲町にある「モラージュ」という所で″ホットハート フェスティバル”においてのコンサートに参加するので来てみませんかと言うお誘いがあり、行ってみる事にしました。

 
                     

コンサートホール・・・・・・といっても″滝のコート”と呼ばれる1Fのスペースです。ざわつく会場でのコンサートなのです。うわチョッとビックリ。私の頭の中ではちゃんとしたコンサートホールがあるんだと思い込んでいたものですから・・・・・

        

この会場では福祉施設に通う人達が、それぞれの施設で作った心のこもった製品を、展示即売します。と案内のチラシにあり、さらに仲良く暮らし続けたいと思っています。と書かれていました。 なるほど先生はボランティア活動の一環として、今日のコンサートだと知りました。

少し早目に会場に着いた時この会場では津軽三味線の演奏が行われていました。力強い三味の音色は心の奥まで響いていました。ア~~三味線も弾けるといいなぁとも思いました。 なんでもやりたい気持ちはあってもなんでも中途半端になってしまうと思うとその意気込みもすぐにしぼんでいきました

次回17:00とあるので少し館内を散策し1時間ばかりの待ち時間を消化しつつ珈琲1ッ杯を飲んでいると突然に″蝶々夫人”ソプラノの歌が耳に響いてきました。
アレェ!もう5時なのかと残っている珈琲を一気に飲みほし開場に行くとリハーサルの看板がありました。 しかしすごい声量です。コーヒーショップは少し離れてあったにもかかわらずその声は耳に届きました。

         
           ピアノ演奏:海老塚 光生先生  熱唱   小針 絢子さん

                 
           [早春賦
] [アメージング・グレース] [蝶々夫人] [花は咲く]

ソプラノの冴えた歌声は4曲を聞かせてくれました。周りの騒々しさなんて何のそのそれを打ち消すかのような音量にはビックリしました。用意された観客席は満員で聞き終わった観客からのは惜しみありませんでした。

      
    福祉施設の展示場の人達は″花は咲く”の歌を手話を使って一緒に歌っている
    方々をみました。

手話も以前から興味があって習ってみたいと思っていましたが、これも思うのみで現実化されていません 思うだけ・・・・・・

もう第17回ものホットハートコンサートが行われて来たようです。ピアノに接して人のつながりに加わり、そこからこのような機会に参加できた事に感謝でした。良い輪がいっぱい出来るといいなぁと思いました。
又次にある時は参加したいと思い、真っ暗になった冬空の下をR122の道路を春日部に向いました。