本の迷宮

漫画感想ブログです。「漫画ゆめばなし」(YAHOO!ブログ)の中の本の感想部分だけを一部ピックアップしています。

ヤマシタトモコ (HER)

2011-04-07 22:44:00 | 漫画家(や・ら・わ行)
(Amazonの内容紹介より)
『君に届け』の椎名軽穂、推薦! 女たらしの男性客に思い渦巻く美容師、白髪のレズビアン、フツーじゃないことを恐れる女子高生、母の浮気がトラウマな地味めOL、女が嫌いな女…。オンナの本音を描き話題沸騰、全6編の連作オムニバス。描き下ろしBONUS TRACK、および『BUTTER!!!』(講談社)連動マンガも収録。

東北関東大震災で被災された方々が一日も早く安心出来る生活が出来るようになりますように。

私の住んでいる愛媛県東部では全く被害はありません。
停電もなければ、スーパーにはトイレットペーパーも乾電池も食料も何でもたっぷりあるし、買い占めをする人もいない。ガソリンも普通どおりあります。
こんなに普通で何だか申し訳ないと思いつつ、普通の生活を送っている私です。


さて、いつもどおりに漫画の感想です。

いろいろな女たちの本音を描ききった作品です。
どの女の本音も、ああナルホドね。・・・と納得出来ます。
そうなんだろうね、と思えます。
でも、私自身に良く似たタイプもいないし、私の周囲によく似たタイプもいない。
それでも、ナルホドね、と分かった風に思えるのはどうしてだろう?とフト疑問に思ったのです。
・・・で、考えた結果、昔からず~っと読んできた少女漫画で、こういう風な心理が理解出来るようになったのではないかと思いついたのです。

一般的に少女漫画って本音を描いてることが多いと思うのです。
かなり微妙な心理も描ききっていることが多いんじゃないのかな。
だから読者は知らず知らずのうちに女性の微妙な心理を学んでいる・・・そういう気がするのです。

この作品の中で<こわい靴>っていう表現があるんですよね。
私には今までそういう発想はなかったので新しい発見?でした。

靴といえば、年をとるとデザインよりも履き心地重視になってしまいます。
若い頃はヒールの高い靴も平気で履いてきたものですが、今ではヒールの高いものは無理。
ヒールが低くても長時間歩いていて疲れるのも無理!
そんなわけで、気が付くとカッコイイ靴なんて履けなくなってしまっている自分がちょっぴり悲しいです。


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