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本の迷宮

漫画感想ブログです。「漫画ゆめばなし」(YAHOO!ブログ)の中の本の感想部分だけを一部ピックアップしています。

ヤマビコ13号 (松本零士)

2007-04-16 10:09:41 | 漫画家(ま行)
(少年マガジン 昭和46年4月4日号)

画像に使用している本は「SFマンガ大全集」(別冊奇想天外NO.5)昭和53年7月10日発行
<全作品単行本未収録!!>と書いているが、それは当時この本が発行された時点のことで
現在は単行本に収録されている作品もある。



これは「男おいどん」のSF版。
時は未来。
大山昇太は相変わらず金もなく下宿の四畳半に大量のパンツと共に?生活している。
<ヤマビコ13号>というコンピュータが全人類の過去のモロモロの秘密を知っていて、
人類はそれがある限り自分の言ったりやったりしたこと全てに責任を持たなければならない。
誰もがそんな機械を壊したいと思っているが、罪になるのが嫌で壊す事が出来ない。
そこで、大山昇太が例の如く美人の女性に騙されて<ヤマビコ13号>を壊すのだが、
自分は騙されている事を知らない。
ラスト、美人姉妹に騙されたことを知った大山昇太は
反陽子手榴弾を握り締める・・・



・・・とまあ、こんな話。
貧乏で単純で大した欲もないおいどんだけど、
どうしても許せないもの、男のプライドっていうのかな?
「男の意地」はある訳だ。


見かけはぱっとしないけどそういう所が魅力なんだろうな~。



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