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本の迷宮

漫画感想ブログです。「漫画ゆめばなし」(YAHOO!ブログ)の中の本の感想部分だけを一部ピックアップしています。

エマ 8巻 (森薫)

2007-06-10 11:18:15 | 漫画家(ま行)
(月刊コミックビーム 2006年9月号~2007年2月号掲載)

「エマ」の登場人物たちによる番外篇シリーズ。

いいですね~♪
絵もストーリー構成もどんどん上手くなってくる♪

どの話も良いのだけど、今回特に印象に残ったのが
第5話 The Times

詳しく書くとネタバレになるので書かないが、
新聞をテーマにオムニバス形式で描かれた作品。
導入部分と結末部分の表現なんてもう最高にいい♪


次巻が待ち遠しい作品です。

私家版魚類図譜 (諸星大二郎)

2007-06-06 09:39:07 | 漫画家(ま行)
(2007年3月23日発行)

諸星大二郎にかかると<人魚>も魚類に入るらしい。(笑)


深海に住む人魚姫の話「深海人魚姫」と「深海に還る」が、とっても良かった。
一途で世間知らずで大胆な人魚姫。
清楚で無邪気で、それでいてちょっぴり色っぽい。
もしかすると本当に深海にはそんな人魚姫がいるのかもしれない。

ひみつのおとうさん (麻々原絵里依)

2007-05-30 09:02:54 | 漫画家(ま行)
(1997年発行)

まあ要するに「バットマン」もどき?

昔、TVでやってたバットマンが好きだったのよね。
あれをリアルタイムで観てたなんていうと歳がばれますか?

映画のバットマンと違って、今観るとと~~~っても安っぽいだろうけどね。
その時のロビンが可愛くて(お耽美系?)とっても好みだったんです。
・・・映画版のロビンはちょっとマッチョすぎますね。

・・・で、この作者、デビュー前にもバットマンのパロディを描いてたからかなりバットマンが好きなんだろうな~。

ストーリーは、まあ・・・だけど、
とにかく<バットマン(もどき)>だぁ♪・・・って、図書館で見つけたので借りてきました。

漫画の名セリフ-おたのしみはこれもなのじゃ (みなもと太郎)

2007-05-07 20:59:54 | 漫画家(ま行)
(「マンガ少年」1976年9月~1979年8月号 掲載)

和田誠のイラスト入り映画評論「映画の名セリフ-お楽しみはこれからだ」のパロディ。

様々な漫画作品を取り上げて、その似顔絵を和田誠風に描いて
名セリフと共に文章もまた和田誠風に似せて書くという素晴らしいパロディ!

作者本人は、
「ひとのフンドシで、ひとの土俵で、ひとのチャンコをくいながら相撲をとりつづけるようなものだ。
ぼく自身のものなどなにもない。
やたらと肩身がせまいのである。」
なんて謙遜しているが、なかなかどうしてここまでやってると実にすばらしい!

パロディのお笑いでなく、マジなマンガ評論としてうけてしまったことに作者は驚いているが、本当に素晴らしいマンガ評論なのだから驚くことはないのだけどね。

この作者は私よりも一世代上の年代なのでかなり古い漫画を取り上げていて残念ながら読んだ事のない漫画もいくつかあるのだが、とにかく切り口が面白い。

私もこういう風にマンガ評論とやらを書けたらいいのにな~と、密かに目標にさせて頂いている作品なのです。

ヤマビコ13号 (松本零士)

2007-04-16 10:09:41 | 漫画家(ま行)
(少年マガジン 昭和46年4月4日号)

画像に使用している本は「SFマンガ大全集」(別冊奇想天外NO.5)昭和53年7月10日発行
<全作品単行本未収録!!>と書いているが、それは当時この本が発行された時点のことで
現在は単行本に収録されている作品もある。



