ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

?年目の誕生日

2012年06月24日 | Weblog

6月22日は私の誕生日です。

Happy Birthday to you ・・・・Happy Birtyday Dear 「おーちゃん」とケーキを前にして歌ってくれた孫達 そして背中に隠していたプレゼントを静々と私の目の前に差し出してくれました。
ちなみに「おーちゃん」とは私のことです。バーちゃんとかおばあちゃん等で言われたくないので苦肉の策です。

            

いや~~!懇親の作品。目を見張りました 3年5年生の合作です。といっても殆ど5年生の手をかりた様です。学校のクラブ活動で家庭科を選んだ5年生は針を手にして少しは縫っている様子でしたがこの様な形でプレゼントを作ってくれるなんて、感無量になりました。文字は3年生も書いたのかな
又誕生日の日には、趣味で書いている絵手紙のグループの人達からの誕生日プレゼントの絵葉書です。

        
       これは二人の先生からのメッセージの絵葉書です。

 

       
        
これらは仲間からのメッセージです。古い人、最近入会した人と、いろいろですが、心のこもったものばかりです。これが楽しみなのです。
これは先生からの提案で、誕生日の人には必ず絵手紙を出す事となっているのです。だから頂いた方の誕生日には必ずお返しに絵手紙でお返しするというのです。でないとなかなか下手だと思っていると絵手紙を出す勇気が出ないので・・・仕方なく書く事になります。

 

            


私は絵手紙を始めてかれこれ5年目になっていますので、今回頂いた方えのお礼の絵葉書を下手ながらに書いて出す事にしました。月1回の絵手紙教室です。

小さい頃の誕生日は早くやって来て欲しと思っていたのでしたが、いつの間にか・・・・又今年もやって来たと思うようになりました。年と共になんだか早く来てしまうようにも感じています。

朝一応にたしなみとして鏡に向かってみますが・・・
“鏡よかがみ、世界で一番綺麗な者は誰?”と聞いたお話がありますが、己の顔を鏡の中で見て・・・ここに写っているのは誰と人事のように聞いてみたくなります。誰かが言っていましたが、そのシワは貴女の年輪なので味わい深いものよですって。ア(バームクーヘン)だぁ

なるほどそうかそう思えば“しわ”も生を受けて今日まで丹精込めて築き上げてきたのだと思うと見方も一寸変わって、いとおしく思えるかも
前向き思考でその美を堪能していく事にすれば鏡を見るのも恐ろしくはないかもね

           肩もみ券何回も使えるのかなぁ


介護

2012年06月10日 | Weblog

「ツレがうつになりまして」・・・という映画がありましたが
「ツレが介護が必要となりまして」・・・という現状がやってきました。

           

 お酒を大いに好むツレはこの方何十年と酒を離したことはありませんでした
結婚をする前のこと、ツレになる人にお酒は好きですかと聞くとう~ん
“たしなむ程度・・・”と言っていたので、ホドホドに飲むのだな~って勝手に思い込んでいたのですね 
さて幕を開けると、いや~~驚いた。とんでもないお酒大好き人間だった事にきずかされたのです。 しまった 百年の恋も一瞬に・・・ 
私の母方の親戚のおじさんは酒乱でおばさんがとても苦労しているのを子供の時に見聞きして酒飲みはいやだなぁ~~と思っていたのですが、よりによってその酒飲みとツレになってしまいました。

       

過去何度も禁酒を呼びかけて断酒のきっかけも作ったりしてきましたが、根っからの酒好きにピリオドを打つ事は出来ず酒を引きずって年・月を過ごしてきました。
私は酒類のその美味しさを知る事もなくきてしましたが一度でいいから
ツレの様に何もかもわからなくなるまで飲んでみたい衝動に駆られましが・・・一滴飲むと心臓がドキドキして天井はぐるぐる回ったことがあったので残念ながらそういった体験は出来る余地はありませんでした。

       

その酒の事で喧嘩を何度と繰り返してきた事か・・・飽きもせずよく出来たものだと今思うと苦笑せざるを得ません。
子供達にも夫婦喧嘩でいやな思いをさせて来てしてしまいましたが、幸いに横道にも反れず、又よくこんな親にあいそをもつかずについて来てくれたと思いました。

       

年と共に酒のことに関して言うのも疲れ、本人が好きなんだから勝手に飲んでろとあきらめムードになり、ついには夫婦の会話もなくなって来て何かを伝える時には筆談にして意思を伝える状況にもなりました。

