湯島天神

2月4日三寒四温の昨今、友達に誘われて東京都文京区湯島にある「湯島天満宮」に出かけました。

　　　　　　　　　　　　　

白梅の香りが漂っていました。私の郷里の京都にも北野天満宮があって天神さんと慕われていました。２5日には広い境内に市が立ってにぎわいました。又弘法大師がお祭りしてあるお寺もあってここは２１日に市が立ちました。そして面白い事に天神さんがお天気の時に市が立つと弘法さんの市は雨・・・？と不思議に当たっていました。うわさでは天神さんと弘法さんは仲が悪いのでそのようになるのだそうだ？と子供の頃に聞いた事がありました。

　　　　　　　　

♡東風吹かば　匂いおこせよ　梅の花　あるじなしとて　春を忘れそ♡

菅原道真公が大宰府に左遷させられる出発に際して詠まれた有名な和歌ですが、本当にどこの天満宮を訪れても梅の花が見られます。とても私は好きな歌です。

　　　　　　

目白が盛んに梅の花の蜜をついばみに来ていました。

　　　　　　

学問の神様でもあるのでもうたわわに願掛けの絵馬がご覧のようにびっしりとありました。最近のニュースで予備校生が携帯を利用して試験問題の回答を盗んだ様ですが、折角苦労して勉強して来たのにこの様な不祥事を起こすのは余程切羽詰っていたのでしょうかね～～？非常に残念な結果で人事ながら可愛そうにと思いました。

　　　　　

人の集まるところに“猿回し”がよくいることがあります。以前お正月に浅草の浅草寺にお参りに行った時、やはり同じ猿回しのお姉さんがいました。その時お猿さんが芸をするのを写真に収めたのですが・・・

「お客さん、私達も生活が掛かっているので、まさか、ただ見はないよね。今時ジュースも100円では買えない世の中！心してこの籠にお駄賃を置いていってね～」　と円陣を取り巻く観客に申し立てたので仕方なく千円を籠に入れたことを事を脳裏に焼きついていたので、今回は望遠レンズを使用して彼らに見つからない様に・・・？後ろからこそっとシャッターを切りました。友達も写真を写したので同じ千円を置いて来たと笑いながら言っていました。

そよねぇ！楽しませてくれて　“ただ”　とは大人気ないことだと思いました。ごめんなさいね！今回は1枚のみなので・・・！？お許しを！

　

女坂という階段の道がありました。ここにも梅があり紅梅もあるようです。今日の天神さんの市はまだ寂しそうな気配でした。

10時に境内に足を入れ30分ぐらいの見学でした。京都の天神さんに比べて超狭い！でも梅が迎えてくれてよかったと思いました。絵馬に願いを書いたみんなが成就出来るといいのにね。

人生あるうちは一生勉強だと聞いた事があります。学問の勉強、人生の勉強・・・なのでしょうかね。