奥羽遠征の2日目は4001レ、寝台特急「日本海」の撮影から始めました。牽引するのはJR西日本敦賀地域鉄道部のEF81-106号機、24系客車はJR東日本青森車両センター所属という組み合わせです。
前夜、喜多方から弘前へ移動する際、いたるところで豪雨に見舞われました。東北道経由で北上したのですが、羽越本線は大雨のため運転見合わせになっていました。「パーイチファン」さんから列車遅れに気をつけるようにと、親切なメールをいただいていましたが、午前0時に運転再開見込みとのことで4002レなどは影響を受けても4001レや2021レは大丈夫だろうとタカをくくっていました。
午前5時30分に弘前駅前のホテルを出発。雨は上がっています。「これなら『はまなす』に行けばよかったね」などと話しながら白沢-陣場の有名撮影地へ向かいます。ところが、碇ヶ関を過ぎて矢立峠にさしかかるころから雨が降り始め、目的地につくと前も見えないほどの雨となりました。気象情報会社の10分予報でも雨の強さは「ゴォー」の連続です。車の屋根に当たる雨の音も激しさを増すばかりです。これでは撮影にならないと、雨は降っていなかった弘前市内へと戻ります。
途中、掲示板の書き込みを見ると、4001レや2021レも大幅に遅れているとの情報です。考えが甘かったようです。人の忠告にはきちんと耳を傾けるべきですね。
さて、おおよその到着時刻は予測できますが、念には念を入れてと弘前駅で尋ねると「日本海は2時間、あけぼのは1時間遅れの見込みです」とのこと。このため、いったんホテルに戻って朝食をとったのち、弘前駅に比較的近い撫牛子-川部に移動しました。片方が田んぼ、片方が林という場所を見つけ、ここで撮影することにします。比較的架線柱の間隔が広く撮影しやすいポイントです。しかし、撫牛子(ないじょうし)って、難読駅ですね。
それぞれ思い思いの場所にカメラをセットして待っていると、弘前駅の説明通りほぼ2時間遅れで4001レが姿を見せてくれました。見慣れた敦賀のローピン81ですけれど、午前中に青森行きを撮影できることに感動しました。大阪から青森へ。終着はもうすぐです。
2010-8-15 JR東日本奥羽本線 撫牛子-川部 遅れ4001レ「日本海」 EF81-106
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,170mm,ISO 200
1/800秒,f5,-1.0段,WB:晴天
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大鰐ラーメン、覚えておきます。源タレというのも、ユニーク(?)な商品ですね。これも覚えておきましょう。
青森まで乗りましたけど、走っているのを撮ったのは滋賀までしかないのですが
青森付近で撮ったら、遠くからやってきたことに感慨深くなりそうです