ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

ピアノリサイタル

2013年01月24日 | Weblog

 

ふとした知り合いの御曹司がピアノの先生をしていて、ワンレッスンワンコインで指導をしていただけることを知りました。小さい時からピアノは憧れでしたが遠い存在で夢うつつの事でした。「え本当」楽譜も読めないし今頃から…と躊躇しましたが、先生のお母さんは「指を動かすことはボケにならない様だから私もやってみるの」との事でした。
「それならば、私もやってみようか」と乗り気になりました。

              
                息子さんの「海老塚 光生」先生です。

プロフィール: 武蔵野音楽大。楽器科ピアノ専攻卒。
         第21回家永ピアノ・オーディション合格
         第2回フランス音楽コンクール入選
         第10回ソリストコンテスト優秀賞受賞と他にも数多く受賞されている様子。

憧れのピアノに触れる喜びを抱き昨年9月から練習を始めました。しかしバイエルなんてことはなく音符に数字を書いてもらい、ピアノの鍵の上にも数字を張り、音符に書かれている数字を見て鍵盤の上に右手、左手を使い分けてのレッスンです。
こんな事でも結構私なりに頭を使うことになるのです
なんといってもそれなりに一曲が引ける楽しさがあります。もう初めて8曲位練習をしました。先生が伴奏を付けて下さるとなお良くてうっとりとしてしまいます。

2013年1月14日(Mon)先生のピアノリサイタルが日暮里のサニーホール コンサートサロンにて行われることになりましたので聞きに行く事にしました。
友達も誘って14:00会場14:30分開演となっているのですが、初めて行く所なので余裕をもって早めに行きました。生憎の雨となりましたが12時ごろに目的地に到着しました。サニーホール内のレストランにてゆっくりと昼食を取っていた矢先に何だか白いものが落ちてきました。

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                サニーホールの前の道路雪が止めどもなく・・・

       
           アレヨ々言っている内に降りが強くなってきました。

       

友達はすぐに電車が止まらないかと心配を始めました。私はこの時、「ひっきりなしに電車は走っているから線路はまだ凍結しないから大丈夫よ」と安閑としていました。

         

リサイタルを聞きに来る人達の中に車で来る人があってどうも雪で交通状況が悪く時間に来れないそうなので、15分遅れで演奏会が始まりました。

ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 K254             作曲: W.M.モーツアルト                          ピアノ三重奏曲 変ロ長調 D28 ソナタ単一楽章        作曲: F.シューベルト

ピアノ・ヴァイオリン・チェロが おりなす三重奏曲は初めて聞く曲でした。ヴァイオリンを奏でる人の足が前後にひっきりなしに動き、非常に気になりました。きっと曲に乗って入り込んでいるのだろうとは思いましたが、曲を間違えないのかと 少しハラハラしました

               

       へクサメロン(Hexameron)ピアノのための6章   作曲:山口 哲人

委嘱初演の曲でお友達の作曲家に頼んで作ってもらった“へクサメロン”だったようです。
私はいまいち感動は出来ない曲でした。というか良くわからないのでした。耳の肥えている音楽家たちならきっと感じ入っていたのかもわかりません。

        

作曲:山田耕作の曲で「この道」「中国地方の子守歌」「かやの木山の」「赤とんぼ」とソプラノ歌手が歌い上げてくれました。なじみの曲なのでソプラノの美しい声にプラスして聞き入りました。しかしちょっと私としましては気に入らない事と言えば…衣装が地味でなんだかくたびれているような物だったのでもう少し何とかならなかったのかと思いました。
視聴者を軽く見ているように思われました。音楽に対してよくわからない者には違いないのですが・・・外見にこだわってはいけないのでしょうね ちょっと自分の好みが入ってしまいました。

        

            2台ピアノの為の組曲「唱歌も四季」より
            「朧月夜」「茶摘み」「紅葉」「雪」「夕焼け小焼け」
                    作曲:三善 晃

これらの曲もみんなよく知っている曲なので、2台のピアのでの演奏はとても素敵に思いました。これで最後になりましたが、アンコール曲も2曲出てとても素敵なリサイタルになりました。目の前での生演奏はやはりいいものでした。知らない曲でもピアノから出る音域に感動を覚え楽器を演奏できる人を羨ましく思いました。

            

16時過ぎに演奏会が終わり外に出ると・・・アレアレ・・ひどい事になっていました。雪かきをしている人があちこちで見受けられ、いよ々電車の運行が気になり始めました。
最悪ホテルに泊まるしかないよねぇ・・・といいながら、雪で滑らないように気を付けながら日暮里の駅へと急ぎました。案の定運休する電車が続発している中かろうじて電車を乗り継いで春日部に付きましたが、野田線は運転の見込みなしでした。
足を取られた人達で駅周辺は混雑をしていました。私は娘に電話してその旦那に駅迄迎えに来てもらいました。車はチェーンなしでは走れませんでした。

無事に帰宅出来て“ホッ”としました。ニュースでは何年ぶりかの大雪を伝えていました。
明日はきっと雪が凍りつくので、家の前に積もった雪を少し壁際に除雪しておくことにしました。ずっと以前に買っておいた雪かき用の大きなシャベルが今に役に立ちました。

思い出に残るコンサートとなりました。

 

 

 

       

 

 

 

 

 

 

 

 

 


雪の上野公園

2013年01月21日 | Weblog

 1月14日は「成人の日」今年も新成人が喜びの声をあげる所を見ました。しかしその日は珍しく“雪”に見舞われる状況となりました。  
偶然に成人をした人が記念撮影をしているのを見て私も一枚撮らせていただきました。
  

           

