気ままに

大船での気ままな生活日誌

日比谷公園の彼岸花と自由の鐘

2017-09-23 09:18:58 | Weblog

おはようございます。

広尾の山種美術館で松園さんの別嬪さんをたくさん見て、ぼくは日比谷線で日比谷公園に向かった。スマホで調べると、公園に彼岸花が咲いているというので。霞が関駅で降りて、霞門から日比谷公園に入った。鶴の噴水がすぐ現れるが、その周辺には彼岸花はひとつもない。一番、ありそうな場所なのに。

さらに第二花壇を通って、あちこち廻ったが、赤い花はどこにも見付けることはできなかった。白い花(のしらん)はあちこちではびこっていたし、テニス場横の相変わらず咲いている黄色い花(ひまわり)も見たのに。

ちょっと探しようがなくなってきたので、先ほどから聞こえている小音楽堂の演奏会を聞きに行くことにした。いつかも偶然、出くわしたのだが、お昼の消防庁音楽隊による金曜コンサートである。もう、終盤にさしかかっていて、最後の曲、オリンピックマーチが演奏されていた。プログラムをみると、四季の歌や、小さな秋みつけた、サブちゃんのまつりと馴染みの曲ばかり。アンコールも二つほど聴いて満足。

おわって、出ると、どこからともなく金木犀の香り!今年初。さて、どこにと探したがみつからず。相当遠くまで、あの香りは流れてくるからね。

心の字の池のベンチで休み、もう一度、スマホで検索してみた。その中に、”日比谷公園の北西部の三笠山に咲く彼岸花”という文を見つける!えっ!三笠山?どこにある。案内図で調べると、なんと、あの松林のきれいなテニスコートの向こう側。朝顔市の会場の近くで、その山は見ているが、登ったことは一度もない。終盤になって、漸く、メドがついた。

これが三笠山。松がうつくしい。

彼岸花はどこ?あぁぁぁ、ほとんど終っている・・・・

でも、日比谷公園の彼岸花をはじめて見たことは評価しなければ。見頃のものも一つ、ふたつ。記念写真に。

さて、ぼくがこの彼岸花に感謝をしたいことがある。それは、この三笠山の向こう側の麓に”自由の鐘”を見つけたこと。日比谷公園は何度も来ているのに、こちらに廻ったのはこの日がはじめて。

この”自由の鐘”は1776年の米国独立宣言の際に鳴らされたフィラデルフィアの”自由の鐘”のレプリカで、終戦後、米国から贈られたもの。しばらく振り子がなくだんまりだったが、最近復元され、現在、正午に清らかな鐘の音が鳴らされているそうだ。

ぼくらは、5年ほど前、フィラデルフィアを訪れ、ホテルの近くの、ペンシルベニア州の議事堂(現独立記念館)と独立宣言に銘文を使ったという自由の鐘も見学している。

独立記念館


自由の鐘(ガラス越しに見る)

そして、日比谷公園の自由の鐘。

彼岸花に導かれた、日比谷公園散策は自由の鐘を見つけるなど、有意義なものとなった。

それでは、みなさん、秋分の日の一日を、お元気で!

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