おはようございます。
熱海のMOA美術館の”光琳/国宝「紅白梅図屏風」×重文「風神雷神図屏風」”展の”その5”となりまする。光琳の両屏風が並んだ場面を目にする機会はめったにない。ふと思い出したのが、2015年に京博で、宗達、光琳、抱一の風神雷神図屏風が三つ並んだのを見たことがある。これも豪華なものだった。本展では、宗達、抱一のはないが、「風神雷神図屏風」の近代、現代の作品が並び、楽しませてもらった。これらを紹介して、MOA展の千秋楽としたい。おすもうはまだ三日目ですが。
風神雷神図 今村紫紅 明治44年 東京国立博物館蔵
二神の表情に変化を与え、骨格や肉体をたらし込みで表す。
風神雷神図 安田靱彦 昭和4年 遠山記念館蔵 緑色の髪を靡かせて天空を縦横無尽に駆け回るふたりの若者。安田靫彦の考えた「鬼になる前」の風神と雷神。
出現(雷神)青空騒ぐ(風神)土屋禮一 令和4年 個人蔵
雷神は北斎の雷神図を参考にした。風神は青空に紅葉を飛ばし風を表し、顔は吉備大臣入唐絵巻の赤鬼を参考にした。
江戸の風神、雷神図も。北斎と抱一。
『北斎漫画三編』風・雷 葛飾北斎 江戸時代 文化12年(1815) 個人蔵
光琳百図 後編 酒井抱一編 江戸時代 文政9年(1826)頃 光琳百図とは、酒井抱一が私淑する光琳の百回忌に合わせて遺墨展を催し、光琳の絵を集めるにつれ、それらを写しあげ、とうとう百点の絵書を描きあげた。その 光琳百図のうちの一つ、風神雷神図。
そして、次の部屋には上の抱一が写した光琳の重文・風神雷神図屏風が。初回に報告済ですが、再度〆に。
隣りに光琳の国宝・紅白梅図屏風が。
両者を一目で見る幸せ。
とても素晴らしい展覧会でした。長くなりましたが、これで本展の紹介の千秋楽といたしまする。(完)
大の里3連勝
九州場所3日目。大の里、3連勝で序盤好調なスタート。ライバル尊富士も今日は本領発揮で2勝目。琴櫻は王鵬に苦杯。豊昇龍、若隆景、熱海富士、好調、3連勝。面白くなってきたぞ。
大の里、正代を問題とせず、押し出す。3連勝!
尊富士、本領発揮、輝を一気に寄り切る。2勝目。
琴櫻、王鵬に苦杯。1敗。どうした琴桜。でも、王鵬も力をつけてきたし、しょうがないか。
熱海富士も好調、3連勝。大栄翔に完勝!今場所はいくぞ。兄弟弟子、尊富士に負けられない。
蔦紅葉
茅ヶ崎市中央公園の蔦紅葉、見頃になりました。
ピラカンサスの赤い実も見頃に。
昨夕のお月さまも見頃に。十二夜の月。
今朝の富士山。うっすら積雪があるようなないような(笑)。まだ”雪化粧富士”とはいえないね。
ドジャーブルーの夜明けの空はいつも見頃。大谷のMVP最終候補に。22日に発表。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で。
数日、留守にしますので、コメント欄はお休みにさせていただきます。