娘さんを撮っていた人が私を見て“アレ!まるちゃん!”お久しぶりと声を掛けられましたが顔は見覚えがありましたが名前が出てこない話している内に思い出すことを期待しながら世間話をしましたが…結局出てきませんでした。
なんでも一番下の娘さんの成人を迎え、このお店でバイトをしているのでスタッフの方々との記念撮影だったようでしがどちらの方が彼の娘さんだかも解らずじまいでした。

名前を思い出さないまま過ぎ、あれから雪が解けずに結構積もって残りました。
習字を習っている社中の書展が上野公園「東京美術館」にて開催されていて期間が終わりに近付いていたので16日に雪景色でも見ながら行く事に思いたちカメラ片手に出かけてみました。

         

蔭の所では雪も氷付きツルツル状態  転ばないよう歩くのに神経を使い、広い上野公園内を歩くのも疲れました。

            

「蒼溟書展」に所属されるわが先生の書です。象形文字の様ですが違うのです。これって横に読むのですが初めは縦に読み出しチンプンカンプンでした。内心何故この様な書体なのか?理解に苦しみながら見ていました。あれ~やっと横に読むのだと分かった次第でした。お恥ずかしい
もし私がこの様な書体で作品作りをした場合きっと途中で間違ったりしても直さずにそのまま続けているのかもわかりません以前に聞いたのですが「書」は見るもの「絵」は読むもの・・・・と言われたように思います。

                             
                             この書は蒼溟書展の理事長です。

同じ美術館内で「TOKYOU書2013」公募団体の今と題しての書展も開催されていたのでついでに見ました。

           

                このような書体なら何とか読めます。

  

                 

これらも書です。芸術的というか私のレベルでは理解に苦しむ書です。自由奔放?これを書くのも基礎があってこそ書けるものなのでしょう

     

又他の書展を見るとアルファベットが入っているものもありました。もう頭がぼーっとなってきました。何が良くって何がいいのか?悪いのか?個性があっていればいいのかも・・・。それにしても世の中には先生たちがいっぱい存在するということを思い知らされました。アァ…疲れた。館内にて軽食を済ませ外に出ました。

    

           

しばらく雪景色を見ながら頭を冷やして歩く内「上野・東照宮」ぼたん苑の幟が目に入り入り口の料金所からチラッと中の様子を見るとどうも“ぼたん”の花の勢いがない様に見受けられましたので、入園料¥600がちょっと気になり聞いてみました。

「花はしょぼくれているようですが…入園料は変わらないのでしょうか!?」と
すると申し訳なさそうに「ハイ!変わりません」という返事に一瞬躊躇したのですがこの機を逃すと次は来年になりそう・・・なので新年からケチなことを言うのも大人げないと自分に言い聞かせ、しぶしぶ支払いました

      

本当に写真に撮ってもよさそうな花は数える位しかありませんでした。花札で猪鹿蝶の蝶には確かボタンがつきもだったことを何気なく思い出しました。でも結構カメラをボタンに向ける人が多くいることにはちょっと驚きました。ボタン愛好家がいるようですね。

       

こんなおりにふと冒頭の顔見知りの人の名前がわかりましたそうだ風呂釜のお店の長男。今では店主となって仕事を引き継いでいる人娘と同じ国学院の先輩でした。思い出すのに随分と時間がかかりました。

いよいよ痴呆症に一歩前進か・・・クワバラ々 歳は取りたくないねぇ
夕食後、娘に話しましたならボケないようにいろいろ用事をさせてあげるからねですって。自分の習字ももう少し身を入れたら…とも言われてしまいました。ハ~~イ

 

 


茂林寺掃除狸

2013年01月06日 | Weblog

巳年~>゜)~~~明けましてオメデトウございます。

元旦には心待ちにしている年賀状を見るのが一番の楽しみです。去年に喪中のはがきを頂いたのは7軒もあってその様な年齢にあることを痛切に感じました。一昨年より年賀を多く購入してしまい今後の参考に覚えておく必要ありと思いました。

            

昨年暮れのNHKの放送で、茂林寺の狸がエプロンをつけているスタイルにあると放映していましたので暮れの大掃除やお正月の準備に忙しい折なのですが、ぶらりと行ってみました。
北風の吹く茂林寺にはさすが人気は少なく閑散とした中、おたぬき様達のいでたちはエプロンを付けはたきや塵取りを持つ姿がありました。

      
                              

忙しいときは「猫の手を借りたい」とよく表現しますがおたぬき様では・・・・・ね

                    

           

この様なたぬきに装束を施すのは何方がやるのかが疑問に思いながらも・・・いやTVでは説明をしていたようでしたが聞きはぐっています。
お土産やさんも閑古鳥が鳴いているようで、ただ“よってらっしゃい”という言葉が北風に吹き飛ばされていました。

 確か以前に訪れたのは昨年4月21日同じ場所でも季節によってはこうも活気がないとは寂しいものです。毎年暮れは一番嫌いな月です。あれもこれもしなくてはいけないという気持ちが自分の中にあって意気込みだけで実行に移せないのです。
師も走るほど忙しい月という意味が含まれている“師走”とはよく言ったものです。
最近は昔ほどきちんと掃除をする家庭が少なくなったような気がします。

私も昔は網戸、ガラス戸を敷居から外して汚れを取っていましたが今では重くて持てず、おおざっぱに建具を立てたまま一応の掃除はして水をかけるのみとなりました。障子も破かない限り張替えなしあれもこれも思うばかりで一向に掃除は進まず、挙句の果てに「やったつもり」と楽を選ぶ始末本当に年々大雑把で年を越すようになりました。

おたぬき様…出来るなら・・・化けて掃除を手伝って ほ・し・いです。