ゴールデンウイーク前半の3連休の最終日は、JR西日本・二条駅近くのTOHOシネマズ二条に家人と映画「阪急電車」を見に行って来ました。天気が悪いからか、朝9時45分からの上映なのにチケットは完売です。シネコンなので、他の映画もかかっていますが、どれも満杯です。前夜にネットで購入しておいて助かりました。
映画は、結論からいうと「よかった!」です。ある新聞の映画評に西宮と宝塚を結ぶ阪急今津線という限定的な場所が舞台になっているため、全国で上映している映画館数が少ないと記されていました。私も同感です。全国の人に見てほしい、と思いました。
詳しい内容はネタバレになりますので書きませんが、登場するたくさんの女性たちが一人ひとり成長して、かっこよくなる物語です。かっこいい、というのは見目麗しいかっこよさではなく、人として女性としての態度、考え方のかっこよさです。思わず二度涙をこぼしましたし、くすっと笑う場面もありました。
個性を大事にしよう、とよく言われますが、個性を輝かせていくことも大切です。個性を大事にするだけでは、独りよがりの周囲に受け入れられない人間になっていくかもしれません。個性を輝かせるのであれば、周囲に認められる存在になっていくことができるし、必要なのですね。この映画はそんなことを考えさせてくれます。
登場人物の年齢はまちまち。どこかで壁にぶつかっている人がいたら、見ると元気になりますよ。もし、学校でいじめに合っているような人がいたら、それを乗り越えるヒントになるかもしれません。
西宮北口から宝塚まで片道15分の今津線。そんな短い時間でどういう映画になるだろう、と思っていたのですが、見事につながっています。
ぜひ、一度見られることをお勧めします。
中谷美紀はきれいだし、宮本信子はさすがですし、戸田恵梨香もさっそうとしています。このほかの登場人物も素敵な人が多いです。
そして映画の随所に出てくる阪急電車と駅、沿線風景。
エンディングの走行シーンの数々も見どころです。
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あれま、三重県は上映されませんか。よい映画なのに残念ですね。でも、やはり中京圏の人にとって、いきなり「阪急電車」ではなあ。映画館も採算を考えると踏み切れないのでしょうか。でも、だんだん評判が高まって上映されたらいいですねえ。
南さんは、映画では、おばちゃんをよい感じで演じていましたが、さすがに女優さんなので直に見るときれいでしょうね。そして腰が低いというのが大事ですね。謙さんの奥さんなので、それも好印象ですね。
そうです、小林はこの映画の中心的な駅ですね。4日にオープンした大阪ステーションキネマでも上映するようですね。
シネコンになって数多くの映画を見られるようになりましたが、一方で移り変わりも早いし、時間も限られるケースが多いですね。ただ、京阪神では「阪急電車」は結構よい扱いをされていますので、見る機会は作りやすいと思います。
この映画、原作を読んだら凄く良かったので観たいと思ったら三重県では上映しないみたいなのでDVDを買おうと思ってます。
余談ですがこの映画に出演している南果歩さんを某所で見たことがありますが映像で見るよりはるかに綺麗で清楚というより凜とした感じで腰も低かったので大好きになりました(笑)。