これは「男おいどん」のSF版。
時は未来。
大山昇太は相変わらず金もなく下宿の四畳半に大量のパンツと共に?生活している。
<ヤマビコ13号>というコンピュータが全人類の過去のモロモロの秘密を知っていて、
人類はそれがある限り自分の言ったりやったりしたこと全てに責任を持たなければならない。
誰もがそんな機械を壊したいと思っているが、罪になるのが嫌で壊す事が出来ない。
そこで、大山昇太が例の如く美人の女性に騙されて<ヤマビコ13号>を壊すのだが、
自分は騙されている事を知らない。
ラスト、美人姉妹に騙されたことを知った大山昇太は
反陽子手榴弾を握り締める・・・



・・・とまあ、こんな話。
貧乏で単純で大した欲もないおいどんだけど、
どうしても許せないもの、男のプライドっていうのかな?
「男の意地」はある訳だ。


見かけはぱっとしないけどそういう所が魅力なんだろうな~。


機械化人都市<マシンナーズ・シティ> (松本零士)

2007-04-15 19:50:49 | 漫画家(ま行)
表紙カバー折り返し部分の説明より

無気味な新人類ホモレズのために、
あわれな機械化人間(マシンナーズ)にされた日本民族の最後の生存者モリ・シゲルの孤独な愛と復讐のドラマ!!
SFコミックの代表作家・松本零士の傑作

主人公であるモリの目の前に現れては死んでいく美女たち。
美女は勿論、睫毛の長~い髪の毛も長~~い、松本零士独特の美女たちだ。

毎回、毎回、ほぼ同じパターン・・・。
「男おいどん」では美女は去っていくが死ぬことはないけど、要するにそういうパターン・・・。
ま、<大マンネリ>とでも言えばいいのだろうか?

そして、その<大マンネリ>がいいのだ。

松本零士節、炸裂!!っていう感じで、
その<大マンネリ>の世界を堪能したいとファンは思ってしまうのだ。

一種の麻薬的快感なのかもしれない。


パニックワールド (松本零士)

2007-04-13 10:00:42 | 漫画家(ま行)
表紙カバー折り返し部分の説明文より

低く飛ぶ戦闘機の、はりつめた金属音。
ズッしりと重い、キャタピラの振動の響き。
朝から、一体、何が始まったのだろう?・・・・・・・・・
独自の幻想空間を、その巨大なスケールで切り開く松本零士の秀作短編集。



おんぼろアパート”風化荘”の四畳半の部屋に住む少年、敷井隆が主人公。
例のごとく、胴長短足、金はない。

”風化荘”の庭に戦争中に落とされた不発弾が実は”原爆”だった!!

・・・という訳で東京都民は逃げ出すのだが・・・

我らが四畳半の住民、敷井隆は逃げ出さない。
誰も居なくなった町で一人楽しむ。

「めったにないことばってん大いにたのしむど!
かねがねやってみたかったことが
いっぱいあるのだ」

喫茶店で下着姿でコーヒーを飲み、
ビルでターザンごっこをし、プラモ屋のプラモをいっぱい組み立てて走らせる。

各国の戦闘機が上空を飛び、
戦車が走る。
殺し合いも当然ある。

非常に緊迫した情勢なのに、主人公は相変わらずマイペースで行動する。

パニックものは色々あるけれど、”大四畳半パニック”とでも呼ぶべきこの作品は、
切羽詰った緊迫感とのんびり感が見事に融合した独特の”松本ワールド”だ。

四次元世界 (松本零士)

2007-04-12 08:45:34 | 漫画家(ま行)
(1969・1970年頃に描かれた短編集)

「男おいどん」が1971年ぐらいだったから、これらは松本零士が人気漫画家になる一歩手前といった頃の作品だと思う。

この時代っていうのは「高度経済成長」とかいって大阪万博があったり、日本中が浮かれていた時期である。
明るく文化的な暮らしになっていった人たちも多かったに違いない。
しかし・・・そこから取り残された人たちだっていた訳だ。