挙句の果てには“お前の作った飯は美味くない”と言い出しました。
“今更何よ”と呆れてしまい言葉もありません。
今までの積もりつもったうっぷんが一度に爆発して
そこまで言うならばもう引導を渡す時が来たと思い家庭内別居にまで発展してしまいましたトホホ・・・・

       

そんなこんなしている時、ある日ツレは自室で身体全体をヒクヒクと震わせているのを発見しました。 もう驚き後は救急車を呼んで病院に直行です。
 
受け入れてくれる病院を決めるのに数十分位あちこちに連絡を取っていてようやく決まったのは、運良く家から近い私立病院でした.
救急車の病人が搬送先が決まらずに、たらいまわしになったニュースはよく聞いていましたが、まさしくこの事だと実感しました。

        

病院では震えの応急処置をしているようでしたが、原因がわからず結局は即入院となり、集中治療室に移されました。その日は要注意
アルコールによる脳の萎縮、黄疸が出ていて肝臓も悲鳴を上げている状態なので
その日は私はその部屋で泊まることになりました。椅子に座ったままの病院での一晩は長く感じとても疲れました。

        

2~3日して、ある程度の震えはなくなりましたが止まったわけではありません。主治医の先生に呼ばれ酒の飲みすぎからきている事で、介護になりますと決定的な言葉を聴かされてしました。

これ以上、病院での治療はありませんから4日に退院してください。と宣言され寝耳に水とはこの事です。準備もあるのでもう少し伸ばしてくださいと訴えましたが、先生曰く「この様な人は今までに沢山見てきているが家族の人は大変です」頑張ってください。 伸ばせませんがそれでは一日だけ伸ばしてあげましょうとお慈悲を頂きました。

退院の前にわかった事なのですがCTスキャンで右脳に座礁があったようです。その為に左半身に影響が現れたようです。
外で飲んで、きっと転んでどこかにぶつけたのでしょうそれが何時だったのかは本人のみ知る・・・いや~きっと酔っている時なので本人もわからない事だと思いました。

            

地区の包括センターの方々にに相談し、介護専門のケアマネージャーさんの計らいでショートスティの施設の空きが運良くあったので入所をさせていただきました。介護度が現在わからないのでその審査があったり、初めての経験で介護に直面し、急に忙しくなりました。

病んでいる者を目の前にして愚痴を浴びせるわけにも行かず,この様になったのも私の態度にもあったのではないかと今更、反省する気持ちになりました。これから歩んでゆく現実を受け止めて逆らわず進んで行きたい私です。

ツレは盛んに“迷惑を掛けた”“すまん”・・・などと今までに言ったことがない台詞が飛び出しました。私としてはもっと早くその様な言葉が私に欲しかったと思いますが、こうなったからこそツレは言えたのかなとも思いました。人生にはいろんなことが起こるものです。喜びも悲しみも背中合わせにあってそれぞれを乗り越えていくのも人々のお世話になってしまう事を切実に感じました。

行く末には自分も介護される立場になる事はそう遠くではないことです。出来るだけ人の世話にはならないよう今からでも自分の身体のことをいつくしみ,身体作りに励んでいきたいと切実に思いますが・・・さてさてどの様になりますやら

その節には皆様のお世話になります。どうかよろしくお願いいたします。

                       

  このブログに掲載した写真は幸手町の「権現堂」のあじさいです。
  あじさい道に石碑がありました。

             

季節ごとに咲く花を見に権現堂に行っていますが、この石碑をまじまじと見たのは今回が初めてです。母子の絵が刻んでありました。言われは次の様に書いてありました。

                   順礼の碑

権現堂の堤の上には順礼供養塔と順礼供養の碑が建てられている。
享和2年(1802年)㋅長雨のため水位が高まった利根川はついに決壊し人々は土手の修復にあたったが激しい濁流に工事を進める事が出来ずに手をこまねいていた。
順礼親子がその時そこを通りがかった。これを見かねて自ら人柱を申し出、逆巻く流れに身を投じたという。するとたちまち洪水はおさまり修復の工事が完成したという。

これに対し順礼親子が工事が無駄だと言ったのに怒った人夫たちが親子を川に投げ込んでしまったと言う説もある。

どちらが本当かわからないが順礼供養塔は人身御供になった順礼親子を供養するために昭和八年に建立されたのである。
順礼供養塔の碑には明治、大正の有名な日本画家「結城素明」の筆による母子順礼よる姿がきざまれている。

人気のいない早朝に石碑をまじまじと見つめました。そして我に返り、まだ6部咲きのあじさいを堪能して現実に戻りました。
そろそろ入梅のようです。あじさいは雨にあう花だと思います。