気ままに

大船での気ままな生活日誌

小田原城の箱根口界隈

2021-11-13 11:41:49 | Weblog

おはようございます。

秋晴れのよい天気がつづきますね。秋日和に誘われて、昨日は小田原城菊花展へ出掛けてきました。まず、箱根口近くの和食レストラン、右京でランチ。一人のときは、ほとんど蕎麦かラーメンだが、家内と一緒のときはプチ贅沢になる。コロナ明けでお酒が解禁になっていたので、熱燗を一本。和食は、やはり日本酒を合わせないと完成しませんね、最高でした(笑)。

カウンター前の壁に”五風十雨”の四字熟語が。

スマホで調べると、”五風十雨”とは、世の中が平穏無事であるたとえ。気候が穏やかで順調なことで、豊作の兆しとされる。五日ごとに風が吹き、十日ごとに雨が降る意から。平穏無事が一番ですね。

箱根口界隈の旧東海道沿いには老舗店が並んでいる。先日、テレビで三宅裕司のふるさと自慢(小田原編)を見ていたら、自慢①:ちん里う(ちんりう)の梅干し ※ほととぎす巻も是非食べてください 自慢②:老舗中の老舗「ういろう」のういろうさんが紹介されていたが、両店が旧東海道を挟んではす向かいにある。左の城のような建物が”ういろう”で、右手前がちん里う。

ちん里う テレビでは駅前の本店が紹介されていたが、当初はこの場所だったのだろう。小田原藩主の料理人頭を務めた先祖が明治維新、枕流亭(ちんりゅうてい)という料理屋を開業、その後、漬物製造および販売業を主とすることとし、屋号も読みやすく”ちん里う(ちんりう)”と改めたとのこと。

ショーウインドーに面白い工作品が。梅干しの種でつくった東海道の小田原宿のお店の並び。

梅干し小田原城。

ういろう。ここは本ブログでも何度も紹介しているので。ここをご覧ください。京都の祇園祭の蟷螂山は、14世紀後半の南北朝時代に、薬や菓子で有名な”ういろう”を始めた外郎(ういろう)氏がつくったもの。外郎家はその後、小田原に移り、現在も家が存続している。という老舗中の老舗。

享保年間、二代目市川団十郎が咳の病で舞台に立てずにいたが、うわさできいた”ういろう”を試したところ、全快し、再び舞台に立てるようになった。団十郎は、感激し、当時1泊行程の小田原までお礼に出向き、それが縁で、団十郎・自作の”外郎売”が上演されるようになった。2019年、七月歌舞伎で海老蔵親子による外郎売が上演された。

この界隈で人気のあんぱん屋さんもある。柳家ベーカリーという、うす皮あんぱんのお店。創業大正10年というからちょうど100年!相変わらずの人気でお客さんが来ていた。

10種類のあんぱん。五つ買った。さてどれでしょうか(笑)。

あんぱん屋さんの向かいにちんちん電車が。三宅さんの番組にも出てきた。

小田原のちんちん電車は、昭和31年に廃止され、そのとき5車両が長崎に移り、現役続行し、平成31年に定年退職。現在、故郷の小田原で余生を送っているとのこと。

小田原の路面電車は全国4番目だそうだ。わが江ノ電より早い!京都が一番とは。

この公園には二宮金次郎の像が建っており、目の先には小田原城の天守閣が見える。

箱根口からお城へ向かう。そこでは菊祭りが開かれていた。

日本一の新宿御苑の菊花壇展を見たきたばかりなので、菊よりも、ついお城ばかりに目が入ってしまった(笑)。小田原らしく甲冑展も。

楽しい小田原散歩でした。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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