昨日のゲリラ豪雨で、借りているトランクルームで雨漏りが発生したようです。管理会社から「被害がないか確認してほしい」と連絡を受け、今晩見に行って来ました。幸い何の問題もなく、久しぶりに置いてあるものを見てきました。その中の一つが、JR西日本京都総合運転所に配属されていたボンネットのクハ481-106の車内放送装置です。481-106は、白鳥などに活躍したA-09編成(当時)の先頭車で、東急車輌の製造です。新製配置から廃車まで京都を動かなかった、同じ京都人として非常に親しみを抱く車でした。
この車内放送装置は今から十数年前になりますか、正規に手続きをとってJR西日本吹田工場から払い下げを受けたものです。実はボンネットが廃車になっていくのを残念に思った友人が記念に欲しがったため、伝手を頼って種々の手続きを行って時間をかけてようやく買わせてもらえた思い出の品です。
装置に裏にマジックで、Tc481-106と黒々と書いてあります。ただし、6の下に違う数字が隠れているようで、最初は別の車のものだったのかもしれませんね。ただ、最後は106の運転席にあったものでしょう。
また、隣のオルゴール装置の横には「ムコ77」のシールが張ってあり、裏にはマジックで「Ts8-114」と「481-97サロ」の文字が書かれています。もう一つの側面には「581-30」とも。このうち、114と481-97サロの文字は上から横線が引かれて消されています。オルゴールを鳴動させる装置は転々として、最後に106の元に来たみたいです。
正直、知人のために払い下げを受けたときは、これ、どうしようかと思っていたのですが、今や481のボンネットはなくなり、485さえ京都総合運転所から消えようとしています。大変貴重な物をひょっとして持っているのではないのか、と考える次第です。なんかきちんと配線すれば、使えるらしいのですが・・・。ひょっとして、これが猫に小判という状態なのでしょうか。
2011-7-29 JR西日本 京都総合運転所 クハ481-106の記念の品
にほんブログ村
にほんブログ村
元A09編成 クハ481-106の車内放送オルゴール機器が出て来ましたか。まむしさん 僕から見ても 大変懐かしいてますね。クハ481-106は 確か 大阪方の先頭車で組成され、相方の先頭車がオリジナル原型車 クハ481-126との編成で、特急 白鳥号・特急 雷鳥号で活躍した編成ですね。
写真を見ていると「鉄道唱歌」が聞こえて来てそうです。特急 雷鳥号・特急 白鳥号に乗車した気分になりますよ♪
現在 向日町に残っているパノラマ編成A01編成が吹田工場へ旅立つ時に 京都485系の歴史が幕を閉じます。車内放送のオルゴールが いつまでも京都485系の歴史を語り継いでくれるでしょう
まむしさん、大切して下さいね。
私も481白鳥で何度も北海道に行ったので、この106の編成に乗ったかも知れないですね。その際の放送装置かも知れないと考えると、懐かしいですね。
大切にしようと思います。