ある意味、その取り残された人々の悲哀を感じさせる作品でもある。

ただ、救いは彼らには「未来」があったという事である。

主人公たちは、ほとんどが「貧乏」で「ブサイク」で「短足」である。
美しい女性が現れても彼女たちは顔が良くて金持ちの男と去って行く・・・。というパターンばかり。
この「四次元世界」の1巻には同じパターンのものが非常に多い。
2巻になると多少パターンは変わるが根源は同じだ。


作者のあとがきから抜粋してみよう。
「自分自身にとっても四次元的なもの、というのがこの四次元世界シリーズである。
(中略)
良くも悪くも、すべての作品は自分の分身だと思っている。
その分身の中でも、四次元シリーズとして収録したものは、特に愛着のあるもので、恥ずかしい気がするというのは、これらの大部分が、ムキになっていた当時の意地の固まりであるからだ。」


『ムキになっていた当時の意地の固まり』・・・何となくわかるような気がする。
「未来」だけがある若者。
言い換えれば「未来」しかない若者。
暗く冷たい四畳半で必死に未来を夢見て頑張る青少年!!!

近頃の若者のほとんどはこういう体験などしたことがないのだろう。
冷暖房完備のワンルームマンションでお金の心配もせずに
ぬくぬくと生活している若者よ!!
もっと「苦労」してみろよ!!!
・・・と、つい言いたくなってしまう作品だ。(苦笑)

トラジマのミーめ (松本零士)

2007-04-11 09:39:28 | 漫画家(ま行)
(「トラジマのミーめ」プリンセス1975年~1977年
「アイアム ミーくん!」「サムライ ミーくん!」「レッツゴー ミーくん!」「OK ミーくん!」り
ぼん 1968年)


松本零士と言えば「銀河鉄道999」とか「宇宙戦艦ヤマト」というイメージの人にとっては、
こういう可愛い動物ものを描いている事に違和感を覚えるかもしれない。

・・・が、結構この作者はこういう漫画をたくさん描いているのだ。
それに脇役として色んな作品にミーくんは出てるしね。

私が小学生の頃、この「ミーくんシリーズ」とか可愛いふわふわの巻毛の犬が出てくる「巻毛のロン」だとかをよく読んでいた。
だから、小学生の頃の私が描く犬はどれも松本零士タッチだったと覚えている。


彼の動物漫画はどれも何故か哀しい。

可愛い動物が出てくるんだから楽しい話にすればいいのに、
死んだり、飼い主の引越しで別れたり・・・。

現実にも確かに<死別>は訪れる。

可愛い動物を可愛いだけにせずに<辛い現実>を描くことによって、責任持って飼ってやってくれ!というメッセージを込めているのだろうか?

作者自身、大の猫好きで<ミーくん>のモデルもいたらしい。

真の猫好きによる<猫漫画>だから、より読者の胸を打つのかもしれない。


宇宙戦艦ヤマト (松本零士)

2007-04-10 21:03:24 | 漫画家(ま行)
(冒険王 1974年11月号~1975年4月号掲載)

<ヤマト>は私の青春だ~~~~!!


・・・と、TVなどでささきいさおが「宇宙戦艦ヤマト」を歌っていると叫びたくなる私です。
ただし、そのセリフを耳にタコが出来るほど聞かされてきた我家の娘たちは、呆れ顔でこう言うのです。
「お母さんの<青春>って一体幾つあるの?」

ま・・・「ルパン三世」も青春だしね・・・。青春がいっぱいあるって楽しいじゃない??(笑)


アニメのヤマトが始まった時、裏番組は「アルプスの少女ハイジ」をしていた。
どっちを観ようかと迷ったが既に観ていたハイジを途中で止めたくはなかったので、ヤマトを観始めたのは途中からなのだ。
その後何度も再放送をしたので全話観ることが出来たけどね。

あの主題歌はいいよね~~~。
何度聴いても飽きない。
生でささきいさおが歌っているのを聴いた時は、ただただその迫力に感動してしまった。
作詞が阿久悠、作曲が宮川泰だから素晴らしいのは当たり前?



