ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

富士の見える休暇村 part2

2010年11月29日 | Weblog

11月8日(月)休暇村2日目です。

今日は薄曇でしたがやはり富士山はよく見えています。今日の予定は、とりあえず休暇村のバスにて「白糸の滝」へ行くことにしました。約10分のドライブです富士山の雪解け水が、高さ20mの湾曲した溶岩壁から湧き出し、大小数百の滝となって流れ落ちています。それは白糸の名前の通り行く筋もの絹縫糸のようです。

徒歩約5分、ゴーゴーと水の流れる音に誘われて滝壺へと進みました。豪快に流れ落ちる滝と成る程、白糸のような細い滝がとうとうと静かに流れ落ち、それらの水しぶきに朝日が反射して綺麗な虹が見ることが出来ました。まだ観光客も少なくてゆっくりと観賞出来ました。

この白糸の滝と隣り合わせに「音止の滝」がる様なので帰り道すがら見に行きました。“音止”とあるので音がしないのかと思いきや高さ25mの勇壮な滝で白糸の滝より尚、水の落ちる音もすごく何故〝音止”なのか?不思議?説明によると、その昔曾我兄弟が親の仇討ちの相談をした際、滝の音が止まったとの古事によるようでした。

さてこれからは何処を見ようか?と地図を片手に相談です。地図上ではなんとなく 歩いていけそうなのですが・・・地図上と実際の距離ではかなりの隔たりがあります。そこでレンタカーをと思いましたが近辺にはレンタカーがありません。バスストップの近くでこの様子を見ていた人が相談に乗ると声を掛けてくれました。なになに・・・!?

“どう?案内してやるから一人500円で・・・?”“エ~~ほんとう?”渡りに船とはこのことかしら!?

〝大きな声では言えないけれどそれでよければ、行きたい所え連れてってやるよ”

タクシーを頼むと結構取られそうなので願ってもないことなので、私達は二つ返事でお願いする事にしました。悪いけれどその車は・・・チョッとおんぼろ。贅沢を言っている場合ではありません。車内ではそのおばさんはよくしゃべる事・・・本人曰く、誰とでもお話しすることが好きでストレス解消になるそうです。

「まかいの牧場」です。車で10分の所にありました。15万㎡の観光牧場でした。メインゲートをくぐると土産売り場で乳製品がずらり並んでいました。牧場へ行くには入場料を必要とするので私達は中には入らずその辺を散策したり、記念写真を撮ったり、お土産を買ったりして迎えの車を待ちました。話し好きのおばさんの車です。

飾り気のない人です。話を聞いているとお金をためることが趣味?とか・・・。あちこちに土地やスーパーの店おまけに貸家等を持っている様子です。娘は゛歯医者さん”息子は゛郵便局員”ととても家庭的にも安定している様です。もうさんざん話を聞かされ、あっけにとられました。何の心配もないのに・・・まだ金を稼ぐ?お金は沢山あっても重くないからね~~!

面白い展開で休暇村に3時過ぎに戻ってきました。夕食にまだ時間があるので夕暮れの田貫湖を回って見ました。2人はお部屋で休息、後の2人で夕日に照らされている富士を眺めながら今日のビックリした話や世間話をしながら足を進めました。

乾し草を刈っている人に声をかけて、今日の車のおばさんを知っているか?聞いて見ました。金持ちだと誰の耳にも達しているだろうと思い聞くことにしたのです。

案の定〝あ~あのがめついかぁちゃんね!とすぐ返事が帰ってきました。さすが・・・この界隈では有名な様子です!思わず吹きだしてしまいました。お金持ちになるには、がめつくして稼がなくては、いけないようですね・・・!?

はい!よ~~くわかりましたよ~!なんだか、むなしい気持ち反面羨ましくもありました。欲を掻かない!今の自分を幸せに思え!と自分に叱咤激励。暮れなずむ田貫湖に休暇村の姿が白く浮かび上がっていました。思わず考えさせられる一日でした。

男もいろいろ!・・・女もいろいろ!・・・世の中もいろいろ (^^♪



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