劇場版1作目を映画館に観に行った時は、中に入るのに並んで待って、しかも「立ち見」だった記憶がある。
都会の人は並ぶなんて珍しいことではないかもしれないが、田舎で映画を観るのに滅多に並んだりしない。
「立ち見」なんて今考えるとよく観たもんだ、と思う。
今だったら「席がないので立って観て下さい」なんて言われたら観ずに帰りますよ、ホント!
あの頃は若かったな~~~~!(遠い目・・・笑)



その後「さらば宇宙戦艦ヤマト」とか続々と続編が作られたが続編にはあまり魅力は感じない。
ラストシーンで茶色い地球が見る見るうちに青い美しい地球に戻る・・・っていうので最後でいいじゃないか、と思うのだが商業的に考えるとこれだけ人気があるのだから作れば作るほど売れるっていうことなのかな~?・・・ま、仕方ないけどね。
著作権でもヤマトはいろいろ揉めたみたいだしね。




ヤマトって、<男のロマン>とか何とか、ある意味古い考え方が前面に出てるよね。

<沖田と古代守の会話>

沖田:明日のためにきょうの屈辱にたえるのだ
この敗北はかならずとり返せる
がまんして逃げよう
それが男だぞ

古代守:沖田提督!!
ぼくは逃げたくありません
戦って戦って戦い抜いて
かなわなくとも一せきでもガミラス艦を道づれにして
死んでやります
それが男だとぼくは思います



<時代錯誤>と言う人もいるだろうけど、こういう松本零士作品によく出てくる<時代錯誤>的考え方って結構好きである。



ラスト・・・地球を見ながら死んでいく沖田艦長のセリフもいい。

沖田:佐渡先生
佐渡:……

沖田:わしをしばらくひとりにしてくれんか?
佐渡:……

沖田:わしにはやっと魂のゆく場所がわかったような気がするよ
佐渡:……

沖田:古代や島や地球に住む大勢の若者の中にわしの魂はいきたがっているよ……
わしの身代わりに死んでいった多くの地球の宇宙戦士といっしょにな
先生……
ありがとう

(黙って沖田艦長に背を向けて部屋を出る佐渡先生。ドアを出た所で涙を流し立ちつくしている。)
佐渡:………

沖田:地球だ
わしは帰ってきた
わしの生涯にくいは……ない



やっぱり、「ヤマトは私の青春だ~~~♪」



拝み屋横丁顛末記  (宮本福助)

2007-04-09 08:45:46 | 漫画家(ま行)
とある商店街のとある路地。
そこを曲がるとみえてくるのが「拝み屋横丁」。
その長屋を舞台にした霊感ギャグ漫画???


陰陽師に神主、坊主、幽霊などなど・・・
実に個性的なキャラばかり。
しかも、この主要登場人物の平均年齢・・・一体何歳なのかわからないけどかなり高い!!

いつも出てくるご隠居三人組、通称<三爺>(さんじい)なんてホント、一体何歳なんだ~~??っていう感じ。
最近の漫画って年齢の高い登場人物が多いような気がする・・・と思ったが、単に私がそういう漫画が好きだってことなのだろうか??(笑)

まあ、じーさんトリオも面白いし、オカマの幽霊も面白いし、
とにかく楽しめる漫画なのよね~。

この作者の作品を読んだのは初めてだが、背景も実に丁寧だし今後が楽しみな漫画家っていう感じだね。

シャーリー (森薫)

2007-03-13 09:29:07 | 漫画家(ま行)
(2003年発行)

13歳の少女シャーリー・メディスンの物語。
彼女はカフェーの女主人であるベネット・クランリーの「メイド募集」の広告を見てやって来たのだ。



大人しいけれど芯は強くて完璧主義!
とにかく可愛い!!
ベネットの代わりに私がシャーリーを雇いたい気分になってしまうくらいだ。(笑)



「エマ」もいいけど「シャーリー」もいい。
どちらも非常に丁寧に描かれていて、作者の作品に込める愛情が伝わってくる所がとってもいい。
今後が楽しみな漫画家である。


エマ (森薫)

2007-03-12 09:42:43 | 漫画家(ま行)
19世紀末の英国メイドの物語。

1巻が2002年から月刊コミックビームに連載されているようだが、ここ数年の間にかなり絵が進歩している。
もともと下手な絵という訳ではなかったが、イマイチもったり感?があったのが最近ではかなりシャープさが出て来ていて今後どう変化していくのか非常に楽しみな絵だ。

ストーリーは一言で言うと

「身分違いの恋」

使い古されたテーマではあるが、料理方法でいくらでも面白い話になるテーマでもある。
ストーリー展開はどちらかと言うと遅い。・・・恋愛ものはどちらかと言うとあまり好きでない私は恋する二人がモタモタしてるとイライラするのだが(笑)・・・これは何故か許せる。
たぶん、この作品の雰囲気が素敵だからだろう。

19世紀末の英国・・・を単なる想像だけで描いている訳ではなく非常によく下調べをした上で描いているようだ。
それがいい。とってもいい。
何気ないようなシーンでさりげなく「当時の英国」の雰囲気が漂っているなんて、何だかちょっと得したような気分になる。

キャラも実に魅力的。

アニメになっているらしいが観ていない。原作の雰囲気を出せているのだろうか?

ブロードウェイの星 (水野英子)

2007-01-29 09:27:45 | 漫画家(ま行)
(週刊マーガレット 1967年38号~1968年18号掲載)

舞台女優を夢見る女の子、スウは母を亡くし、独りニューヨークへ旅立つ。
そこに待ち受けていたものは楽しいことばかりではなかったが、
持ち前の明るさと努力で次々と克服していく・・・。


これはリアルタイムで読んでいた。


今、読み返してみると
最初はやっぱり絵が古いな~っていう印象を受けるのだが、
読んでいるうちに、それがちっとも気にならなくなってくる。
それどころか、伸びやかで力強くそれでいて柔らかい線の美しさを改めて実感するのだ。


古くなっても美しく完成された線はいつまでたっても美しい。


あとがきで作者が、
「この作品は恐らくまんが界では初の本格的なアクター物だったと思っています。」
と、書いているように昔の少女漫画にしては大変異色の
リアルなものだったようだ。



それより私が強く感じたのは、黒人差別に正面から取り組んでいるということ。



時代的には、この作品を描いた頃は
白人以外の人権主義の波が高まって来た時代だったそうだ。



子供の頃、読んだ時にはそういうものをどう捉えていたのか記憶にないのだが、
大人になって、今読むと、
人種差別の理不尽さが強く心に迫ってくる。



スウは混血であるがゆえに苦しむ。
しかしスウの恋人のジムは言う。

「きみの中には灼熱の太陽の下で燃えていた熱い原始の血と
遠くフィヨルドから立ちのぼる青い霧にそだてられた
透明なやさしさとが流れている
だれがのぞんでも持てないものだ
(中略)
さあ世界中に自慢するんだ私は混血なんだと!
誰一人持つことの出来ない
すばらしい血が流れてるんだと!」


魔夜峰央の「ダリ的魔法術」 (魔夜峰央)

2007-01-28 11:24:19 | 漫画家(ま行)
(2005年1月1日発行)

MARCデータベースより
ダリ作の絵画「目覚めの一瞬前、柘榴の実のまわりを一匹の蜜蜂が飛んで生じた夢」をモチーフに、イメージの錬金術師・魔夜峰央が解き明かすダリの謎。パタリロ殿下とミーちゃんのハチャメチャ漫画「ダリ的魔法術」講座も収録。




魔夜峰央もダリも好きだから、図書館でこの本を見つけて即、借りてきた。

感想は・・・。
悪いとは言わないんだけどね。
装丁も凝ってていいんだけどね。。
ダリの入門編としては良いのかもしれないんだけどね。。。

ごめんなさい!
ちょっと物足りなさを感じました。

これで(定価:本体1600円+税)はちょっと高いです。
図書館で借りたからいいけど、
自分で新刊で買う気には・・・。